無暁の鈴
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読者を引っ張る。 西條奈加の作品では異色かな。 | ||||
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「まるまるの毬」も「心淋し川」も素敵な作品だが、自分が著者の最高作としてあげるのは本作である。 西條氏の作品は一通り読んでいる身だが、ここまで心に来るものはなかった。どちらかと言えば、「まるまるの毬」のように穏やかな作風の中で、家族や友情の尊さを気づかせる作品が多い中で、本作は出だしからかなり心を揺さぶられる。主人公が本当に愛した女性との別れから、艱難辛苦を経て、仏の道へと至る道程は、辛い人生を歩む人々に一つの確固とした生き方をも提示している。 途中の仏教的解説がやや冗長にも感じられるが、間違いなくオススメできる作品である。 | ||||
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傑作である。この作家の直木賞受賞作である「心寂し川」よりも、個人的にはこちらの作品の方がずっと好きだ。主人公は沖縄のパウロと呼ばれた新垣三郎という、元死刑囚の牧師に似ている。仏教とキリスト教の違いはあるが、若い頃に人を殺めてその後内面が大きく変わってゆく姿がダブってくる。人は誰しも間違いを犯す。大切なのはその後の生き方ではないだろうか。ラストシーンが素晴らしい。成る程、題名とラストシーンが綺麗に合致している。以前、田舎の同人雑誌でやはり千日行を達成された方の人生を書いた小説を読んだが、はっきり言ってつまらなかった。同じテーマで小説を書いても田舎の素人作家と、プロの作家ではこんなにも違うものかと思ってしまった。巻末を見ると、参考文献が13もあり、この小説のリアリティーを保証している。是非、若い方にも読んで頂きたい一冊である。 | ||||
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この本は僧侶になった無曉の一生を描いた本だが一般人にとっては、考えさせる本であった。即身仏になるという行為は私には十分にはわからない。読む本としては面白いと思う。 | ||||
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前半の生い立ちから仏門を叩く迄の展開や心情移入は〈どうなる?どうなる!?〉と、ページをめくるのがもどかしい程だった。が、修行に入ってからは描写に〈歴史ガイド〉が多用され、読み進む手のスピードはあっという間に落ち …。出羽三山の説明に終始する数十ページの内容の緻密さに比し、ラストに至る主人公の心情の移ろいの描写の濃淡が物足りなく感じてしまった。 | ||||
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