(短編集)
さよならの儀式
- SF (392)
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さよならの儀式の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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8作品を収めたSF短編集。タイトルだけで「杉村三郎」系の作品かと思って読んだら、まるで違っていた。 | ||||
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レビューでは結構評価が低いのが意外でした。解説に”初のSF短編集”と書いてあるのですが、ミステリだと思って読み始めたらSFだったとか、後味が悪いとか・・。 個人的には1つ1つがとても密度が高い、中身が濃い、いかにも宮部さんらしい作品群だと感じました。後味が悪いというのは、現実の暗い面をまっすぐに見据えたらこうなったということじゃないか、と。 宮部さんは一見ほのぼのした心温まる作品が多いように見えますが、人間や社会のどうしょうもない暗黒な面を描いたものもかなり多いです。 この短編集でも、「さよならの儀式」のように切なく泣けるものもあれば、「母の法律」のような慄然とする近未来があり、「聖痕」に描かれる現代人の荒涼とした精神性など、さまざまな作品が収められています。 他に気に入ったのは、「戦闘員」の得体の知れないものによる監視社会を背景にした孤独な老人と少年の友情、最初は犯罪ものかと思って読みだしたらとんでもない舞台設定だった「保安官の明日」、歴史小説か民間伝承のような雰囲気の「海神の裔」など、どれもがよくこんな設定を思いついたなと思えるようなユニークなものでとてもよかったです。ひとつひとつが長編にアレンジできそうな冴えたアイデアで短編でおさめておくのはもったいないと思いました。 これからもユニークな作品を期待しています。 | ||||
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SF大賞を受賞したように、SFの書き手でもある宮部みゆきさん初のSF短編集だけど、近未来を舞台にした、十分リアリティある作品集を堪能した。どの作品も起こり得そうなリアリティが感じられる。例えば家庭用ロボットとの別離を描いた表題作などは、今でもそういうロボットは存在するので、他人事とは思えなかった。 宮部さんの作品は、彼女のヒューマニストな視点が1つの特徴と思うが、SFでもその特徴が、遺憾なく発揮されている。特に再読だった「聖痕」は圧倒的な迫力で、胸に迫るものがあった。現代社会の暗部をSF的アプローチで描いた作品として、高く評価したい。 現代社会の問題点を描く、社会派のSF短編集と評価する。 | ||||
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本がきれいな形で届きました | ||||
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受領出来ました問題ありませんありがとうございました。 | ||||
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宮部みゆきのSFをはじめて読みました。 未来の世界を描きつつも、人間ドラマになっていくところが絶妙です。 やはり、宮部みゆきは面白いと思いました。 | ||||
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