むらさきのスカートの女
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むらさきのスカートの女の総合評価:
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薄くて行間も多く、ものの1・2時間で読了できます。 | ||||
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未読の方はご注意ください
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Amazon商品紹介より以下。 近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で働きだすように誘導し……。 『こちらあみ子』『あひる』『星の子』『父と私の桜尾通り商店街』と、唯一無二の視点で描かれる世界観によって、作品を発表するごとに熱狂的な読者が増え続けている著者の最新作。 第161回芥川賞受賞作。 * やけに他レビューを読むと表紙が水玉でむらさきではないじゃん、と「なぜ」部分が多い。 そもそも、この小説は他の方々のご指摘通りに主人公の視点が危うい。 神人称でもあるが一人称で語られ、本当なのか嘘(思い込んでいるだけ)なのかが曖昧である。 そしてそれで綴られているのが、まったくもって面白いのである。 実際は、むらさきでもスカートでもなかったのかもしれない相手。 あくまで、語り部の意識、思い込みによるものだから。 そして自分を「黄色いカーディガンの女」と称する、これもまた、実際に着ていたかどうかは不明である。 自分はまるで空気のような存在である語り部で、誰からも無関心的で、 そのために自身を語られる事が非常に少なく、外見からでは語り部の姿が見えてこない。 なので語り部がどういった人物なのかがさっぱりと分からない、というより、少ない。 やっと見えてきたのがもう後半だ、終わる。 そしてホラーなのか一体何の話だったんだと読者は森の中で取り残されたように感じる事よ。まったくもって不思議。 かくゆう私はこれまでこの作家さんの本を何冊か読んでいたため、作風は知っているし、じゃあ今回は読み返してみようと、二度読みを試みた。 さして違いはなかったが、最後に抱いた感想が違った。 「べつに何でもない」 怖いとか、希望が芽生えたわけでもない。こういう話だ、で結論づけた。 ちなみに裏の黒いリンゴの中に混沌とした宇宙が詰まっているような描写。 結構好きです。 読む人によってはどんな解釈でも受け取りでもできそうです。 中には熱狂的になる人もいそう。私はそこまででもないが、また読んでみたいと思わせる作家さんでした。 一応、大本命だった今作を読み終えましたが、賞でない作品も読んでみようかなー? 今後の活動がなさそうな背景もございますが、また書きたくなったら読みたいので。お待ちしています。 面白かった、ありがとう。 | ||||
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芥川賞には最近廃れた純文学を、薄っぺらくて散文的な小説然としたストーリーではなく日本語の情緒を噛み締めながら心で読ませる作品を期待していたのだが、流石にこの作品を芥川賞とは酷いと思う。書ける作家がもはや存在しないのか、文章も稚拙なら設定も甘い。感情移入どころか常におかしな流れに疑問符ばかりが最後まで浮かぶひどい作品だった。ファンタジーとの評も散見するが、現実的に全くあり得ない流れととにかく文脈が乱暴すぎる。こんなものを芥川賞にするなら該当作品なしにした方が良かったのではないか?審査員も何に忖度したんだろうか。ファンの方や作家本人には申し訳ないが、権威ある芥川賞という期待を外された事に対する落差の大きさという意味で評価1。そもそも芥川賞だから無理に読了したが、一般作なら最初の数ページで読むのやめたと思うし、今でも読まなきゃ良かったと後悔している。。。 | ||||
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訳がわからない作品です。読者のために種明かしは書きません、せっかくの作品を面白くないものにしたくないので。 まずは一読してみて下さい。 | ||||
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黄色いカーディガンの女が紫のスカートの女にストーカー的に付き纏い紫の女を観察とともに妄想を語る。紫のスカートの女と黄色いカーディガンの女は同一人物で二重人格ではないかと感じるくらい距離感が縮まるところもある。物語りは黄色いカーディガンの女の語りで進んでいくが、語り手が狂気を宿しているため読み手は最後まで不安のなかに置かれる。それは読み終わっても変わらない。 | ||||
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芥川賞、てこんなんか〜い? | ||||
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