R帝国
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買ったまま積読状態だった本作。たまたま読んで驚いた。2016-17年の新聞連載だという。これ、新型コロナとチャットAI後の世界を、そしてトランプ-プーチン的政治状況(SNSによる陰謀の横行)を浮き彫りにし、日本会議自民党のカリカチュアを克明に描いています。主軸になるべき正義が、緻密な全体主義イデオロギーに対して、粗っぽい骨格でしか描けなかった点、結末が筋書き程度の展開に終わったこと、をマイナスとして星4つとしました。 | ||||
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こんなことは小説の世界だけにして欲しい。 | ||||
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「教団X」がひじょうに面白かったので、もともと好きだった中村文則さんの新作「R帝国」を出版後すぐに購入したにも関わらず、何年も積読になっていたものを引っ張り出して読みました。 私はとても面白く、夢中になって読めました。 ただ、小説作品としては読みながらいろいろと気になったためにタイトルのような表現になったのですが、小説作品としては、作品世界の設定やストーリーの展開、登場人物の造形などについては首を傾げたり、矛盾を感じたり、通常の小説作品を読む際に感じる登場人物への感情移入はありませんでしたし、ストーリーの展開も無理があると言えばあり過ぎだし、作者のご都合主義の上でストーリーが動いているだけと言われればそれまでの作品です。 この作品のレビューで☆1や2の人のレビューにも納得で、破綻している点や小説としての完成度の低さを指摘されると確かにそうだと認めざるを得ません。 が、が、しかし、それでもなお、私はこの作品が好きだし、2023年の今こそより多くの方が読むべき作品だと声を大きくして言いたいと思います。 作者が今の日本に感じていること、この社会の在り方への憤り、そして希望を持ちたいけれども世の中は既得権益を守る者だけが悪なのではなく、大多数の人々も同類なのだという諦観を、それこそ何の捻りも暗喩もなくストレートに登場人物に代弁させている点は鼻白みで工夫がなさすぎるのかもしれませんが、そういうマイナスをも含めて、私は激しく共感しました。 実際に何十か所も、激しく頷いてしまう登場人物の台詞があり、「その通りだよ」と思いを強めながら読みました。 それは、回りくどく伝えている時間などないという作者の焦りだと思えば、この作品の切実さが伝わってきます。 この作品を2017年に上梓しているのも、先見の明に優れていると言いたいと思います。 出版後すぐに読んで低評価の方々も、再度今読めば私のレビューにうなずける点もあるのではと思います。 私自身は、購入後すぐに読んでもっと衝撃を受けたかったような、2023年だからより理解できたと納得できるような複雑な気分ですが、とにかく日本の衰退が進んでいる今日に読んでいろいろ考えるために必読の一冊だと思います。 | ||||
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極秘計画のカギとなりそうなキーワード(写真)が出てきたので、それをのこれから解いていくのかと思いきや、たいした展開もなくあっさり敵の中枢自らネタバレを披露。しかも話がだらだらと長く黒幕感ゼロ。なぜか突然差し込まれるお色気シーンやロマンスシーンも突然すぎてこのシーン必要だった?と首を傾げざるを得ない。テロの末端が黒幕が語るような真実を知っていたりとか、なんともお粗末小説でした。 | ||||
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ほぼほぼ日本の近未来?と思いながら読んだので、あらゆる可能性がかなりリアルに感じられた。過去のテロや戦争を振り返るシーンでは、なるほどそういう解釈もあるかと勉強になったり。しかしほとんど希望のない結末は辛かった。未来は暗そうだなあ。 | ||||
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