全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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面白い設定に興味を持って読み始めた。 | ||||
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興味が湧くタイトルが一品。それを実現させる作品作りの意気込みが好感です。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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意味深なタイトルはしっかり回収 初期の段階から、全員が犯人であり、被害者であることは理解できたけど、何がどう探偵?ってところは終盤でしっかり回収してくれました。 レビューには結構厳し目のコメント多いですが、普段小説を読まない私にとってはよくもこんなにストーリーを展開できて、それでいて紐づけて、そして驚きを与えられるな、と感心してしまいました。 自分の脳みそでは到底作れない物語なので、どれだけの量の本を読んで、どれだけ書いたらこんなストーリーが作れるのか、すごいなって思いながら、読了しました。 ただ、あえていうなら、前段の自分が生き延びるための主張は、たらたら長いかもしれません。一方最後のどんでん返しはそういう設定にしちゃうとなんでもありだろ、と思ってしまうのでもう少し時間かけてよりリアリティのある設定にして欲しかったと思いました。 | ||||
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ほんタメで紹介されていたので手に取ったが、とても面白かった。 ネタバレになるので詳しく書けないが、読んで損はないと思う。 | ||||
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『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』(下村敦史著、幻冬舎)は、密室が舞台の、まさに本格推理小説の王道を行く力作です。 欠陥商品で何人もの死傷者が出たため、世論から追い詰められた社長は首吊り自殺します。しかし、自殺ではなく他殺ではないかという疑念が生じ、その犯人は誰かを炙り出す目的で、密室状態の廃墟に関係者7人――社長夫人、開発部課長、営業部部長、遺族代表、運転手、清掃員、ジャーナリスト――が、何物かによっておびき寄せられます。 そこで、7人は次のことを告げられます。「諸君は今、模擬社長室に監禁されている」、「諸君、ここから脱出する手段はない。四十八時間後――この廃墟内には致死性の毒ガスが充満する」、「無能な警察は志賀川恭一の死を自殺で片付けた。それは誤りだ。志賀川恭一は誰かに殺害された。諸君の中に犯人がいる」、「致死性の毒ガスが蔓延するのは四十八時間後。諸君は息絶えることになる。ただし――志賀川恭一を殺した犯人だけは命を助けよう」。 当然のことながら、自分だけは助かろうと、唯一の生き残りを懸けて、自分こそが犯人だという必死の自白合戦が繰り広げられます。それを通じて、徐々に殺害トリックが明らかにされていきます。 これで犯人とトリックが明らかになるかと思いきや、最終盤に至り、どんでん返し、また、どんでん返し、さらに、どんでん返しと、どんでん返しの波状攻撃に、大きくのけ反ってしまいました。 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵。密室、だけど社長室、しかも処刑室。このような多重構造の本格推理小説を構築してしまう下村敦史の頭の中は、いったいどうなっているのか見てみたいと思うのは私だけだろうか。 | ||||
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設定が奇抜なので通常のミステリーと逆の展開になる。面白いとは思うけどそれだけ。すべてが机上の話(ミステリーってそういうものなので否定しないし、これでいい)であるため、登場人物が記号と化していて、実は人物が書き分けられていない。人工甘味料と着色料の体に悪いお菓子のよう。 設定は「方舟」に似ているし、登場人物が描き分けられない、過剰な作り過ぎは近年のトレンドか。読み終わると疲労感しかない。 | ||||
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デスゲームって最初に建物に参加者をどう入れるかミソで、この話は満場一致で簡単に全員が危険な建物に入って行くところでどうかなあって思いました。 言い争いが不自然だなあと思ったけどなるほどとは思ったけど何か納得できない。 犯人がどうしてそんなことをしているのかが理解不能。お金を持ってるなら国外逃亡した方が安全じゃないでしょうか。 オーディブルで聴きました。話は全然面白くなかったけどナレーターがとてもいい。オーディブルでよく聴く声の人です。 | ||||
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