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去年の冬、きみと別れ



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【この小説が収録されている参考書籍】
去年の冬、きみと別れ
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

去年の冬、きみと別れの評価: 5.00/10点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

人生を完全に間違えてしまった人々

幻冬者創立20周年記念の特別書き下ろし作品。200ページ弱と短めだが読み応えがあるミステリーである。
二人の女性を焼き殺したとして死刑判決を受けた写真家の男についての本を書くために、刑務所に面会に訪れたライターの「僕」は、被告の異様さに圧倒される。さらに、取材を進めるうちに、被告に大きな影響を与えた姉、謎めいた人形師など事件関係者たちが何かを隠しているような気がして、事件そのものに違和感を覚えるようになる。被告は本当に二人を殺したのか? 殺したのだとしたら動機は何なのか?
ストーリーの途中で登場人物が入れ替わるような展開もあって、多少理解しづらい部分もあるのだが、最後まで読み切ると「なるほど」と腑に落ちる。被害者も加害者も人生を間違えてしまったことで引き起こされた事件だが、日常に潜む「狂気」は普通の人の中でもいつの間にか育てられているという恐さが伝わってくる。
中村文則作品の中ではミステリーとしての完成度が高く、多くのミステリーファンにオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.1:
(7pt)

去年の冬、きみと別れの感想

好みは分かれるかもしれない内容ですが、私は好みでした。飽きることなく最後まで一気読みでした。

▼以下、ネタバレ感想

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Teizou
PE2LTKEZ

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