[映] アムリタ



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初公開日(参考)2009年12月
分類

長編小説

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[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)

2019年09月25日 [映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)

芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。 だが「それ」は“ただの映画”では、なかった――。 TVアニメ『正解するカド』、『バビロン』、劇場アニメ『HELLO WORLD』で脚本を手掛ける鬼才・野崎まどの作家デビュー作にして、電撃小説大賞にて《メディアワークス文庫賞》を初受賞した伝説の作品が新装版で登場! 貴方の読書体験の、新たな「まど」が開かれる1冊!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

[映] アムリタの総合評価:7.94/10点レビュー 72件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

[映] アムリタ





                この映画はきっと、とても面白いのだ。










りーり
9EDFH0HC
No.3:
(6pt)

[映] アムリタの感想

かなり期待して読みましたが、少々消化不良でした。
文章表現があまり巧みではなく、登場人物の名前も’これ名前なの?’と思わず間違えて読んでしまうなど、すんなりと世界に入っていくことができませんでした。
主人公二見は、天才と言われる映画監督’最原最早’(名前です)の映画コンテに引き込まれて二日間読みふけってしまう。映画の撮影、そして完成し、この映画の真実が判明する。。。というストーリー。最後の展開もなんとなくもやもやしていて、感情移入しずらい小説だったのが残念です。

フレディ
3M4Y9ZHL
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

[映] アムリタの感想

主人公のラノベ調の独白は読みづらかったですが、すごく面白かったです。天才の作る映画の魔法とも言える力。それを利用したトリックとラストがゾクゾクする

ほっと
2XKXV6EI
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

[映] アムリタの感想

読後最初の一言は、うあ。何だこれ……っと、
個人的に衝撃を受けたので点数甘めで。

表紙と序盤の雰囲気やセリフ回しからは、まったく想像出来なかった展開。
ミステリと言えばそうだろうし、
青春小説ともSFともホラーとも恋愛とも哲学書とも好きなように感じられる。
過去にどんな作品に触れてきたかで、
類似作品をいろんなジャンルから思い当たるのではないだろうか。
それらがたった200数ページのボリューム内に混在している。

作中に出てくる二見が天才最原のコンテに触れた時の表現通り、
この作品は一気に読まされました。

題材の映画を論じる場面にて、
何千万人を感動させるには?そもそも感動とは何か?
どうやって伝えるか。興味深い話がでてきます。
メタ要素もありますが、読後に思った事は、
作者は読者がここを読んだらこんな反応になる。という事を
想像ではなくて確信をもってやっているような気がしました。

表紙やラノベのキャラ色が出ていたり、
ギャグが合わないと思うかもしれませんが、
それもそういう読者の感情を狙って引き出しているとしたら・・・恐ろしいものです。

ミステリと思ったり青春モノと思ったりと、
何かを希望し思いながら読むとその望みは叶わなそうです。
短い小説なので何も意識せず作品に触れてみるぐらいが良い読書な気がします。

作品の作り方、感じさせ方、読者が受け取る感情の多様性。
内容の外側に驚きました。

著者の『2』が読みたいのですが、
その前に過去作を読んでおくのが良さそうなので少し追っかけて読もうと思いました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.68:
(5pt)

読んで損はない、いや……

例えば、ミステリーを読むなら真っ先に、相沢沙呼、恩田陸、辻村深月、麻耶雄嵩、森博嗣あたりを好んで手に取るし、彼らの筆致にも無論馴染んできた。

さて本作だが、正直油断していた。
と言うよりは、冒頭を読んで油断をした。
もっと言うなら、評判に釣られて読み始めてはみたものの、筆致が先ず僕の好みではなかったし、ストーリー展開も「???」――期待薄と感じてしまった。途中(一章読んだ辺り)でこれはギブアップ、いつ本を閉じようかとすら悩み始めたりもした。

結論から言うと、読み進めて良かった。諦めないで正解だった。
中盤辺りからギヤが変わったように、不思議と物語に取り込まれていく。ギヤが上がっていく様が心地よく感じらる感覚……そしてエンディングへ。

シリーズとして1/6作目とのことだったが、読み終わった時点で、残り5冊を注文していた。

「鬼才」ですか……
なるほど納得の“鬼才”ぶりだ。
他の作品――“物語”にも俄然期待をしてしまう。
目が離せなくなりそうだ。
まさに「甘露」を喰らったということなのか。
[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)より
4049128160
No.67:
(5pt)

衝撃のラストとはこのこと

とにかくこんなところでレビューなんて読まずに一度読んでほしい。
あなたの読書体験を大きく塗り替えることになるだろう。
一度読み終えると各キャラの行動や苗字などにも意味があるのかと考察しがいある作品でした。
読書時間は2-3時間程度。
会話文が多いのでスラスラ読めます。
ぜひ読んでほしい一冊です
[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)より
4049128160
No.66:
(5pt)

恐ろしい

最初は大学が舞台の青春物かなと思ったけれど、最後の辺りが一気にホラーへと雰囲気が変わるところで背筋がぞっとした。
こういう楽しみから恐怖、そして後味の悪さへと終わるところからしばらくは忘れられないだろうなあと思う。
[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)Amazon書評・レビュー:[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)より
4048682695
No.65:
(4pt)

「2」へと続く、序章の物語

野崎まど氏のメディアワークスの作品は、「劇場」を除いて内容的はミステリですが、この作品は「2」へと続く、序章となる重要となる作品です。「2」の前に他の作品は読まなくても、大きく問題はありませんが、「2」を読む前にはこの作品は必読です。内容的にも面白く読めますので、お勧めします。
[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)より
4049128160
No.64:
(5pt)

面白かった

"『映画は素晴らしいものです。映像を通して、人の人生に語りかけることができる』(中略)『私たちの作る映画は』彼女は僕に向き直り、もう一度薄く微笑んだ。『とても素敵なものになりますよ』"2009年の著者デビュー作新装版の本書は自主制作映画づくりから急展開、変転していく物語。

個人的には短編シリーズ『野崎まど劇場』『know』といった作品が面白かったので、周囲の評価も高い本書も手にとってみました。

さて、そんな本書は"映画のような恋をしよう。そうしよう。"などと呟く芸大役者コース所属の二見遭一(ふたみあいいち)が天才とも評される年下の映画監督、最原最早(さいはらもはや)の制作する『月の海』に参加、いかにも【大学生らしい青春】映画サークル話がテンポよく進んでいくのですが。映画完成と同時に最原最早が失踪するあたりから物語は急展開【ミステリーじみた展開を二転三転】としていって。。(以下ネタバレせず)

まず、自身も自主制作映画を撮ったりすることから『映画サークルの話』という内容から既にわくわくしてて。ツッコミ系男子の二見と映画サークルの面々と出会って居酒屋トークを挟みながら映画制作を進めていく冒頭からの流れを楽しんでいたのですが。良くも悪くも【その辺りは丁寧な伏線にしか過ぎなかった】のが後半で明かされて驚きました。

また本書におけるテーマとして『天才とは?』というのがあると思うのですが。私自身は天才に対して、パラメータ特化型、何かに【アンバランスに圧倒的に突出している】イメージがあったので、行動原理はともかく。本書の最原最早は割とバランス良く、また合理的な印象があって、ちょっと違和感を覚えました。

と、色々と書きましたが。一言で言えば【とても面白かった】です。シリーズ、そして続編もあるみたいなので、引き続き手にしてみようかと。

ジャンルにとらわれない、急展開作品が好きな方にオススメ。
[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:[映]アムリタ 新装版 (メディアワークス文庫)より
4049128160



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