金春屋ゴメス



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初公開日(参考)2005年10月
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長編小説

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金春屋ゴメス (新潮文庫)

2022年06月27日 金春屋ゴメス (新潮文庫)

競争率300倍の難関を潜り抜け、日本から江戸国へ入国を果たした大学生の辰次郎。同期入国は、元外資系金融勤務の時代劇オタク松吉(NY生まれ・24歳)&28ケ国を渡り歩いた海外旅行マニアの奈美(25歳)。奉公先は、容貌魁偉、冷酷無比、極悪非道、厚顔無恥、大盗賊も思わずビビる「金春屋ゴメス」こと長崎奉行馬込播磨守だった! ゴメスは、辰次郎に致死率100%の疫病「鬼赤痢」の謎を追えと命じる――。第17回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

金春屋ゴメスの総合評価:7.85/10点レビュー 40件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

金春屋ゴメスの感想

大当たり!!

今回、彼女の作品を初めて手に取りました。

ファンタジー大賞受賞作ということで 数年前に購入したものの、この題名から なかなか食指が動かないまま、未読の山に埋まったままになっていた。

が、読んでみてそんな懸念は一蹴。

時は近未来の日本。

北関東の沿岸に『江戸』と名付けられた治外法権、鎖国状態の地域があり、そこでは 江戸時代さながらの暮らしを営んだ世界がある。

そんな設定のなか、そこでは いろいろな事件が発生しながら、それを解決するというストーリーながら、巷に転がっている ただ時代風俗を楽しむ江戸時代ものとは一線を画しており、現実に存在する通常の現代社会との関わりも一興。

もうひとつの魅力、六尺六寸というから 体長196cm 、173kg 巨魁の女奉行を筆頭に、主人公の辰次郎ほか松吉など、登場人物が非常に魅力的でこの作品を大きく盛り立てている。  了

とも
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.39:
(2pt)

著者の変遷の一つとして読んでみた

ファンタジーノベル賞、受賞とのこと。
そうなんですね。ファンタジーノベルが楽しい方々には、これは面白いのかもしれません。

私は、登場人物の背景や必然性がわからず、ただ、荒唐無稽にストーリーが進んで行くのが、
楽しいとは思えませんでした。なぜこの人?なぜこの場所?と腑に落ちないまま。
ただ、人と場所を変えながら何かが(必然ではなく)動く。

途中で挫折です。
著者さんの、その後の著作は、それなりに楽しいので、これは「幻のデビュー作」のままで、
私の中では封印しました。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
4101357714
No.38:
(2pt)

臭い

中古品の購入ではあるが、カビ臭くて驚いた。
Amazon発送の別の文庫本は何ともなかった。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
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No.37:
(4pt)

日本のバチカン

日本の中に独立して江戸があるという想定がユニークですね。大きさは東京神奈川千葉を合わせたくらいで場所は北関東と東北の一部とのこと。幕府があり侍がいて町場は商人職人がおり、田舎には百姓が田んぼを作っている。人々の生活様式から文化はまったくの江戸時代後半という設定。最初、この設定を思いついた段階で何を題材にしようが一風変わった物語が展開しそうだ。その中にとんでもない長崎奉行のゴメスがいるのだから尚面白い。単なる時代小説ではなく、今が絡んでくるのでちょっとややこしい。このお題目のゴメスでびっくりして、物語の主人公の少年はあまりぱっとしないのが若干の残念さが残った。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
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No.36:
(3pt)

ちぐはぐな世界観

アーミッシュ村のような近代文明を否定した特区が東京に創られたら・・・。着想はユニークでおもしろいのですが、最初に筋と落ちを用意して、後付けでご都合の良い世界を創造したように見えます。筋が流れさえすればよいので、世界観が浅薄なのですね。舞台となる”江戸”は、わずか30年前に創られた特区です。その地にあった近代的なインフラは取り除けても、近代的な生活をしてきた人々の記憶は残っているはずです。壮大なごっこ遊びをしているはずなのに、まるで江戸時代から連綿と繋がっているような生活描写に違和感を覚えます。江戸時代に転生したと設定した方がしっくりしますね。肝心の落ちも現代の文物だよりのひねりのない内容でした。ラノベとしても、ものたりない読後感です。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
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No.35:
(5pt)

面白い!構成の緻密さ!

この作者のことをすごく気に入っていて、何冊も読んだが、デビュー作をまだ読んでいなかったので手に取ると、わお!
デビューの時点ですでに、非常に実力派のプロ作家であった。
発想そのものが面白いし、特に、、疫病問題なので、コロナ禍に読むと、その面白さが増す。
私は通常、小説はどんどん読み進んで、読み捨てなのだが、この本に限っては、2度読んでしまったし、2度とも面白く感じた。
金春屋ゴメス (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:金春屋ゴメス (新潮文庫)より
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