震える牛



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初公開日(参考)2012年01月
分類

長編小説

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震える牛 (小学館文庫)

2013年05月08日 震える牛 (小学館文庫)

警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。当時の捜査本部は、殺害された二人に面識がなかったことなどから、犯人を「金目当ての不良外国人」に絞り込んでいた。しかし「メモ魔」の異名を持つ田川は関係者の証言を再度積み重ねることで、新たな容疑者をあぶり出す。事件には、大手ショッピングセンターの地方進出に伴う地元商店街の苦境、加工食品の安全が大きく関連していた。現代日本の矛盾を暴露した危険きわまりないミステリー。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.88pt

震える牛の総合評価:7.78/10点レビュー 124件。Aランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

震える牛の感想

巨大ショッピングセンターを軸にストーリーが展開されます。
読みやすさ、読み応え十分です。点が線になるプロセスが秀逸です。
ただ、プロセスが良かっただけに全てがキレイなラストであってほしかったなぁ…。
田川刑事最高です。

kmak
0RVCT7SX
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

いいですね!

社会派小説でかつ警察小説。
当方の好みにピッタリです。
事件のディテールでもう少し緻密な記述が欲しいし、最後の結末までの運び方も今一つ緊迫感に欠けるきらいがあるが、内容がいいですね。
著者の作品は初めて読みましたが他の作品も読んでみたいと思わせる良書です。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.6:
(8pt)

震える牛の感想

ただの強盗殺人と思いきや、その裏には大きな陰謀が・・・

▼以下、ネタバレ感想

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BOY
IM7XWAPW
No.5:
(7pt)

震える牛の感想

評判通り面白かったと思いますが、警察モノの限界を感じる作品でもありました。
結末は、結局そうか・・・って感じです。

Hidezo
GX0TU62Y
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

読ませる警察小説

メモ魔の異名をとる刑事を主人公にした警察小説。こつこつ丹念に関係者を訪ねて証言を掘り起こしていく主人公が良く描かれている。
初動捜査で筋読みしたように、当時盛んに起きていた不良外国人による荒っぽい強奪事件だと思われた。しかし、捜査は行き詰まり二年が経過したが解決には至っていない。
そんな事件に継続捜査班にいた田川刑事に再捜査の指示が下される。縦社会の組織の中でキャリア組の思惑が絡むなか、田川は先輩の教えどおりに聞いた話のメモを手帳に増やしていく。
丹念な地取りで監を繋げていく過程が読ませる内容だ。意外な方向に流れていき事件の真相が徐々に明らかになっていくところが、急でもなく都合よく運ばないところが良い。
大人な人間たちの行動と会話が描かれていて社会性もそれによってしっかりとした内容になっている。
誇張が大袈裟過ぎるといった批判が出そうだがエンターティメントに徹するにはこれぐらいが丁度よい。
田川刑事というキャラクターがとてもよく出来ているので、他にも作品があるようだから読んでみようと思う。
初の作家だけれど、いろいろある警察小説のなかでもこれはこれで良く書かれている。
もう少し早く読んでも良かったと反省した。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

震える牛の感想

食品偽装やBSE問題とミステリ(警察小説)を巧みに絡めた快作。
田川刑事はじめ、人物のキャラ設定もうまくいってます。
現実社会で起きても不思議でない、いや実際起きているこういう事件がいつになっても収まらない事実にただただ驚愕。
著者の切実なメッセージも伝わってきます。
今後も起きてしまうであろう、こういった食に絡む事件。
なんとかフィクションの世界だけにとどめてほしいものですが、起こしてしまうんですねェ、これが。

本好き!
ZQI5NTBU
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

震える牛の感想

コレは面白かったですね。ジャンルは社会派警察小説ですが、色々知らない事が勉強できた様な気がしました。ミステリーとしては、犯人の動機や犯行方法等に若干不満を感じます。また、ラストの展開からエピローグにかけて、好き嫌いが分かれるかも知れません。私は好みでは有りませんでした。しかし、さすがのベストセラー作品で、考えさせられつつ一気に読ませる。おススメです。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

これを読むとス-パ-で肉を買うのを躊躇?

あらすじを読むと、巨大企業の悪事をばらすみたいなフィクションに近いイメ-ジをとると思うが、半分は当たって?て半分は純粋な警察小説だと思った方がいいかも。

話の筋は巨大企業の強引な地方出店、ワンマン社長、アホ息子がキ-ワ-ド。この企業に個人の恨みで調査する新聞記者と、また別の過去の未解決殺人事件を調査している主人公刑事が最後には交差する。

主人公刑事が地道に聞き込みを行って容疑者に近づいていく過程は丁寧に描写されていて、思わず息をのむ。企業・一族を守ろうとする滝沢もヒ-ル役かもしれないが見逃せない。

最終的には、本題にある通り食肉・牛に絡む展開になるのだが、もっとどろどろした終わり方を期待していただけに意外にアッサリ。物語のバランスを取るための獣医師の変な正義と最終的には警察内部オチで7点。

タカタソン
HU0OGV5Q
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