(短編集)
物語のおわり
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.50pt |
物語のおわりの総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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一気に読み終えました。 | ||||
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未読の方はご注意ください
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私の湊かなえ作品への評価は、起承転・結の途中まではページをめくる手が止まらない それまでちらほらヒント的なワードがあり、もしかしたら…?と思いながら結を読んでいくうちに、やっぱりこれはこれだったのか!とわかり、宙ぶらりんになっていたパズルのピースが次々はまっていき完成するのが楽しい だけど結のラストはなんか微妙だなあ…という感じです こちらは一つ一つの話に1章『空の彼方』が共通して出てきて、且つ全体が繋がっています 結でパズルのピースがはまっていくのはさすが湊かなえですが そこに繋がる過程が知らない人から渡されたものをまた知らない人に渡すが成立していく…はちょっと無理があるのでは?でっかいどうはそんなに甘くない ラストに繋がる『街の灯り』は無理矢理繋がらせたように見えました 落とし物っていくらなんでもそりゃねーよせめて『湖上の花火』の主人公と接点持たせろと その後の『旅路の果て』は『空の彼方』のアンサーですごく良かった 個人的に珍しい、起と結が良くその間がイマイチな湊かなえ作品でした 1章に対する各話の主人公の感想はなかなか興味深いものがありました 夢を掴めるかもしれない立場にいたら、そのまま突っ走るか堅実に生きるか。自分ならどうするだろうか。どちらを選んでもあの時ああしていたら…と後悔するかもしれない、うーん… と、各話の主人公と同じく考えてしまいました その点で湊かなえ並びに作品的には大成功なんだろうなと思います | ||||
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物語のおわりを古本で購入しましたが、カラーペン、ボールペンの書き込みが多くガッカリしました。古本屋の問題と思います。アマゾンの古本で初めてでした。書店に注意が必要だと思います。 | ||||
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大変変わった小説の進行でした。一つのテーマがあり、各章は違うドラマが展開する。一気に読まなくても筋が途切れることはなく、第1章に最後の章でまたドラマがもどり完結する。大変歯切れのよい作品であり、彼女のまた別な作品を読みたい。 | ||||
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読む人の置かれる環境で、作品は如何様にも捉えられる。希望の作品にも、絶望の作品にもなる。今読んだ感想と5年後に読んだ際の感想は違うと思う。当たり前だけど、そういうことを気付かせてもらえる作品です。なので、面白いと思える人もつまらないと思える人もいること自体がこの作品の狙いなのかなと思います。レビューが割れていること自体、作者の狙い通りかもしれません。 各章で出てくる冒頭章の要約の仕方がその人を表現できている。この部分に着目して読んでみると本当に秀逸な作品だなと感じました。 | ||||
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人によって考えや感じ方は違う。 この至極当然な考えが本作のテーマだと思います。 ・・・ 未完の小説『空の彼方』をめぐる7人の物語。この未完の小説が北海道を旅する旅人たちの間を行き交う。そしてその終わり方をそれぞれ7人が考えるというもの。 面白いのは、やはり同じものを見ているのに人によって全く受け取り方が異なるというもの。また舞台が北海道ということもあり、旅行欲をそそります。 ちなみに私は、自転車で北海道を旅行する綾子が主人公の「ワインディングロード」が一番好みです。綾子が付き合っていた剛生という男のディスりが結構なくずっぷりで圧巻。また私事ですが大学生の時に自転車旅行で鹿児島や屋久島に行ったことがあり、読んでいて懐かしくなり、その点も評価が高い笑。 他方いまいちと感じてしまうのは、技巧が過ぎているというのか、物語が上手く出来過ぎており、最終章で終わりが読めてしまう感覚がありました。読み進めてきて、ああそういうことかと推測できるのも楽しい反面、そのパターンねと若干の既視感を覚えたのも事実。説明のし過ぎが即ネタバレに繋がりかねないので詳細は述べませんが、以前読んだ同氏による「花の鎖」という作品を私は思い出しました。 ・・・ 少し疲れた年末の折、積読本の中でお気に入りの湊氏の本を手繰って読んだものです。パンチは弱めですが、普通に面白い人生小説?でした笑 人生は選択の連続ですが、そんな選択に対峙する個々人の真摯さに元気がもらえる作品だと思います。カバー裏が作中作『空の彼方』の原稿になっているという遊び心も素敵です。 | ||||
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