恋する寄生虫



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初公開日(参考)2016年09月
分類

長編小説

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恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)

2016年09月24日 恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。二人は、社会復帰に向けてリハビリを共に行う中で惹かれ合い、やがて恋に落ちる。しかし、幸福な日々はそう長くは続かなかった。彼らは知らずにいた。二人の恋が、“虫”によってもたらされた「操り人形の恋」に過ぎないことを―。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

恋する寄生虫の総合評価:8.35/10点レビュー 96件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

恋する寄生虫の感想

今作も不思議な世界観で楽しめました。
他人から見たら不幸の男女の恋愛模様で毎回安心して楽しめます。本作は非ミステリの恋愛小説でした。

今回は過去作に比べて説明や解説が多い印象でした。個人的に著者の本は登場人物達の心情や周りの情景を味わう感覚が好きなのですが、本作は寄生虫やコンピューターといった現実世界に存在する内容の解説が多く、雰囲気を味わうというより学習するような読書でした。ここは好みに合わずでした。

説明がしっかりしていたので、要素要素が最後に繋がるのかな?と思わせておいて活用がよくわからず。例えば、主人公高坂が引きこもってコンピューターウィルスを自作して、それらの系統はこんなのがあると詳しく書きますが、ただの自己紹介で終わってしまうなど。クリスマスシーンもラストに何か効果的に使うのかと思ってしまってました。そういう本では無かったという事で。

さて、ラストの締めくくり方は定番ですね。こういう所は安定して楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.95:
(5pt)

よき

よき
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)より
4048924117
No.94:
(5pt)

終わり際の輝き

三秋縋が描くのはいつだって”終わり際の輝き”であり、そこには彼にしか描けない魅力があります。
瑞々しい心理・風景描写が印象的だった「三日間の幸福」と比べると、「恋する寄生虫」は事実や推測の描写が多く、より小説っぽくなったという印象です。

それとこれは私の感覚的な話になってしまいますが、「三日間の幸福」と対極に位置する作品のように感じました。
エモーショナルとロジカル。軽いと重い。夏と冬。
みたいな印象です。

ただ冒頭で申し上げた通り、三秋縋としての根本はまったく変わっておらず、同氏の作品が好きな方は間違いなく楽しめるはずです。

以上、ご参考までに。
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)より
4048924117
No.93:
(5pt)

その恋は、真実かそれとも偽りか?

テンポの良い展開。緻密な描写と圧倒的ともいえる文章力で、読ませてくる作者様です。
恋に落ちた二人が「操り人形の恋」であった事実に気づき翻弄されていく中盤以降、どうして彼は潔癖症だったのか? どうして彼の両親は不慮の死を遂げたのか? 何故ひじりは不登校なのか? 様々な謎が一つの線となって繋がっていく構成に、思わずうなってしまうほど。
その感情は偽りだったのか、それとも本当だったのか? そもそも愛とはなんなのか? 人を愛するということの意味について、おおいに考えさせられました。
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)より
4048924117
No.92:
(3pt)

半分くらい(の頁)まで佐薙を佐藤と読んでいた。

Audibleで聴こうとして「そう言えば文庫本持っていたはず」と思い出して読んでみた。
が、視力が悪いせいか半分くらいまで佐薙を佐藤と読んでいた。いや、おいらが悪いんだけど。
先にAudibleで聴けばそんな間違いはしなかったのに。

それはそれとして...
疑問点:
・どうやって高坂がウイルスを作ったのを知ったのか、なぜその挙動まで知っているのか?
本筋とは関係ないんだろうけどとても気になる。
・紙の本p213で“情けは人のためにならず”とあるがここの誤字にトリックでもあるのか?と思ったがそうでも無い様だ。“ためにならず”と“ためならず”では意味が全く違ってしまうが筆者の誤記なのか作中の話者の誤発言なのか気になるところだ。
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)より
4048924117
No.91:
(5pt)

三秋縋さん、2冊目

「3日間の幸福」も、よかったが、この本もよかった。 潔癖症で社会不適合者の高坂、不登校の佐薙ひじり。2人が出会うことから始まる物語。自分たちが、社会の中でうまく生きて行けなかったのは、寄生虫のせい。 なんとも、奇妙な設定。しかし、2人の関係が、じょじょに近づいて・…。途中、寄生虫の説明、医師による説明も、重要なパーツだから、ちゃんと読んでください。
最後は、「3日間の幸福」と同様、なんとも、心寂しいそれでいて心洗われる気持ちになる。
恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:恋する寄生虫 (メディアワークス文庫)より
4048924117



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