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最近になって読み始めました。 - ミステリが好きになったきっかけ
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A 7.18pt 7.57pt 4.23pt村の名士アクロイド氏が短刀で刺殺されるという事件がもちあがった。そのまえにさる婦人が睡眠薬を飲みすぎて死んでいる。
A 7.10pt 7.27pt 4.19pt18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない屍体が発見された。
A 7.13pt 7.51pt 4.15pt紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。
C 5.67pt 5.78pt 3.31pt連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。
A 8.33pt 7.26pt 4.38pt脅迫電話に呼び出された医師とその娘婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。
A 7.60pt 7.48pt 4.57pt大正歌壇の寵児・苑田岳葉。二度の心中未遂事件で、二人の女を死に迫いやり、その情死行を歌に遺して自害した天才歌人。
A 7.61pt 7.34pt 3.55pt車を買う金欲しさにアルバイト探しをしていた学生・結城がコンビニにあった求人情報誌で見つけたのは、時給11万2000円という破格の好条件の仕事。
B 6.00pt 6.97pt 4.22pt人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第二次世界大戦の終戦前に展開されていた。
S 8.26pt 8.00pt 4.29pt十五年前、自殺とされた女性教師の墜落死は実は殺人―。警視庁に入った一本のタレ込みで事件が息を吹き返す。
B 6.71pt 6.87pt 3.96pt昭和十年一月、書下し自費出版。狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に著者の思想、知識を集大成する。
S 8.39pt 8.06pt 4.10pt昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。
S 8.87pt 8.49pt 4.07pt不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―国力増大を目的とした「百年法」が成立した日本に、最初の百年目が訪れようとしていた。
A 8.02pt 7.55pt 3.88pt結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。
S 8.42pt 8.16pt 4.10pt人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。
B 6.91pt 6.88pt 4.00pt傲岸不遜で超人的推理力の探偵・メルカトル鮎。教師殺人の容疑者はメフィスト学園の一年生、二十人。
B 6.19pt 6.90pt 2.96pt日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。
S 8.89pt 7.92pt 4.55pt武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。
B 7.46pt 7.19pt 4.23ptひょんなことから、プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでウェイトレスをする羽目になったオオバカナコ。
A 8.36pt 7.67pt 4.23pt悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
S 8.77pt 8.60pt 4.20pt天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。
A 6.89pt 7.24pt 3.50pt『その女アレックス』の刑事たちのデビュー作連続殺人の捜査に駆り出されたヴェルーヴェン警部。
A 8.00pt 7.07pt 3.97pt芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。
A 7.74pt 7.48pt 3.36ptピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。
S 8.36pt 8.23pt 4.49pt少年犯罪の過去を持つ、「悪辣弁護士」御子柴礼司が甦った! 岬検事との法廷対決の行方は?豪腕ながらも、依頼人に高額報酬を要求する“悪辣弁護士”御子柴礼司(みこしばれいじ)は、夫殺しの容疑で懲役十六年の判決を受けた主婦の弁護を突如、希望する。
A 7.12pt 7.40pt 3.67pt史上初! 最終候補にダブルエントリーされ、「こっちを読みたい!」という声が続出した話題作。
E 2.60pt 4.00pt 2.60pt謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。
占星術殺人事件の感想
(waiter)ATHOS。不可解な章題から記される奇怪な手記。アゾート幻想に囚われた狂人の手記だ。この文章から始まり、物語は探偵・御手洗潔の推理に移る。言及されることは少ないが、本書の面白さには御手洗の推理の豊富さと突飛さにあると思う。到底ありえないような推理を導き出し、それを正しいと疑わない御手洗の姿勢とキャラクターは、謎の不可解さに適合している。問題となる謎、四十年間解明されることのなかった処女六人バラバラ殺人の謎の不可解さも魅力的である。誰かが、ミステリに必要なのは不可解な謎だと言った。まさに本書における謎は不可解。解明は不可能ではないかとすら思わせてしまう著者の手腕は相当のものだ。御手洗のキャラクターが特筆されやすいが、忘れてはならぬのが助手・石岡の存在だ。彼は御手洗の推理に手を貸すなんて野暮なことはしない。探偵を置いて、彼自身が彼なりの推理を展開し、捜査を行う。よく考えればこれはなかなか斬新な試みだ。助手が助手のまま完結するのではなく、探偵であろうとする。これは石岡の西壁を如実に表している上に、物語における明らかな重要な要素だ。ATHOS。アゾート。もしくはアゾースとも云う。錬金術における賢者の石を示す言葉だ。全ての始まりを意味する「A」の文字の後ろに、ヘブライ語、ラテン語、ヘレネス語の最後の文字を加えた言葉。それがATHOS。この言葉の成り立ちに符合するように、物語の序章と終章には奇妙な、そしておそらく恣意的な合致がある。アゾート幻想という一つの軸を取り巻くように展開する事件の存在。そしてメタフィジカル的な観点から見た時に感じる合致。著者・島田もなお、アゾート幻想に囚われていたのかもしれないと思わせる。ATHOS。賢者の石。それは錬成における触媒。著者のアゾート幻想は、それ自体を触媒として、感動と衝撃を錬成した。驚くべき錬金術師だ。島田荘司。