ネメシスの使者
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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死刑制度について考えさせる社会派ミステリー。 | ||||
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死刑制度についての問いですね。 | ||||
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冤罪をテーマとした『テミスの剣』の続編の本作は死刑制度をテーマとしている。難しいテーマをうまくミステリと絡めて仕上げてある。単純にミステリとして面白いだけでなく、死刑制度の是非について考えさせられる作品だった。 | ||||
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日本の司法制度に一石を投じた社会派ミステリ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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推理小説としては私的には満点ではない。 でも、同じような題材のお堅いノンフィクションより余程法律について考えさせられた。 生き物は皆、生まれたら死ぬものである。 子供を育てていた頃は、そんなこと考えている暇もなかったが、今は、年々迫ってくるその時が、どうか苦しまず楽に済みますようにと段々強く思うようになってきた。 …日本の死刑は拷問によるものではない。 愛する家族が殺されたら、その犯人は八つ裂きにしても気が済まないかもしれないのに、死刑と決まれば、全然ではないにしろ、割りとあっさり死んでしまう印象なので、生ぬるいと感じるだろう。 無期懲役はどうか。 死刑より減刑扱いだが、それこそ、その人間の考え方一つで辛くも楽にもなる。 拘束されることが拷問だと感じるか、中で作業はあるが塀の外より楽にご飯を食べられ、医者にもかかれると感じるか…。 どちらも遺族の無念を晴らせるものではなさそうだ。 だから、法に触れているのはわかっていても、敵討ちの殺人事件は後をたたなかったりするのだ。 この作者さんの小説は、ちょっとくどいくらいの部分もあるが(少しだけ読み飛ばしました。ごめんなさい。)、かえってそこが現実の法律の難解さとリンクして現実味を増し、敵討ち希望者をスッキリさせて、犯罪者を少しだけでも減らしているかも知れないと思った。 | ||||
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司法と死刑制度の問題を考えさせる小説だ。 また、刑務所の内部のルーテンの説明が新鮮で耳目を引いた。ストーリーは、殺人犯の遺族えの、代替殺人で展開し、その殺人に係る刑事と検察官を軸に、裁判官も巻き込んで、それぞれが、立場に応じて饒舌な語りで、読者に考えさせてくれる。 まあ、その意味では、大変よくできた小説だ。でも、入門書としては☆5だろうが、やや権力に忖度ぎみな感は否めないので、☆4ッにした。 | ||||
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犯罪加害者and/or犯罪被害者の親族の苦悩。 この主題の作品って七里先生、結構書かれてますよね。 ちょっと既視感があります。 そういう目で見るとなんらの新鮮味もない。 岬次席検事の事務官が犯人と言うのもちょっとやりすぎの感じ。 他の検事の事務官とかが犯人で良かったんじゃない? | ||||
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殺人ミステリー小説に面白い、なんて言葉を使うのは些か不相応だとは思うけど、最後の最後の展開までハラハラドキドキさせられるのは、アクションものを感じさせる。死刑制度の存廃に関して多方向からの意見感情を見て、気分はいっぱいいっぱい。でも考えるのから逃げるんじゃなくて考え続けなくてはいけないんだとつくづく感じた。ただの殺人ミステリーではない世のシコリに問いかけるような作品は中山七里さんの面白い作風。 | ||||
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2人の女性を惨殺した通り魔。検察は死刑を求刑したが、結果は懲役刑。その10年後、加害者の母親が惨殺される。被害者遺族の復讐か?まさかまさかの結末 | ||||
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