あなたが消えた夜に
- 通り魔 (99)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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犯罪ミステリー小説というより、精神分析小説というような感じかななぁ。 | ||||
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ロジックを駆使した正統派のミステリ小説ではありません。しかし、この世に生きるものすべてが感じる「大いなる闇の論理」とでもいうべきものが、作品全体を通して痛切に伝わってきます。また、作中の人物によるさまざまな言葉に、作者の思いが色濃く込められているのがよくわかりました。ミステリとしても十分楽しむことができますし、文学史上においても貴重な作品として語られるに十分な小説だと思います。 | ||||
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中村文則の初の警察小説。期待した以上に完成度が高い、純文学でもあり、エンターテイメントでもある傑作だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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第一部•第二部は極上のミステリ。第三部は純文学の趣きがあり、ドストエフスキーの「罪と罰」に登場するラスコーリニコフの独白を聴いているような気分にさせられる。ところで中島刑事のトラウマについては、どうなったんでしたっけ? | ||||
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途中まではハラハラさせられましたが、ページが文字で覆い尽くされるほど長い 独白が出てきた辺りから読み疲れました。 スリや王国のほうが圧倒的に面白いです。 | ||||
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めちゃくちゃやられた面白い 持ってかれる | ||||
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最初、ミステリーだと思って読み始めたら、警察内部のヘゲモニー争いが登場して「おや、これは警察-組織を描く小説なのか」と思ってさらに読むと、最後の3分の1は登場人物の独白で、そこには無意識やら洗脳やら人間の本性やら贖罪やら復讐やら神やらが登場する。 そういう構成を「面白い」と思うか「破綻している」とみるかは人それぞれだろう。私は、面白くないこともないが、独白がしつこ過ぎてバランスを欠くと感じた。 主役(?)である「所轄」と捜査一課の刑事コンビは魅力的。 | ||||
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この作者の作品は『教団X』から立て続けになる。 前作もそうだったが、この作品も不思議な読後感がある。 ジャンル的には警察小説になるのだろうが、登場する男女2人の刑事の会話が、斜めにずれている感じが不思議だ。 どんでん返しがかなり錯綜して織り込まれているし、一時流行ったメタミステリーのようでもあるし、心理ミステリーのようでもある。 刑事のトラウマが頻繁に出てくるが、最後にはあまり関係なくなってしまう。 収束しているのに拡散していく・・・。 読後感としては、そんな表現になる。 そんなところが、この作家が世界で注目されている理由なのかもしれない。 | ||||
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