同姓同名



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初公開日(参考)2020年09月
分類

長編小説

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同姓同名 (幻冬舎文庫)

2022年09月08日 同姓同名 (幻冬舎文庫)

〜ミステリ作家からの挑戦状〜 登場人物全員、同姓同名! 大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。 大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て 練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。 週刊誌が暴露した実名は「大山正紀」ーー。報道後、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった “名もなき"大山正紀たちの人生が狂い始める。 これは、一度でも自分の名前を検索したことのある、 名もなき私たちの物語です。 書き下ろし短編「もうひとりの同姓同名」収録(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

同姓同名の総合評価:6.76/10点レビュー 37件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

とんでもない話なのに、妙にリアルで面白い!

2019〜20年に雑誌連載された長編小説。猟奇殺人犯と同姓同名だっただけで社会的に不遇な目に遭わされた者同士で被害者の会を設立し、謂れのない汚名を雪ぐべく活動する、今風の社会派ミステリーである。
幼い少女を滅多刺しにした殺人犯は16歳だったため少年法に護られて名前も顔写真も隠されていた。ところが週刊誌が実名「大山正紀」を報道したことで、それまで平穏に暮らしていた大山政紀たちは様々な騒動に巻き込まれることになった。罵詈雑言、謂れのない誹謗中傷を浴びせられ、就職や進学にも悪影響が及んだ。たまりかねた一人がネットに「大山正紀被害者の会」を立ち上げ、オフ会を開催した。集まったのは様々な属性だが、殺人犯と同姓同名というだけで辛い思いをしてきた人ばかり。話が盛り上がり、現実の大山正紀を探し出そうという結論に達した…。
素人探偵たちがネットを中心に人物を探し出すという展開は、最近よく目にするが、本作は同姓同名をキーワードにネット社会の脆弱さや悪意、不気味さ、無責任を赤裸々らに描いていて、そこが今の時代ならではのサスペンスを感じさせる。正直、嫌悪感を抱くとともに怖いと思わされた。ストーリーは単純だが登場人物が全員・大山正紀なので、混乱するかと思ったがうまく書き分けられている。起承転結、伏線も上手い。
ネットの特性を上手く使ったエンタメ作品であり、どなたにもオススメできる。

iisan
927253Y1
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

一筋縄ではいかない挑戦的作品

登場人物全員、同じ名前――。過去に、これほど意欲的な作品を書いた作家はいたでしょうか。
残虐な殺人を犯した男と同姓同名で苦しむ人たちを描いた作品です。男は少年法により顔を公開されず、名前だけ知れ渡ってしまった状態で、そのせいで名前だけで就活や進学に支障をきたした人物たちが登場します。
メッセージ性が強く、作者の主張に一つ一つ共感ができ、とても良作です。加えて、物語の真相に意外性をもたしてもいて、読者をこれでもかと翻弄させる内容に、作者のサービス精神を感じました。
未読の方は、一つ一つ疑ってかかって読んでみてください。

辛くレビューするとすれば、地の文が平易に感じられたことです。"血で染まったような夕焼け"、"身を切る風はナイフのよう"など、ありふれた表現だと思いました。
人物のミスリーディングを明かす種明かしも、少し強引ではないかと思いました。

ですが一方で、登場人物のセリフの説得力と、ネット上の罵倒文句はリアルでした。
5段階評価すると、アイデア5、セリフ5、地の文2、ミステリ要素4
久しぶりに読み応えのある作品に満足できました。

bamboo
NU17PFML
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

同姓同名の感想

同姓同名の人々をうまくかき分け構成力がうまいので
後半の謎解きと伏線回収がミステリーになっている。
これがイヤミスなのかもしれない。
私の周りにはいない嫌な人がいっぱい出てきますが
現実味を感じなかったが昨今のネットニュースを見ると
芸能人に対する書き込みからありうる話のようにも思えた。

jethro tull
1MWR4UH4
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

同姓同名の感想

「名前」というものに大変興味があり、私自身とある人気アーティストと同姓同名ということもあって、犯罪者と同姓同名な人たちがどんな思いをもっているのか?と、面白く読ませてもらった。ともすれば複雑でややこしくなるものをわかりやすく描いているいるのも好感が持てた。
また、少年法や容疑者への対応などの問題点も取り上げられ、日ごろ疑問をもっていることも考えさせられたのは共感。
短編「もうひとりの同姓同名」も短編ならではの内容でGood!

本好き!
ZQI5NTBU
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

同姓同名の感想

このような問題があるのだと認識させられた作品です。
簡単に個人の浅はかな考えを表明できない深いテーマだと感じました。
内容としては読み応えある作品だと思います。

kmak
0RVCT7SX
No.1:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

同姓同名の感想

猟奇殺人犯の名前があなたと同じだったら……?
現代的な問題を内包した社会派のミステリ。

読書前は全員が同姓同名という題材のネタ的な作品かと思っていました。キャラの書き分け小説?ぐらいの印象。
が、読んでみたら速攻で考えを改めます。現実的で起こり得る社会的テーマを持つ考えさせられる作品でした。

未成年による児童殺傷事件。世間を賑わせる事になった猟奇殺人が発生。警察やメディアは未成年事件である事から犯人の名前は非公開。この時点では他人事のように犯人の名前を公開しろ!と世の中が騒ぎ立てます。ここら辺の導入は神戸の事件を思い出させました。当時と違うのは現代のインターネット社会により、SNSによる情報の拡散、特定班、不確かな情報と思い込み、炎上……。という感じで、いざ公開された犯罪者の名前が自分と同じだったという展開。名前が同じである事による悪い方向への運命の転換が描かれていきました。

本書はこの問題をある種のシミュレーションのような感覚で読みました。
どういう被害が発生するのか。SNSによる誹謗中傷の攻撃者やその活動のきっかけとなる情報源、でも実はその情報そのものが思い込みであり真実とは異なる可能性も秘めている。拡散していく分かりやすいステレオタイプの表面と、真相となる裏側の話。ここら辺が現代的な社会的テーマで問題喚起を打ち出しつつ、ミステリとしても楽しめるようになっているのが見事でした。

ちょっと思うのが表紙が地味すぎというかエネルギーがないというか、書店や新刊情報で見てても印象に残っていませんでした。
たまたまネットの感想が流れてきて目に留まって読んだ次第。
現代的な社会派ミステリとしてオススメなのでもうちょっと広まって欲しいなと感じます。良い作品でした。

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egut
T4OQ1KM0
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