全員犯人、だけど被害者、しかも探偵



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初公開日(参考)2024年08月
分類

長編小説

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全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

2024年08月07日 全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

「私が犯人です!」「俺が犯人だ!」、全員犯人です! 社長室で社長が殺された。それに「関わる」メンバーが7人ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員2人、運転手、清掃員、被害者遺族ーー。やがて密室のスピーカーからある音声が流れる。「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」。犯人以外は全員毒ガスで殺す、と脅され、7人は命をかけた自供合戦を繰り広げるがーー。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵の総合評価:5.93/10点レビュー 15件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵の感想

面白い設定に興味を持って読み始めた。
最初から違和感を持ちつつ読み進めるが
中盤でもういいでしょうと
つまらなくなる。
作者が密室殺人のパターンを書きたいだけなので
人物の心情などが疎かで読み手が止まる。
最後をどうするかだけが気になり読んだが
もうこの人の作品は読まない

jethro tull
1MWR4UH4
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵の感想

興味が湧くタイトルが一品。それを実現させる作品作りの意気込みが好感です。
ただ難点は期待値が高すぎるものになる為、「思っていたのと違った」と感じ、世の中の評判は控えめになってしまうのは避けられないかなと思いました。個人的には、こうしたテーマを持って作られている作品は好きです。

物語は過去の事件の再調査もの。
過去の事件現場を模した場所に集められた7名。「犯人以外は毒ガスで殺される」というデスゲームに巻き込まれる流れ。生き残るためには「自分が犯人だと認められなければならない」というひねりの効いた設定が面白い作品です。
自分が犯人になるために、事件のトリックや背景を自供する。しかし、その主張に対して他者が探偵役となり、矛盾を突いて反論していく。そんな巧妙な構造が展開される物語です。タイトルに偽りなく、変わったミステリーとしての面白さがありました。
一方で悩ましかったのは、真実か嘘なのかに関係なく「犯人にされるためのエピソード」が語られるため、内容の把握が難しく興味を持ちにくかった点です。後で覆されるかもしれない嘘の物語を、ちゃんと把握して読もうとは無意識で思えなかったからです。何か印象に残るトリックやキャラクターなど魅力が欲しかったのが正直な気持ち。内容ではなくタイトルが一番目立ってしまったのが残念に感じました。

似ている雰囲気のアニメやミステリー系のゲームやマーダーミステリーなどが思いあたるのですが、それらは強烈な個性のキャラやイラストで彩られ、面白く引き立てているなと改めて感じました。ライト系なら何でもアリな設定が誤魔化せますし。本作はリアル寄りのミステリに作者が挑んだという結果として意気込みは好感なのですが、やや地味に終わってしまったのが惜しく感じました。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(4pt)

その設定だとなんでもありに…

意味深なタイトルはしっかり回収

初期の段階から、全員が犯人であり、被害者であることは理解できたけど、何がどう探偵?ってところは終盤でしっかり回収してくれました。

レビューには結構厳し目のコメント多いですが、普段小説を読まない私にとってはよくもこんなにストーリーを展開できて、それでいて紐づけて、そして驚きを与えられるな、と感心してしまいました。

自分の脳みそでは到底作れない物語なので、どれだけの量の本を読んで、どれだけ書いたらこんなストーリーが作れるのか、すごいなって思いながら、読了しました。

ただ、あえていうなら、前段の自分が生き延びるための主張は、たらたら長いかもしれません。一方最後のどんでん返しはそういう設定にしちゃうとなんでもありだろ、と思ってしまうのでもう少し時間かけてよりリアリティのある設定にして欲しかったと思いました。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵Amazon書評・レビュー:全員犯人、だけど被害者、しかも探偵より
4344043308
No.12:
(5pt)

面白かった

ほんタメで紹介されていたので手に取ったが、とても面白かった。
ネタバレになるので詳しく書けないが、読んで損はないと思う。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵Amazon書評・レビュー:全員犯人、だけど被害者、しかも探偵より
4344043308
No.11:
(5pt)

密室状態の廃墟に閉じ込められた7人全員が犯人、だけど被害者、しかも探偵

『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』(下村敦史著、幻冬舎)は、密室が舞台の、まさに本格推理小説の王道を行く力作です。

欠陥商品で何人もの死傷者が出たため、世論から追い詰められた社長は首吊り自殺します。しかし、自殺ではなく他殺ではないかという疑念が生じ、その犯人は誰かを炙り出す目的で、密室状態の廃墟に関係者7人――社長夫人、開発部課長、営業部部長、遺族代表、運転手、清掃員、ジャーナリスト――が、何物かによっておびき寄せられます。

そこで、7人は次のことを告げられます。「諸君は今、模擬社長室に監禁されている」、「諸君、ここから脱出する手段はない。四十八時間後――この廃墟内には致死性の毒ガスが充満する」、「無能な警察は志賀川恭一の死を自殺で片付けた。それは誤りだ。志賀川恭一は誰かに殺害された。諸君の中に犯人がいる」、「致死性の毒ガスが蔓延するのは四十八時間後。諸君は息絶えることになる。ただし――志賀川恭一を殺した犯人だけは命を助けよう」。

当然のことながら、自分だけは助かろうと、唯一の生き残りを懸けて、自分こそが犯人だという必死の自白合戦が繰り広げられます。それを通じて、徐々に殺害トリックが明らかにされていきます。

これで犯人とトリックが明らかになるかと思いきや、最終盤に至り、どんでん返し、また、どんでん返し、さらに、どんでん返しと、どんでん返しの波状攻撃に、大きくのけ反ってしまいました。

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵。密室、だけど社長室、しかも処刑室。このような多重構造の本格推理小説を構築してしまう下村敦史の頭の中は、いったいどうなっているのか見てみたいと思うのは私だけだろうか。
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4344043308
No.10:
(2pt)

設定だけの小説

設定が奇抜なので通常のミステリーと逆の展開になる。面白いとは思うけどそれだけ。すべてが机上の話(ミステリーってそういうものなので否定しないし、これでいい)であるため、登場人物が記号と化していて、実は人物が書き分けられていない。人工甘味料と着色料の体に悪いお菓子のよう。
設定は「方舟」に似ているし、登場人物が描き分けられない、過剰な作り過ぎは近年のトレンドか。読み終わると疲労感しかない。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵Amazon書評・レビュー:全員犯人、だけど被害者、しかも探偵より
4344043308
No.9:
(1pt)

ビミョー

デスゲームって最初に建物に参加者をどう入れるかミソで、この話は満場一致で簡単に全員が危険な建物に入って行くところでどうかなあって思いました。

言い争いが不自然だなあと思ったけどなるほどとは思ったけど何か納得できない。

犯人がどうしてそんなことをしているのかが理解不能。お金を持ってるなら国外逃亡した方が安全じゃないでしょうか。

オーディブルで聴きました。話は全然面白くなかったけどナレーターがとてもいい。オーディブルでよく聴く声の人です。
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵Amazon書評・レビュー:全員犯人、だけど被害者、しかも探偵より
4344043308



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