線は、僕を描く
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.50pt |
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綺麗な作品ですね。 | ||||
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これは傑作。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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水墨の世界を通して、感性を磨いて、美を極めるとはどういうことを表現されている気がした。 ある意味、自分を表現するのが人生ということを感じた | ||||
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水墨画とい気題材はやった人でないと書けないきがします。シンプルなゆえに奥深く魅力的ですが、書くとなると容易に人を寄せ付けない。それをこの作者は分け入って垣間見せてくれた。ストーリーも優れて惹きつけられます。是非一読を! | ||||
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映画を見てから原作が気になって読みました。 映画の水墨画を描くスピード、リズム感もすごかったけど、原作のそれはそれ以上にスピード感に溢れ、まるで目の前で描いているような臨場感に包まれました。 活字からこんなに鮮明な映像が浮かんだのは初めての経験かも。凄い! | ||||
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二との運命は何と出会って何を感じるかによって全く違ったものになる。運命かもしれないけど、やっぱり自分で決めるもの。 | ||||
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青山霜介(そうすけ)はひ弱な文型の大学生。たまたまバイトで水墨画の展示を手伝い、水墨画の大家、篠田湖山(しのだこざん)と知り合いになり、成り行きでその弟子にされる。しかも、1年後に湖山の孫娘、千瑛(ちあき)と水墨画で対決することになる。向こうはプロの画家、霜介は全くの素人である。 霜介は、17歳の時に両親を交通事故で亡くした。それがトラウマになり、何もできなくなった霜介だが、私立の附属高校から大学に進学し、何とか大学生になった。ひとり暮らしをして講義に出席し、友達らしきものもできた。だが、心の中の問題は解決していなかった。 すべて納得したわけではないが、湖山先生の言葉には何となく説得力があり、水墨画を習ってみることにした。めったに内弟子を取らない湖山先生の弟子になったのだ。 湖山先生によれば、水墨画は墨だけを使って森羅万象を描き出そうとする。その本人が「自然」でない状態では、「自然」を描き出すことは無理だというのだ。そして、霜介が心を閉ざしており、その強張りや硬さが所作に現れていることも見抜く。 一方、湖山先生の描画は、さすがに達人らしく、力が抜けているのにずっと見ていたいような雰囲気を出している。 霜介は初心者向けの蘭だけを描いている。しかし、水墨画では「蘭に始まり蘭に終わる」という言葉があり、基本的な要素は全て含まれているようだ。 その後、霜介は藤堂翠山(とうどうすいさん)というもう一人の大家と会う機会があり、目の前で水墨画を描いてもらう。しかも、落款を押した正式な画としてプレゼントされた。 千瑛との勝負も楽しみである。 水墨画には描いた人物の個性が現れるようで、どんな気質の、どんな性格の人間が描いたのかまで分かるという。全く知らなかった水墨画の世界を知り、少し視野が広がった。「ラブカは静かに弓を持つ」と同系統の小説だと感じた。 | ||||
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