インディゴの夜
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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表題作含む4つの短編集。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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かなりライトなミステリーです。 内容としてはモロにIWGPなんですが、やっぱりホスト・キャバ等の夜の商売というのは題材としては優れていると感じました。 謎の組織、常時発生する揉め事、妙に高い連帯感。 どれもこれもが例えば学校なんかで起きると完全にファンタジーの世界ですが、夜の世界もある意味ファンタジーみたいなものなので説得力…というか「こんなもんか」と思えます。違和感があんまり無い。 ただこの作品は肝心の事件の内容がこじんまりとしてる上に、ひねりもなく終わるのが残念。 小説版IWGPの様にキザったらしい独白や、作者の主義主張なんかが全面に出ている様な中身ではないので読みやすいとは思うんですが、もうちょっと、例えば1冊全部使う程度の分量の大事件を読みたいです。 | ||||
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ミステリと呼べる展開なのは表題作ぐらいで、あとの三篇はサスペンス的な展開しかなく、 そのうえどのネタも使い古された物ばかりでミステリとしては正直いまいちだが、 ホスト業界という一風変わった世界観とそれなりの個性を持った人物たちは中々魅力的で、 全体的なノリが軽快なこともあり面白く読めた まだ温存している設定も残っているようなので、続きも期待したい作品だ | ||||
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クラブが舞台でホストやDJが登場する小説なのに、良い意味で2流役者のような立ち位置のクラブインディゴの設定にやられました。 もちろん主人公を助ける超売れっ子イケメンホストやミステリアスな敏腕マネージャーなどのお助けキャラも欠かせません。 よく言えばキャラクター小説なんだと思いますが、世界観がすごく入りやすいものになっていると思います。 ミステリー小説なのでもちろん事件が起きたりそれを解決するのがストーリーの流れですが、頭の中で各場面をイメージしながら読むと楽しめるんじゃないでしょうか。 | ||||
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クラブみたいなホストクラブという設定は、 斬新かつ奇抜でおもしろいです。 ただ、筆者の筆力不足なのか 今ひとつキャラクターがたっていません。 主人公の晶にしてからが 強気なお姉さんキャラという どこにでもいる印象しかもてません。 石田衣良さんのIWGPと比較されているようですが キャラクターの個性・存在感や シーンの臨場感等較べるべくもありません。 よく言えば軽くて読みやすいのかもしれませんが、 テレビドラマから役者の個性やシーンの迫力を除いたような スカスカとした軽さに思えます。 小説を原作とした映像は基本見ないのですが 本作では逆にドラマを見てみたくなりました。 設定がおもしろいだけに残念な小説です。 | ||||
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渋谷の片隅にある<club indigo>というホストクラブのオーナーとホストたちが次々に事件に巻き込まれ・・・といったストーリーです。 高い評価が多いので期待して読みましたが、すごく面白い!とまでは思えませんでした。 渋谷の様子が生き生きと描かれてますし、個性豊かなホストくんたちの活躍はそれなりに良かったですが、少し底が浅い感じがしました。スラスラは読めるけど、別に心を動かされはしないと言うか。 石田衣良さんのIWGPシリーズに少し雰囲気が似ている印象を受けました。IWGPから切実さや我武者羅な感じを取り除いてサラリとスタイリッシュにまとめたような感触。それを「ライトでいい!」と思うか、「物足りない!」と思うかは読者によって分かれそうです。 私が一番強く感じたのは、主人公の晶(30代女性オーナー)の描かれ方が今ひとつでは!?ということ。「ホスト君たちから頼りにされるサッパリとした姉御肌の女性」として設定されているのだと思いますが、あまり晶の魅力が文章から伝わってこず、ただの気の強い無鉄砲な女としか感じられませんでした。 この後に続編が複数出ているようなので、読み進めていくうちにイロイロな謎も解けてきて、登場人物たちの魅力もどんどん増してくるのかもしれません。その期待をこめて★3つに。 | ||||
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