刑罰0号
- 贖罪 (26)
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あっ、こんな本があったんだと西加奈子先生の本だと思い込んで購入。 こんなSFみたいな話も書くのかな?と違和感を覚えながら少し読み進み やはり、おかしいと気付いて作者を良く見たらお名前が全然違っておりました。 手元に本が無かったので、頑張って読み進めましたが途中で挫折。 やや筋書きが読めてしまう感がありました。 | ||||
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死刑に相当する罪を犯した人間に、殺した者の最後の苦しみを実体験させる。 これが本当にあったらすごく良いと思うが、人の心はそう簡単ではないのである。 映像化すると、今のCG技術ならかなりのものが作れるんじゃないだろうか、と思う。 確かに最初は上手くいくかと思いきや、問題が起きて技術は暴走していく。 細かい事は気にせず、物語を楽しめば良いのじゃないかと思う。 段々大きく広がっていって、壮大な物語になっていく。 単純に面白かった! | ||||
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人情物の西條奈加と思っていたが、思いもかけないSF小説を書いたものだ。死んだ人間から記憶を取り出し、生きた人間に埋め込んで疑似体験をさせるという話だ。こういうアイデアで、一体どんな話を展開していくのか。悲惨な記憶だったら、どうなってしまうのか。記憶は人格とどう関わって来るのか。最初から、広島の原爆投下が重い影を落としている。イスラム過激派、キリスト教世界の傲慢さ、核の不安などに上手くこのアイデアが直結してくるのだ。こんな目に会いたくないが、しかし目を背けてはいけないのではないか、と考えてしまう。 人物の描き方は、さすがに上手い。それぞれに魅力があるのだ。それにしても、野末眞のことが、ちょっと中途半端なような気がするが。 | ||||
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西條奈加さんが好きで、図書館で適当にある本を借りて読んでますが。 この本はちょっと毛色が違う。 優しさは同じですが。 私的にはあまり好きではなかったです。 死刑の代わりに刑罰0号を使うという内容で、脳に直接働きかけて実体験のようになる、みたいな感じで。 それを使って、世界中に原水爆を落とす(落とした時と同じ経験をする)、というのがグラウンドゼロという作戦で、アメリカはそれを止めようとして、開発者の博士の妹家族を順番に殺そうとするけど、ちょっとそこはムカついた。 いやいや、自分ら広島と長崎に実験的に落としてるやん、落とされてもしゃあないやろ、どんだけ自分勝手やねん、って思ってしまいました。 変なレビューになってしまいました。 すみません。 | ||||
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犯罪が起きたときに、被害者の苦しみを加害者に与える刑罰が刑罰0号。技術的なことは解決している世界で、それを人に適用したらどうなるかが描かれる。最初は、身の回りの小さな出来事の話だった。素直に刑罰の一つとして採用されるのかと思いきや、想像の範囲を越える場所や用途で使われる。物語のスケールも徐々に大きくなり!最後は地球全体を巻き込む。テクノロジーは使い方次第で人類を幸福にしたり不幸にしたりする。本書も0号システムを適用する場面の多様さが、それを訴える。さして重い物語ではないので、さくさくと読める。こんなテクノロジーがあったら、こんなことやあんなことができるなあが見事に小説になった。楽しく読了した。 | ||||
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