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初公開日(参考)2013年07月
分類

長編小説

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know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)

2013年07月24日 know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)

超情報化対策として、人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年の日本・京都。 情報庁で働く官僚の御野・連レルは、 情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方不明の研究者、 道終・常イチが残した暗号を発見する。 その“啓示"に誘われた先で待っていたのは、ひとりの少女だった。 道終の真意もわからぬまま、御野は「すべてを知る」ため彼女と行動をともにする。 それは、世界が変わる4日間の始まりだった―― (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.50pt

knowの総合評価:8.04/10点レビュー 77件。Bランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

knowの感想

人造の脳の移植が義務づけられ、ほとんどのことが脳内で検索できる超情報化社会。そんな世界において「知る」とは何かを突き詰めた作品。設定、ストーリー、テーマ共に引き込まれページを捲る手が止まらず、ラストでは数々の出来事や台詞が一つの回答へと繋がり、さすが野崎まどと感動させて頂きました。know、脳、知る、タイトルが逸材

ほっと
2XKXV6EI
No.1:8人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

knowの感想

いやはや。今回も楽しませて頂きました。この方の作品凄いです。
推理物のミステリとは違う小説ですが、『知るとは何か?』をミステリの謎と言うより哲学的に問いかけるSFよりな作品です。
堅物な作風だと頭が痛くなるような専門用語や論述をライトノベルの作風を使ってとても読みやすくしているのは毎回凄い所。
テーマの感じさせ方もうまく、読後余韻に浸り、いろいろと考えさせられました。

まず感じたのは『情報格差』です。
脳に付与された機器によって、得られ、隠せる情報制限を人々にランク付けさせる世界。
一般人はランク2。官僚はランク5。社会適性がないものはランク0で個人情報筒抜け。
コンピューターの進化や超情報化社会に発展する未来において起こり得る格差世界を体感させられます。
脳とコンピューターが接続する世界において知識とは、事前に知っている必要はなく、瞬時に検索してアウトプットできれば同義になるなど、未来における考え方の変化も興味深いです。
現代でもすでに知らない事はネットを活用して瞬時に回答を得られる能力があれば事足りる状況もあるわけで、その世界においての『知っている』『知らない』『知りたい』とは何なのかを感じる読書でした。

人間の生きるとは何なのか、全てを知るとはどういう事なのか、深いテーマを掲げて、
脳とコンピューターのSF世界をライトに楽しめる作品はそうそうないです。
ネタバレは後述するとして、作者の考え方の仏教や宇宙など巻き込んだ思考の到達点はかなり痺れました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.75:
(3pt)

話はまあまあ面白いのだが…読者の知性は必要ない

話はまあまあ面白いのだが主人公はヒーロ的で設定などはなにからなにまで説明してくれるという、読者の想像力などはまったく必要のないラノベです。ゲーム的ではあるが文学性はまったくないと思う。読者に知力を期待しないという姿勢は一貫している。
know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)Amazon書評・レビュー:know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)より
4150311218
No.74:
(5pt)

「知る」とは何か?

「知る」という概念自体が変化した未来
知識として知らなくても数秒で情報を入手できる社会で人類の限界の向う側を見れた

読後感に浸る楽しみもある作品
know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)Amazon書評・レビュー:know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)より
4150311218
No.73:
(5pt)

知的ロードムービー

として、大いに楽しませてもらいました。
あれだけのバックグラウンドを揃えて(例え与太であったにしても)この物語りを紡いでくれた作者に感謝、です。
know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)Amazon書評・レビュー:know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)より
4150311218
No.72:
(4pt)

読みやすく面白い!

"一人の人間が持ち得るものはそんなに多くない。だからみんなでやるんだ。そうして世界を埋めるんだ"2013年発刊の本書は電子葉の移植義務化により調べる=知るが同義語になった未来京都を舞台にした4日間の逃避行、輪廻転生SF。

個人的に、日本人作家のSF作品が読みたくなったので手にとりました。

さて、そんな本書は莫大な情報が溢れかえった近未来。対策として現実のイーロン・マスク設立のニューラリンクによる脳埋め込みデバイスよろしく、天才研究者、道終・常イチ(みちお・じょういち)の開発した『電子葉』の移植手術が義務化された結果、人々はスマホを持たなくても頭で思い浮かべただけで"何でも知ることができる"ようになった一方、情報へのアクセス権限などの階級化がより進んだ社会を舞台に、道終・常イチの最後の教え子、京都に住む御野・連レル(おの・つれる)は暗号を解いたことで、超常的な力、量子葉を持つ少女、道終・知ル(みちお・しる)と出会い、4日間保護することになるのですが。

著者作だと、ユニークな作品が多数収録された短編集『野崎まど劇場』のイメージがあるのですが。設定は割と奇抜で複雑な割にストーリー展開自体は【美少女を連れての逃避行】とオーソドックスでわかりやすいために、とても読みやすく。また私自身が縁のある【京都各所が舞台】ということで楽しくラストまで読み終えることが出来ました。

また、タイトル通りに『知る』をテーマにした本書自体は近未来SFですが。何でもWEBのサーチエンジンで"ググったり"また、まとめ動画や人気ユーチューバ−の解説を"試聴して"【知ったかぶりをしてしまいがちな】現代社会を風刺しているような印象もあって、本書の主人公たちではありませんが『知る』ために【自らの意志で行動する】大切さ。も伝わってきたように思いました。

情報過多な社会に色々と考えている方や、京都を舞台にした近未来SFを探す人にオススメ。
know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)Amazon書評・レビュー:know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)より
4150311218
No.71:
(1pt)

主人公がゴミ

ただのヤリチン。胸糞悪い。
know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)Amazon書評・レビュー:know (ハヤカワ文庫 JA ノ 4-1)より
4150311218



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