ウツボカズラの甘い息



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初公開日(参考)2015年05月
分類

長編小説

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ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

2018年10月10日 ウツボカズラの甘い息 (幻冬舎文庫)

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。彼女から化粧品販売ビジネスに誘われ、大金と生き甲斐を手にしたが、鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として突然逮捕されてしまう。無実を訴える文絵だが、鍵を握る加奈子が姿を消し、更に詐欺容疑まで重なって……。全ては文絵の虚言か企みか? 戦慄の犯罪小説。(「BOOK」データベースより)




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ウツボカズラの甘い息の総合評価:7.35/10点レビュー 77件。Bランク


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全10件 1~10 1/1ページ
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

オーソドックスなミステリーではあるが、筆者の文章力がやはり巧いのか、すいすい読める

mick
M6JVTZ3L
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

かなり面白かったです。
そして、この方の作品は読み易いですね。
サクサクとページが進みます。
600ページ弱の文庫本だけど、あっと言う間に読み終わりました。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.8:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

柚月さんのイヤミス小説…?。美醜、贅沢、華麗、嫉妬、羨望、劣等感、虚偽、策略に美容整形、マルチ商法、新興宗教、加えて女友だち、家族、精神病…イヤミス要素がてんこ盛りで8割ほどまで夢中で読みました。最後はちょっぴり落胆したものの、予想外の結末に、ある意味印象に残る作品でした。

はつえ
L7BVQMDY
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

途中のどんでん返しは見事

2012年〜14年に雑誌連載された長編ミステリー。平凡な主婦が陥った冷酷な犯人の甘い罠の謎を解く、警察ミステリーである。
幼い娘二人、夫とともに郊外で暮らす主婦・文絵は、趣味の懸賞応募で当選して出かけたディナーショーで中学時代の同級生だという加奈子から声をかけられた。自堕落な生活で醜く太っている自分に比べ、美しく着飾った加奈子に気後れする文絵だったが、加奈子から意外な言葉をかけられる。加奈子は実は整形したのであり、それ以来人生が好転したという。さらに、現在は高級化粧品の販売会社を立ち上げようとしており、文絵にビジネスパートナーになって欲しいと提案する。マルチ商法ではないかと疑った文絵だったが、「あなたはもっと美しくなれる」という言葉を信じ、加奈子の提案を受けることにした。
一方、鎌倉の別荘で頭を殴られて死亡した男が発見され、神奈川県警の秦刑事は地元署の女性刑事・中川と組んで被害者の身辺捜査を担当することになった。別荘は被害者・田崎が借りたもので、サングラス姿の女性が出入りしていたとの情報をつかんだのだが、女性の身元につながる情報は全く出て来なかった。それでも細い糸をたぐる地道な捜査によって、秦と中川は重要参考人として文絵にたどり着いたのだった・・・。
前半は、主婦・文絵が甘い罠に絡めとられて行くプロセスと田崎殺害事件の捜査プロセスが交互に展開され、二つのエピソードはどうつながるのか、サスペンスたっぷりのストーリー展開である。が、ある地点で重大などんでん返しがあり、後半はサングラス姿の謎の女性を追いつめる警察サスペンスになる。犯罪の構成、捜査の進め方、徐々に明らかになる犯人像など、警察ミステリーとしての読み応えは十分である。ただ、最後の犯人の独白的な解説、重要参考人となった文絵の扱いなどに若干の不満が残る。
女性が主役のミステリーファン、警察ミステリーファンにオススメする。

iisan
927253Y1
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

前半は倒叙モノ、後半は刑事モノ

前半は主人公で詐欺に加担することとなる文絵のパートと、事件を追う刑事のパートが交互になっていて、文絵パートは事件が起こるまでの経緯、刑事パートでは捜査の過程が書かれ、異なる時間軸が交互に出てくるあたりが、倒叙モノになっていました。後半からは遂に文絵に辿り着いた刑事の視点のみに収斂し、ここからは純粋に刑事もの。とはいえそこは柚月作品で、いろいろ驚く仕掛けがなされており、また、犯人に迫っていく過程はスピード感もあり、一気に最後まで楽しめました。

タッキー
KURC2DIQ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

序盤、柚月作品にしてはインパクトが弱い作品に感じましたが、後半は一気に高まっていくストーリー。
良く練られた内容だと思います。

kmak
0RVCT7SX
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

最後の展開が早かったかなあ?

今回もネタはすこぶるいい。
殺人事件の捜査とマルチ商法に引っかかる女性の話を交互に進める展開で、なかなか両者が繋がらない。
繋がる前は、誰が誰だろうと推理しながら読むのが前半の面白さ。
繋がった後はあの女は本当に実在するのか?という捜査を見届けるのが中盤の面白さ。
そして最後は、壮絶の過去を知らされ、事件の全貌が明らかになる。

非常にいいのだが、惜しい点が3つある。
まずプロローグは全カットでいい。文絵は最後どうなったかが書いていない、最後の展開が早すぎた。
これらをもっと詳しく書いて2部構成でも良かった感じ。まあ総合的には合格点で、500ページを超えるのに読み疲れは無かった。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

事故で子供をなくし生活に疲れ切った37歳の主婦を被害者の一人として描いたミステリ。
甘い香りでターゲットをおびき寄せ、その養分を全て吸い取るウツボカズラ。
美やお金への飽くなき願望がその罠へと誘う。
女性のあくなき「美」への願望やその執念は分からなくもないのですが、それにしても、「あなたは、もっと美しくなれる!」の一言でコロッと騙されてしまう。
男にはなかなか理解できない部分ですね。

序盤の2視点、繋がる事は明らかなのですが、簡単には繋げない。
この接点こそが物語のキモなわけで、この見せ方は上手いと思いました。
ネタバレにならないように言ってしまうと、一種の「なりすまし犯」な訳ですが、アイデアは秀逸に思いました。
ただ、接点が明らかになってからの展開が少し早すぎで、本来ならもっとスケールの大きな作品に出来た気もします

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(4pt)

ウツボカズラの甘い息の感想


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FSD78H58
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ウツボカズラの甘い息の感想

骨太な作品を描いてきた筆者にしては、女性的なテーマで、いい意味でも悪い意味でもあぁ女性作家だな~と思わせてくれた。
全体的に丁寧な書き方は好感が持てるが、後半の急展開とどんでん返しには驚かされる。
化粧品などのマルチ商法が出てくるあたり、女性ならではの視点も忘れず持ち合わせていますよ、ということか。
まぁたまにはいいかもしれません。

本好き!
ZQI5NTBU
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