アー・ユー・テディ?
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もともと2008-09年に月刊文庫『文蔵』に連載されたもの。 24歳の「ほっこり」や「北欧デザイン」に憧れる女性が主人公。あるときフリマで買ってきた熊のあみぐるみに、捜査途中で殺された中年刑事の霊が宿っており、いやいや事件に関わっていくことになるというストーリー。 その設定がすべて。まったく生き方も趣味も世界も違う二人の掛け合いやすれちがいが楽しい。そして、いつの間にか息のあったコンビになっていく。 事件、ミステリとしては物足りない。 加藤さんはあまり長編に向いていないように思う。 | ||||
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洒落た雑貨屋をもつことを夢見るフリーターの和子が、たまたま目の合ったクマのあみぐるみにひかれて、買ってつれかえったところから話は始まります。 なんとあみぐるみには、殉職?したおじさん刑事の霊がついていて、事故として扱われた事件を洗いなおそうと、和子を雇いあげる。 アーユー・テディ? はもちろん、Are you ready? です。 この設定、ものすごく気に入って、読みはじめました。 ホストクラブの奇抜な面々が謎をとくシリーズでデビューした著者。今回も登場人物の作りこみにはそうとう力が入っています。和子の、むだにエコ好きの母、ヘビメタオタクの兄、おもに放屁で意志をあらわす無口な父。「ほっこり」系のお店を持ちたい和子には、幻滅することの多い家族です。 おじさん刑事天野の部下だった、若いエリート刑事が、和子の捜査に協力してくれますが、これまたUMAマニアの奇人で、いちいち和子の癇にさわったり。 バッグの中から、和子を叱咤する、父と同じように冴えない、けれど仕事ひとすじのクマの刑事が、なんともいい味です。(新井素子さんの『くますけと一緒に』をちょっと思い出します。)このクマは、彼の追っていた心中事件の、唯一生き残った子どものものでした。 和子をふくめて、きれいごとな人間はひとりも出てきませんが、それでいて、だれもがキラリ、といい面を見せます。若い刑事冬野が、いつもクマのあみぐるみに敬礼するところは、ぐっときますし・・・食品業界の裏取引をめぐる事件は、あみぐるみの犠牲の上に解決します。家族に頭をさげてお金を借り、生前、顧みられていなかった天野の妻と娘に、お父さんの遺志をさりげなくつたえる和子。 そして、ラスト・・ わたしはほんとうにうれしかったです。 | ||||
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和子と康雄さんのでこぼこコンビが次々と事件の真相に迫っていくとこや、 今時な若者でふらふらしてた和子が康雄を通して成長していく姿など、 見どころ満載です。 途中途中いきなり話が飛んでる感があり情景が浮かばないとこがありました(;;)←私の理解能力が低い? そこらへん以外はホントにすらすら読み進めていけます。 なんだか終わり方も続きが出ていいんじゃないかみたいな感じで、密かに楽しみにしていますw | ||||
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