ハーメルンの誘拐魔



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初公開日(参考)2016年01月
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長編小説

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ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 (角川文庫)

2017年11月25日 ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人 (角川文庫)

”どんでん返しの帝王”が放つ、社会派ミステリ!人気シリーズ第三弾! 少女を狙った前代未聞の連続誘拐事件。身代金は合計70億円。捜査を進めるうちに、子宮頸がんワクチンにまつわる医療界の闇が次第に明らかになっていき――。孤高の刑事が完全犯罪に挑む!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

ハーメルンの誘拐魔の総合評価:6.76/10点レビュー 49件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(6pt)

ハーメルンの誘拐魔の感想

子宮頸癌ワクチンをテーマにした作品で、非常にメッセージ性が強い。ワクチン接種の利権に群がる行政と製薬会社を激しく糾弾するような内容で、こらだけなら☆8か9くらい。ただ、ミステリとしてはもっとどんでん返しの帝王らしさを見せてほしかった。

BOY
IM7XWAPW
No.3:
(8pt)

ハーメルンの誘拐魔の感想

社会問題、医療問題、利権問題を取り上げた作品で読み応えありました。
金と名誉で正義が歪まない世の中になってほしいと、つくづく感じる作品です。

kmak
0RVCT7SX
No.2:
(7pt)

ハーメルンの誘拐魔の感想

子宮頸がんワクチンによる副作用をテーマにした作品。
子宮頸がんワクチンについてインターネットで検索してみましたが、接種することが悪いことなのか、良いことなのか分からなくなってしまいました。
ただ、本作で書かれているように厚労省や製剤会社等が利益や保身を優先にしているようなら、許せないことです。利益を確保することが悪とは言いませんが、自分達の行動には責任を持って欲しいものです。

松千代
5ZZMYCZT
No.1:
(8pt)

ハーメルンの誘拐魔の感想

犬養シリーズの3作目。
いわゆる裏七里と言われている御子柴や犬養シリーズでは、メッセージ性の高い作品を多く世に送り出している作者ですが、この作品はそれらの中でも最もメッセージ性が高いのではないかと思います。
子宮頸がんワクチンの副作用を題材に薬害問題を描いた作品。
犬養の特性も発揮しづらい舞台であった事もあり、それを補うべく女性のパートナー、とも思ったのですが、そのパートナー、犯人推理には全く役に立っていません。
女性の代弁者として、男どもに物申すといった役どころで、正直捜査の場には邪魔者以外の何者でもなかったですね。
ってなわけで、ミステリー色は薄くなり、社会派に傾いています。
そもそも登場人物が少なく容疑者候補が絞られる上に、◯◯犯にしか思えない手口でしたから、読中から最後の展開が何となく予想できてしまいました。
お得意のどんでん返しも、着地点が予想できていたので効果半減といったところでしょうか。
だったら面白くなかったのか、というと決してそうではなく、これまでの無理くりなどんでん返し作品が安っぽく思えてしまえるくらい、読後はずっしりと印象深い作品になりました。

梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.45:
(3pt)

好きな作家だったので残念

好きな作家だったので残念です。HPVワクチンは様々な意見があります。HPVワクチンによる重篤な副反応は科学的には2025年時点では否定されています。もちろん、無いとは言いません。
科学的な評価は別として、HPVワクチンには単純化すれば3つの考え方があると思います。
1重篤な副反応はないだろう。
2重篤な副反応があったとしても利益の方が大きいから進めるべきだ
3重篤な副反応の可能性があるので中止すべきだ
私の期待はこれらの主張を互いにぶつけながら、理解し合い、結論は読者に任せるようなものだった。本書のように、科学的論拠のない主張を一方的に正しいとする登場人物たちには、頭の悪さしか感じなかった。

さて、例えば、こんな後日譚があったらばどう思うだろう。一部は実際の現実と重なる部分もあるが、あくまでもフィクションとして。

首謀者たちの努力によって、マスコミの大々的な反ワクチンキャンペーンが展開された。その結果、行政は方針を変え、HPVワクチン接種の推奨を中止し、費用の補助も停止した。

産科医協会も非難に晒され解散を余儀なくされた。

会長一家も離散し、会長は日本の世間の理解の無さに失望した。そして海外に活動の拠点を移した。

首謀者は理想の産科医を目指し、金銭的に苦労しながら医学部に入る。そこで現実を目のあたりにする。

事件後、産科医の数は益々減少し、産科医難民が増え続けていること。その影響か、出産時の死亡率が近年微増していること。
子宮頸がんによる子宮摘出、死亡数が益々増加している事。年間3000人もの若い女性が子宮頸がんのために亡くなった。子宮摘出はその数倍にのぼる。それは先進国では日本だけである。

医学生達も教授も彼女の素性を知ると蔑むような目をして距離を置くようになった。
研修医として首謀者を受け入れる産科は何処にも無かった。

世間は動かした。その時はそこに正義があったと思った。

ふとネットニュースを見ると、ある男の記事が載っていた。そこには東南アジアの新興国で精力的に活動し、HPVワクチン接種を説いて歩き、製薬会社から日本に回るはずだったワクチンを供給する確約を取り付け、政府や国民からマザーセイバーとして尊敬される、絶縁した父の姿があった。

では、マザーキラーは一体誰だったのだろうか。
ハーメルンの誘拐魔Amazon書評・レビュー:ハーメルンの誘拐魔より
4041032091
No.44:
(4pt)

現金70億円

なかなか面白かったが、現金を運ぶ場面は画龍点睛を欠いて残念だった。一人で現金輸送袋に入れて持てるのは、新券で1億5千万円、旧券で1億2千万円が限界で、小説における5億円というのはそもそも不可能ですね。走って運ぶのに、14人で70億円はどうやっても不可能。
ハーメルンの誘拐魔Amazon書評・レビュー:ハーメルンの誘拐魔より
4041032091
No.43:
(4pt)

面白いです

世の中の理不尽
やはり、命の平等は詭弁でしょうか
ハーメルンの誘拐魔Amazon書評・レビュー:ハーメルンの誘拐魔より
4041032091
No.42:
(5pt)

同感した

現在の政治の歪みを、ワクチンの副反応を通じて見事に曝け出してくれました。中山七里さんのどの作品も内情に詳しく感心させれ、読み始めたら最後まで一気に読んでしまいます。
ハーメルンの誘拐魔Amazon書評・レビュー:ハーメルンの誘拐魔より
4041032091
No.41:
(5pt)

どこかで……

巻末の「解説」に尽きる。もやっとしたものがすっきりした。本編も面白かったのだが、なぜか終わり方がわかっていたような……TVで映像化されたものでも見たのだろうか?大変売れている作家さんの本を読むときは気を付けないとと思った。
ハーメルンの誘拐魔Amazon書評・レビュー:ハーメルンの誘拐魔より
4041032091



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