流浪の月
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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優しい気持ちになれる作品です。本当に良いストーリー。更紗の自由奔放な描写が良き。再会後の文との接近するプロセスも良かった。本当に感動しました。おすすめしたいです。 | ||||
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誘拐された少女と誘拐した大学生との関係。 | ||||
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映画化したり2020年の本屋大賞に選ばれたりで書店でよく目にしていた本書。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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お互いに必要としている存在、それは命綱であり運命の赤い糸ではない。 しかし世間は切り離そうとする、本人たちにしかわからない、苦悩、決断など様々な感情の変化が書いてある作品です。 終章で暖かい気持ちになりました。 | ||||
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マイノリティとマジョリティ、人の自己満足的な優しさ、良かれと思って起こした行動が招く不幸、私の気持ちなんてあなたには分からないと、投げ出したくなる気持ち、これらの全てが美しく、分かりやすく表現された物語だったと感じました。 文と更紗の気持ちが痛いほどわかる読者もいれば、そうでない読者もいるかもしれない。 読めば読むほど続きが気になって一気読みしちゃうタイプの本です。テーマは少しヘビーでも文章の読みやすさが際立ち、するするとよめます。 | ||||
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2人ともが幸せに穏やかに過ごせますようと願わずにはいられない、読後はあたたかい優しい心になりました。 居場所を失ってしまった更紗と文が、お互いを自分と重ね合わせつつ、自分にない部分にも惹かれて生活をスタートさせる。そして幼児誘拐という真実ではない事実で引き裂かれた後、15年後に再会を果たす。 私がもしこの物語のエキストラ役として物語内にいたら、間違いなく、文を犯罪者と思い、更紗をストックホルム症候群だと信じて疑わなかった世間の一人だったと思います。匿名のコメントで「彼が本当に悪だったのかどうかは、彼と彼女にしかわからない」という一文がありましたが、現実世界でもこういうことがゴロゴロ転がってるんだろうなと思いました。真実だと思ってることは世間に都合の良いように作り上げられた事実ばかり…で真実は、当人たちが説明を諦めてるか、説明されてるのにこちらが聞く耳を持ててない。 こういう本を読むことで、視点を変えて物事を見る練習になればという気持ちも残りました。 更紗が文を想うまっすぐな心の描写と、文が自分の秘密を抱えながら更紗を必要としている心の描写がなんとも、とても好きで、心を洗われるようでした。 ふたりとも、どうして事実は真実ではないと抗議しないのと歯痒くなる場面もありましたが、世間に抗ってジタバタしなかったからこそ、お互いに対する「どうか幸せであってほしい」というピュアな気持ちのままでいられた気もしますし、そして最後はふたりが望んでいたものがストンと手に入ったのだと考えました。 終始静かで綺麗な文章で読んでいてつまづくことがなく、疲労感も感じない、なのにずっと引き込まれ続けていく感覚で読み進めました。凪良ゆうさんの作品、次も読みたいです。 | ||||
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一気読みしてしまった。 被害者と加害者という構造は真実ではない。それがわかるのは当事者のみ・・・・。 ストーリーは本当にわからない方がいいのでうかつなことは書けないが。読んだ後にこんな形の人間のつながりがあってもいいんだという気持ちになる。ある意味勇気をもらうような。そこに不条理はあるのだけど、それを受けとめて乗り越えもせず受けとめ続けて前に進むだけ。 小説を読むと感じるのだけど、活字を読むことで人の生き様が自分の中に広がっていく不思議がすごい。そして読んでわかった気になるけど、実際の生活で隣で息をしているひとについてなにも知らないのだ。家族であっても。 文章がとても美しい.自分を大事にすることを「物」の存在を通して伝えてくれる。 優しさ、あなたのため、よかれと思ってという気持ちと受けとめる側のすれ違いってなんだろう。自分も絶対にやっていると思う。そしてそれを修正することもできぬままに後味の悪いことになったりもする。直らない。治らない。 途中いろいろショッキングな表現もあるのだけど、それも含めて受けとめ続けて読むことをお薦めする。止まらない。 | ||||
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更紗や文にとっては純粋でまっすぐなのかもしれないけれど、正直、亮くんや谷さんが気の毒に思えてならないのは自分だけ?亮くんの暴力はいけないとしても、そのきっかけを作ったのは更紗だし、やっぱり亮くんに同情してしまう。 | ||||
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