恋する寄生虫
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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今作も不思議な世界観で楽しめました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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よき | ||||
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三秋縋が描くのはいつだって”終わり際の輝き”であり、そこには彼にしか描けない魅力があります。 瑞々しい心理・風景描写が印象的だった「三日間の幸福」と比べると、「恋する寄生虫」は事実や推測の描写が多く、より小説っぽくなったという印象です。 それとこれは私の感覚的な話になってしまいますが、「三日間の幸福」と対極に位置する作品のように感じました。 エモーショナルとロジカル。軽いと重い。夏と冬。 みたいな印象です。 ただ冒頭で申し上げた通り、三秋縋としての根本はまったく変わっておらず、同氏の作品が好きな方は間違いなく楽しめるはずです。 以上、ご参考までに。 | ||||
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テンポの良い展開。緻密な描写と圧倒的ともいえる文章力で、読ませてくる作者様です。 恋に落ちた二人が「操り人形の恋」であった事実に気づき翻弄されていく中盤以降、どうして彼は潔癖症だったのか? どうして彼の両親は不慮の死を遂げたのか? 何故ひじりは不登校なのか? 様々な謎が一つの線となって繋がっていく構成に、思わずうなってしまうほど。 その感情は偽りだったのか、それとも本当だったのか? そもそも愛とはなんなのか? 人を愛するということの意味について、おおいに考えさせられました。 | ||||
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Audibleで聴こうとして「そう言えば文庫本持っていたはず」と思い出して読んでみた。 が、視力が悪いせいか半分くらいまで佐薙を佐藤と読んでいた。いや、おいらが悪いんだけど。 先にAudibleで聴けばそんな間違いはしなかったのに。 それはそれとして... 疑問点: ・どうやって高坂がウイルスを作ったのを知ったのか、なぜその挙動まで知っているのか? 本筋とは関係ないんだろうけどとても気になる。 ・紙の本p213で“情けは人のためにならず”とあるがここの誤字にトリックでもあるのか?と思ったがそうでも無い様だ。“ためにならず”と“ためならず”では意味が全く違ってしまうが筆者の誤記なのか作中の話者の誤発言なのか気になるところだ。 | ||||
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「3日間の幸福」も、よかったが、この本もよかった。 潔癖症で社会不適合者の高坂、不登校の佐薙ひじり。2人が出会うことから始まる物語。自分たちが、社会の中でうまく生きて行けなかったのは、寄生虫のせい。 なんとも、奇妙な設定。しかし、2人の関係が、じょじょに近づいて・…。途中、寄生虫の説明、医師による説明も、重要なパーツだから、ちゃんと読んでください。 最後は、「3日間の幸福」と同様、なんとも、心寂しいそれでいて心洗われる気持ちになる。 | ||||
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