去年の冬、きみと別れ



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.00pt (10max) / 5件

5.29pt (10max) / 28件

Amazon平均点

3.18pt ( 5max) / 95件

楽天平均点

3.15pt ( 5max) / 287件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

3.33pt

62.33pt

45.67pt

6.67pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年09月
分類

長編小説

閲覧回数5,823回
お気に入りにされた回数6
読書済みに登録された回数42

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

去年の冬、きみと別れ

2013年09月26日 去年の冬、きみと別れ

ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は、二人の女性を殺した容疑で逮捕され、死刑判決を受けていた。調べを進めるほど、事件の異様さにのみ込まれていく「僕」。そもそも、彼はなぜ事件を起こしたのか?それは本当に殺人だったのか?何かを隠し続ける被告、男の人生を破滅に導いてしまう被告の姉、大切な誰かを失くした人たちが群がる人形師。それぞれの狂気が暴走し、真相は迷宮入りするかに思われた。だが―。日本と世界を震撼させた著者が紡ぐ、戦慄のミステリー! (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

去年の冬、きみと別れの総合評価:6.29/10点レビュー 100件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

あのイニシャルは何だったのか

わかりません。 つまらない本でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人生を完全に間違えてしまった人々

幻冬者創立20周年記念の特別書き下ろし作品。200ページ弱と短めだが読み応えがあるミステリーである。
二人の女性を焼き殺したとして死刑判決を受けた写真家の男についての本を書くために、刑務所に面会に訪れたライターの「僕」は、被告の異様さに圧倒される。さらに、取材を進めるうちに、被告に大きな影響を与えた姉、謎めいた人形師など事件関係者たちが何かを隠しているような気がして、事件そのものに違和感を覚えるようになる。被告は本当に二人を殺したのか? 殺したのだとしたら動機は何なのか?
ストーリーの途中で登場人物が入れ替わるような展開もあって、多少理解しづらい部分もあるのだが、最後まで読み切ると「なるほど」と腑に落ちる。被害者も加害者も人生を間違えてしまったことで引き起こされた事件だが、日常に潜む「狂気」は普通の人の中でもいつの間にか育てられているという恐さが伝わってくる。
中村文則作品の中ではミステリーとしての完成度が高く、多くのミステリーファンにオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.3:
(5pt)

アンニュイな表現方法が…

村上春樹のようなアンニュイな表現方法は好き嫌い別れそう。(私は苦手)
ミステリーに関しては、伏線未回収や細かく説明されてないので消化不良感が否めない。
とはいえ、1日でさらっと読了。

3
1FCLK2W5
No.2:
(7pt)

去年の冬、きみと別れの感想

好みは分かれるかもしれない内容ですが、私は好みでした。飽きることなく最後まで一気読みでした。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

Teizou
PE2LTKEZ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

去年の冬、きみと別れの感想

ミステリとしての複雑な舞台模様と登場人物達の内面に潜む異様な雰囲気が文学的で印象に残りました。
ただ、個人的に複雑で雰囲気が重いものは苦手な傾向です。
異様な雰囲気も文学では強烈な設定かもしれないですが、ミステリだと普段から殺人事件やら異常な犯人や事件を読み慣れてしまっている為か、刺激が弱かった気持ちでした。好みではなかった為、この点数で。


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.95:
(4pt)

ノワール系エンタメ小説。最後のツイストにガクブル |『去年の冬、きみと別れ』中村文則

中村さんの作品はこれで三作目。
ノワールな印象の方なのですが、今回もかなりダークな作品でした。

・・・
連続殺人犯のルポを書くことになったライターと拘置所で死を待つ殺人犯。彼らの関係を断続的なスナップショットで綴るかのような描写。

その中で、奇妙(奇怪)な殺人者の姉がライターにとってターニングポイントになります。殺人犯の狂気と共に、その姉の狂気にもあてられ、ライターはこの姉の性に籠絡されてゆきます。

・・・
さて、私は次第に流れが良く分からなくなってきました。誰の視点でこの物語は書かれているのか?

実はこの視点の変化こそがこの作品のキーとなります。そして徐々に明らかになる、本作品の全体の構造。このあたりはじわじわ来ます。久方ぶりに感じた読書によるゾクゾクでありました。

何を書いているんだって? いやあ、ぜひとも読んでみて味わってください!

・・・
ということで中村作品を読了いたしました。

一見、狂人の独白かのような作風でありましたが、そんなところに留まらない大いなる?狂人が意図したスキームがありました。その構造が見えたとき、「なるほど」となる作品です。

ダークな作品が好きな方、ミステリ好きな方には楽しんで頂ける作品だと思います。
去年の冬、きみと別れAmazon書評・レビュー:去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.94:
(2pt)

純文学の部分は不要か

文章量が多くないので読了時間も短かった。作者が純文学系だからか、読み終わってもどこか釈然としないミステリーだった。最後まで読むと一応仕掛けはわかるのだが、やはりレビューにあるように〈後出しジャンケン〉の感は否めない。あくまでおれの私見だけども。
去年の冬、きみと別れAmazon書評・レビュー:去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.93:
(3pt)

ミステリーとしては中途半端

これは非常に売れた小説なので読んだ人は多いはずだが、すっきりしない読後感だった。作者にはもっとエンタメに徹して書いてほしかった。出だしがフォークナー(?)みたいでちょっと期待したけれども、叙述トリックを駆使したどんでん返しの連続に興ざめしてしまった。期待し過ぎたのかもしれないが。この作家なら、ほかにもっと良い作品がいくつもあるような気がする。
去年の冬、きみと別れAmazon書評・レビュー:去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.92:
(3pt)

ミステリー好きならもっと楽しめたかも

女を二人殺し死刑を言い渡された元カメラマンに主人公がインタビューに行くところから話は始まる。
犯人のカメラマン、彼が偏愛する姉、人形師、ストーカーの男、様々な人間に会い、
また獄中の犯人からの手紙が間に挟まり、事件の輪郭が徐々に明らかになっていく……。

純文学✕ミステリーとも評される構成・人物描写・そこかしこに仕掛けが満ちた一作
……なのだが、ミステリー超好き! というほどではない自分は最後まで読んでもイマイチ楽しめず。
謎解きパートを見ても、序盤から中盤にかけての退屈さを覆すほどの驚きはなく
登場人物たちがどうもみんな投げやりというか、魅力的に思えないため、惰性で読んで一応読み終わったという読後感だった。
全体に漂うなんか疲れた雰囲気はすごく上手に表現できていたと思う。
去年の冬、きみと別れAmazon書評・レビュー:去年の冬、きみと別れより
4344024575
No.91:
(5pt)

大どんでん返しに騙されました。

最後の最後に物語を全て覆す大どんでん返しがあり、2度読みたくなる作品です。
去年の冬、きみと別れAmazon書評・レビュー:去年の冬、きみと別れより
4344024575



その他、Amazon書評・レビューが 95件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク