ユートピア
- 心理サスペンス (72)
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ごめんなさい、全然面白くなかったです。 | ||||
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こういう小説はどう分類すれば良いのか迷う。 | ||||
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湊さんはイヤミスという作風ということで有名です。 ところが今まで、そのイヤーな気分はどこから来るのか、というのが何となく表現できずにいました。もどかしく気持ち悪い、何なんだろ、みたいな。 ・・・ で、本作のあとがき・解説の原田ひ香さん。 最近名前をよく聞きますね。 彼女がこれまた的確にイヤミスの原因やその理由を表現しています。少し長くなりますが引用します。 「湊さんの作品の特徴で私が一番好きなところは、登場人物たちの強烈は「主観」だ。 人称が一人称であれ、三人称であれ、細やかで少し神経質で、でも、誰にも流されない自我を持った人たちが登場する。そして、その複数の「主観」や「自我」が絡み合いながら物語らが構築され、進んでいく。 私はこれを「主観と主観の殴り合い」と呼びたい。普通なら、すれ違い、くらいの言葉を使うのだろうが、湊さんの作品にはそれではちょっと弱いと思うのだ。 一体彼らがなんのために殴り合うのか、戦うか、と言えば、「おのれの正しさ」を勝ち取るため、自分の正当性を主張するためだ。」(P.352) ・・・ そうそう、まさにこれです。これがイヤーな気分にさせるのです。 今回でいうと、久美香、光稀、すみれ、と立場の違う女性たちが登場します(実際はもう少しいろいろ出てきます)。さらに陰口や嫌みなどが飛び交う中、概ねこの三人は自分の正当性・正しさを疑わない。その頑固さというか、視野の狭さ?は怖いくらい。 あとは典型的な帰納の誤謬というか、一般化をやらかし、「田舎の人って」「地元の人って」「よそから来た人って」、と相手と正面から向き合わず、憶測で判断する。 ・・・ 私は、「普通は」「常識じゃあ」とかいう言葉は、もはや受験での「必ず」「絶対」という形容詞と同じくらい疑わしい、と感じています。 それくらい価値観や見方の変化が著しいなかで、自らを省みず(敢えての演出的にではありましょうが)に相手を悪しざまに言う。この強烈な主観がイヤーな気分にさせる気がします。 皆さんはどう感じるのでしょうか。 ・・・ ということで、4カ月ぶりの湊作品でした。 基本的に女性たちのすれ違い(マウンティング?)のストーリでありました。 一つ思い出しました。 名古屋に住んでいるとき、家内は、とあるママ友にえらく嫌われたのか「〇〇(家内の出身。今の居所)って電気通ってるの? てかみんな木の上に住んでいるんでしょ?」と揶揄されたことを思い出しました。 今はすぐキれる家内ですが、その時はよく耐えたと思います。子どもがいる手前、というのもありますが。 移動の自由があってよかったと心底思います。 ということで本作、女性の泥沼な口撃が好きな方、田舎暮らしを考えている方、転勤族の妻等々は楽しめる作品だと思います。 | ||||
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なんで高評価が多いのか不明。途中で挫折 | ||||
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よく見る光景だなと思ったのが、街によくある全然採算の取れてない女性向け雑貨屋さん。 家賃すら稼げてないだろうけど、旦那の収入があるから事業として成立してなくてもいいんだよね。 そういったビジネスとしての辛さが全然ないところでの、ビジネスごっこ。 パラサイト・自己実現をやってる人々が描かれている。 現実のビジネスにある資金繰りに四苦八苦して自殺に追い詰められるような、悲壮さがない自己実現。 いい身分だなあ、という印象しかない。 | ||||
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古本でしたが良い本でした。 | ||||
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さすが湊かなえ先生です。本当に最後の最後までドキドキさせられました。ありがとうございました | ||||
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