(短編集)

さよならの儀式

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種別
短編集
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あらすじ

2022年10月06日 さよならの儀式 (河出文庫)

親子の救済、老人の覚醒、過去の自分との出会い、仲良しロボットとの別れ……淡く美しい希望が灯る。宮部みゆきがおくるSF作品集。(「BOOK」データベースより)

評判

さよならの儀式の評価:

6.00/10点 レビュー 1件。 D ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点6.00pt

さよならの儀式の総合評価:

7.02/10点 レビュー 55件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(6pt)

読者を選ぶ作品(非ミステリー)

8作品を収めたSF短編集。タイトルだけで「杉村三郎」系の作品かと思って読んだら、まるで違っていた。
作品のテーマは現代性、社会性があるものなのだが、いかんせんSFには興味も親しみもないため、真価を味わうことができなかった。
SFファン以外にはおススメしない。

iisan
927253Y1

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.54
(5pt)

やや暗黒の苦い近未来

レビューでは結構評価が低いのが意外でした。解説に”初のSF短編集”と書いてあるのですが、ミステリだと思って読み始めたらSFだったとか、後味が悪いとか・・。
個人的には1つ1つがとても密度が高い、中身が濃い、いかにも宮部さんらしい作品群だと感じました。後味が悪いというのは、現実の暗い面をまっすぐに見据えたらこうなったということじゃないか、と。

宮部さんは一見ほのぼのした心温まる作品が多いように見えますが、人間や社会のどうしょうもない暗黒な面を描いたものもかなり多いです。
この短編集でも、「さよならの儀式」のように切なく泣けるものもあれば、「母の法律」のような慄然とする近未来があり、「聖痕」に描かれる現代人の荒涼とした精神性など、さまざまな作品が収められています。
他に気に入ったのは、「戦闘員」の得体の知れないものによる監視社会を背景にした孤独な老人と少年の友情、最初は犯罪ものかと思って読みだしたらとんでもない舞台設定だった「保安官の明日」、歴史小説か民間伝承のような雰囲気の「海神の裔」など、どれもがよくこんな設定を思いついたなと思えるようなユニークなものでとてもよかったです。ひとつひとつが長編にアレンジできそうな冴えたアイデアで短編でおさめておくのはもったいないと思いました。
これからもユニークな作品を期待しています。
さよならの儀式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: さよならの儀式 (河出文庫)より
4309419194
No.53
(4pt)

現代社会の問題点を描く、社会派のSF短編集。

SF大賞を受賞したように、SFの書き手でもある宮部みゆきさん初のSF短編集だけど、近未来を舞台にした、十分リアリティある作品集を堪能した。どの作品も起こり得そうなリアリティが感じられる。例えば家庭用ロボットとの別離を描いた表題作などは、今でもそういうロボットは存在するので、他人事とは思えなかった。

  宮部さんの作品は、彼女のヒューマニストな視点が1つの特徴と思うが、SFでもその特徴が、遺憾なく発揮されている。特に再読だった「聖痕」は圧倒的な迫力で、胸に迫るものがあった。現代社会の暗部をSF的アプローチで描いた作品として、高く評価したい。

  現代社会の問題点を描く、社会派のSF短編集と評価する。
さよならの儀式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: さよならの儀式 (河出文庫)より
4309419194
No.52
(5pt)

やや暗黒の苦い近未来

レビューでは結構評価が低いのが意外でした。解説に”初のSF短編集”と書いてあるのですが、ミステリだと思って読み始めたらSFだったとか、後味が悪いとか・・。
個人的には1つ1つがとても密度が高い、中身が濃い、いかにも宮部さんらしい作品群だと感じました。後味が悪いというのは、現実の暗い面をまっすぐに見据えたらこうなったということじゃないか、と。

宮部さんは一見ほのぼのした心温まる作品が多いように見えますが、人間や社会のどうしょうもない暗黒な面を描いたものもかなり多いです。
この短編集でも、「さよならの儀式」のように切なく泣けるものもあれば、「母の法律」のような慄然とする近未来があり、「聖痕」に描かれる現代人の荒涼とした精神性など、さまざまな作品が収められています。
他に気に入ったのは、「戦闘員」の得体の知れないものによる監視社会を背景にした孤独な老人と少年の友情、最初は犯罪ものかと思って読みだしたらとんでもない舞台設定だった「保安官の明日」、歴史小説か民間伝承のような雰囲気の「海神の裔」など、どれもがよくこんな設定を思いついたなと思えるようなユニークなものでとてもよかったです。ひとつひとつが長編にアレンジできそうな冴えたアイデアで短編でおさめておくのはもったいないと思いました。
これからもユニークな作品を期待しています。
さよならの儀式 Amazon書評・レビュー: さよならの儀式より
4309028071
No.51
(4pt)

現代社会の問題点を描く、社会派のSF短編集。

SF大賞を受賞したように、SFの書き手でもある宮部みゆきさん初のSF短編集だけど、近未来を舞台にした、十分リアリティある作品集を堪能した。どの作品も起こり得そうなリアリティが感じられる。例えば家庭用ロボットとの別離を描いた表題作などは、今でもそういうロボットは存在するので、他人事とは思えなかった。

  宮部さんの作品は、彼女のヒューマニストな視点が1つの特徴と思うが、SFでもその特徴が、遺憾なく発揮されている。特に再読だった「聖痕」は圧倒的な迫力で、胸に迫るものがあった。現代社会の暗部をSF的アプローチで描いた作品として、高く評価したい。

  現代社会の問題点を描く、社会派のSF短編集と評価する。
さよならの儀式 Amazon書評・レビュー: さよならの儀式より
4309028071
No.50
(5pt)

きれいな形で届きました

本がきれいな形で届きました
さよならの儀式 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: さよならの儀式 (河出文庫)より
4309419194

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