さくらのまち
- 青春ミステリー (4)
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良いとしか言いようがない。三秋縋が君の話からこれを出すまでにかけた時間の全てを肯定する。 | ||||
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考えすぎがもたらす不幸を掘り下げた作品ですね。 決して気持ちのよい話ではないのに その哀しさにはどこまでも惹きつけられました。 主人公は疑心暗鬼にとらわれた男。 傷つかないために張りめぐらす予防線で がんじがらめになっていた彼が、 自分を変えた過去と向き合い、 こだわりの中核にあった女性の 本当の姿に近づいていきます。 人生を狂わされてしまう彼らのように 猜疑心の暴走で不幸になるくらいなら 騙されたまま幸せでいるほうが絶対にいいですね。 心の罠に落ちないために、 私自身はポジティブ寄りの フラットでありたいと感じましたよ。 (対象年齢は13歳以上かな?) | ||||
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普段、小説なんて決して読まないのですが、三秋さんの作品だけは例外で、出版されたものは、ほぼ全部読んでいます。内容は、中高年にも刺さりますよ。中高年だから、刺さると言った方が良いのかも知れません。遠い記憶は、美化されて、重なりますから。 三秋作品は、ものすごく単純化してしまうと、いつも、ビターな逆少女漫画みたいな設定。しかも、今回は、手錠だったが、常に、疑憶やウイルス、人魚伝説、時間を戻す力、寿命の買い取りなどのフィクション要素が重要な環境要因として存在するのに、一方で、ありうるよなという現実味や既視感みたいなものも存在して、自分のことのように引き込まれるところがすごいんだよね。 大きな設定はワンパターンなので、昔の時代劇のように、いつ、繰り返しで劣化してしまうのだろうかという、危惧はあったのだけど、今回も、余韻に浸ることができた素晴らしい作品でした。 | ||||
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お恥ずかしながら作家さんを存じ上げず、高評価だったので初めて手に取りました。そんな立場からのレビューです。 ファンの方に根強く支持される作風であることがここを見てもわかります。 合う合わないで言えば合わなかった方ですが、文体は心地よく情景が浮かび空気の感じられる描写が味わえました。 あらすじからミステリーを期待したので、序盤の設定の面白さが男女の関係に集約していく感じを失速と捉えてしまいました。ですが察するにここが持ち味なのでハマらなければ他の作品もハマらないかな。 灰色の青春、孤独な男女、一般的には歪んでいるが本人にとっての救済というものがある、そういうテーマなのでしょうか。大人になって感情移入ができるか、刺さるかというと人それぞれな気がしました。 | ||||
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さっき読み終えました。 どんどん登場人物がいなくなっていく中で今までの作品よりも後ろ向きな出来事が多いと感じ、途中不安にもなっていたのですが最後のほんの数ページでこの作品の核心の部分が見えて読み終えた時にはいつも感じる儚い余韻がありました。 三秋縋さんの他の作品にはないこの人以外あり得ないという絶対的表現をするからこそこういう運命を辿らなければならず、それによってこの儚さが生まれたと考えるとより一層味わい深く感じます。 現代の人々を見て生まれた感情も起因している作品だと思うのでこの時に読むことができて本当によかったと思います。 | ||||
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