(短編集)
さくらだもん!
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ミステリファンは、トリックそのものより、実行手順説明の雑さに絶句する人と思う。ただ、それ以外の部分は楽しめたと思う人は読み進めた方がいい。第2話以降は謎をシンプルにして小さくまとめる形に軌道修正。リラックスして楽しめる。 それにしてもキャラクターのうまさは毎度の事ながら唸らされる。今回は主要人物については一切掘り下げずにコメディに徹しているので、絶妙な軽さで弾んでいる。特に、このコロンブスの卵というか、ベタすぎて誰もやらなかっただけというか、名タイトルに100点満点でフィットした太めヒロイン(含むイラスト)が最高にいい。キャリア刑事に手柄と出世を押しつけて安逸な窓際ライフを貪るという、「おしい刑事」の逆みたいな構図も面白いし、正丸課長は(外見描写は少し違うが)どうしても岩松了の姿と声しか浮かばない。年齢不明の第二ヒロイン秋津さんは「昭和探偵」凝縮版だ。また、「業務管理課」の雑用業務だけは毎回きっちり描写されているので、そこだけはリアルな警察小説としても読みごたえがある。要するに楽しい趣向がてんこもりとなっていて、冒頭とラストをヘンな体操場面で照応させるシャレっけ、後があるのかないのか微妙な終わり方(これは2巻もそう)もうまい。 | ||||
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もともと『ジェイ・ノベル プラス』で2014-15年に配信されたもの。 全6話が収録されている。 警視庁の総務部業務管理課に勤務する事務職員を名探偵役に据えたミステリだ。 本職の刑事にかわってズバズバと事件を解決していくのだが、本人はまったくやる気なし。定時退社することだけを考えており、食い意地が汚く、どこでもだらけ、恋愛感情ともまったく無縁。およそ魅力のないキャラクターなのだが、妙に親近感を覚えてしまう。 事件の謎そのものも一定のレベルにあり、楽しめる。 | ||||
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作家さんが好きなので購入しましたが…残念です。アーユー・テディ?シリーズやインディゴシリーズを読んでからこちらを読むと物足りなさ面白さに欠けます。 これから上記シリーズを読むのならこちらを先に読んだ方が入りとしてはいいかもしれません。好みもあると思いますが…。 | ||||
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どこかで読んだことあるような、事件が発生して、 警察官ではなく、警察職員が、何かにひらめき、解決する。 その警察職員は、窓際職員で、普段は冷遇されていて、 お菓子が好きで、仕事はあまり好きではなく、手際も、要領も悪い。 簡単に読めるのだけが、取り柄と言えなくもない。 読む時間がもったいない気もするが、 何も考えたくない、推理小説を推理せずに読みたい、活字で暇をつぶしたい人には、 ほどよく2時間弱は消化できる一冊。 表紙のイラストが違うと、まったく見向きもされなかったのでは、と邪推する。 | ||||
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ラノベ系警察小説。 …といえばいいのでしょうか? 主人公さくらちゃんは、警視庁に勤めているけれど、なんと事務職員なんだ。 いやいや、この設定がいいですね。 刑事じゃない。 で、事務職員が、エリート刑事に難問をどんどん解決しちゃう。 あっ、という間に読めました。 軽いからいいというのではなく、さくらちゃんパワーに勇気を貰える作品です。 冒頭の、警視丁での朝の体操シーン。 ここからして、吹きだしますね。 | ||||
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