虐殺器官



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初公開日(参考)2007年05月
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長編小説

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虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

2010年02月10日 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

9・11以降の、“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう…彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こす“虐殺の器官”とは?ゼロ年代最高のフィクション、ついに文庫化。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.56pt

虐殺器官の総合評価:8.02/10点レビュー 378件。Bランク


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全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(8pt)

虐殺器官の感想

近未来SF、若干のミステリー要素
面白かった!哲学的な要素もあり読み応え充分。
アニメでいうとPSYCHO-PASSが好きなら
この作品も楽しめると思う。

west
NP683TT2
No.8:
(7pt)

虐殺器官の感想

SF大好きなので,この手の作品も抵抗はありません.普通に面白かった.
途中,文学というか哲学というか禅問答的なやり取りが続くシーンが若干退屈ではありましたが...

▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.7:
(9pt)

虐殺器官の感想

読みづらい作品ではあった。

長いあいだ、買い置きしていたのは 表題からどうしても気が進ま無かった。

読み始め、30代の若者が書いた作品であろうとのことで、薄っぺらい内容か、それとも必死に背伸びして書いた、どちらにしても全く期待していなかった。が、途中でこの作家が若くして亡くなっているいることを知り、感傷も入った為か、斜に構えて読み始めたわたしの気持ちが変わり、素直な気持ちで物語に入り込めるようになった。

すると、この作家の奥深さが理解でき、感傷どころではない、のめり込んで読み始めていた。


ストーリーとしては、近未来の原爆が投下されたあとの近未来の地球。

そこでは徹底した管理社会が実現しており、ただしその徹底管理から漏れるジョン・ポールなる人物、彼が現れる所、テロが勃発することから、任務として彼を追いかける特殊部隊の暗殺者の主人公が、遭遇する様々な事態に対処しながら進んでいく。

そのなかに戦争、テロ、武器は言わずもがな、医学、心理、社会、経済、宗教を違う角度から眺め、その知識をほんとうにあっさりと書き流しながらも、所狭しと盛り込まれているため、読み進めるのには相当に時間がかかる反面、知的好奇心を掻き立てる やわらなか筆致が内容と対称的になっている。


静謐の中 この物語が閉じていくときに、ふと 『夭折の天才』という言葉が頭をよぎった。  了

とも
4ND5R58B
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

虐殺器官の感想

タイトルから何と無く避けていたのですが、アニメ映画化を知って、読みました。自分は、作者の経歴等は完読したあとに気になったらネットで調べる程度でしたので、伊藤計劃さんの事を何も知らずに読みました。正直、本編よりも、おまけの解説の方が衝撃を受けました。死の直前に、自己啓発でも無く、SFを書いた。というのは何というか凄い事の様に思います。(続きネタバレにつき下へ)

▼以下、ネタバレ感想

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レオ
06G2TATX
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

虐殺器官の感想

すっかり古いジャンルと化してしまい、一部ラノベとして生き残っているSF。これは久しぶりに読み応えのある本格派で、しかも世界貿易センタービルへのテロ以降に書かれていて、従来の米ソのような二極化した対立構造ではなく、圧倒的な力を持つ米国に対して新興国やテロ組織などが複雑に絡んだ現代の情勢をしっかりと抑えて書かれている。

▼以下、ネタバレ感想

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poor
AMYMI068
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

虐殺器官の感想

伊藤計劃さん初読了。近未来を舞台としクラヴィス・シェパードとジョン・ポール、繰り返し言及される「虐殺器官」を主軸としたハードSF。SFは不慣れなジャンルでしたが、全体に漂う仄暗い雰囲気と衒学的な文章、終盤に明かされる「虐殺器官」の真相に引き込まれました。

水生
89I2I7TQ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

虐殺器官の感想

近未来戦争SF小説という感じでしょうか。
慣れないジャンルであるため読むのにはかなりの時間を要しました。
難解な用語が数多く登場するだけでなく、どこか哲学的でもあり、(理解するために)全編息を抜けない非常に疲れる作品。
SF好きにはたまらないのだろうか。
作品評価が高いのも何となく理解は出来るが・・・ ただ個人的には正直好みではない。
高尚なのか単なるオタクなのか・・・
戦争オタクが難解な専門用語を羅列し描き上げたライトノベルという感じもしている(ファンの方には怒られそうだが)
自分自身で分かりやすく変換し、またある時には補足して読み進めたりもした。
正しく読めているのかいささか自信がない。 というか多分読めていない。
何故なら、私にとってあの結末は突拍子もない以外の何物でもなく、いつもの倍以上の時間がかかりながらも、必死に追いかけて読んだつもりだったのですが、最後に「目が点」
これは作者の意図を汲み切れていないに他ならない・・・のだろう。
再読する気も起こらないし・・・
作品批判ではなく、全く見当違いな解釈をしていたのだろうなという自分にがっかり。
疲弊。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

虐殺器官の感想

ミステリではなく、SFになると思いますが、
SFとも違う。単純なジャンル分けに収まらない作品だと感じます。

世の評判とあらすじを見てもさっぱり内容が判らず、
どんなものかと手に取り読みましたが、なるほど。。。これは凄くて表現できない。

近未来を舞台とした殺戮の物語。
虐殺を駆り立てる切っ掛けとなる虐殺の文法。言語とは何か?と言う
この小説では見えやすい目的を軸に宗教観や生物、言語や思考を
リアルなSFの世界感で包んで物語にした上で頭に入れられた感じです。

世界観に圧倒。凄いものを読んだ読了感です。面白かった。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(2pt)

好みの問題

好きな人はたまらないだろうなと思いつつも、僕は何も感じることができなかった。タイトルは好きなんだけど中身はいたって普通の戦争SF。もうしばらくすればさらに次世代の世界観を書いてくれる作家は出てくるんじゃないかな。
ただし作者が文字通り自分の死と隣合わせで完成させたということには感服です。
でも2点。

sashia
WX5QMNDA
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