火車



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【この小説が収録されている参考書籍】
火車 (新潮文庫)
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初公開日(参考)1998年01月
分類

長編小説

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火車 (新潮文庫)

1998年01月30日 火車 (新潮文庫)

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?謎を解く鍵は、カード会社の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.78pt

火車の総合評価:7.84/10点レビュー 553件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全36件 1~20 1/2ページ
No.36:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

火車の感想

宮部を読もうと評判の良いこの本を読んでみた。
ミステリー及び娯楽作品として最後まで読むのは
しんどいし面白くもない。
展開が進まない割にページ数が多い。
文学作品として読めば600ページ何とか読める。
主夫や犬の話が話にかかわってくれば
面白味があったように思える。
ラストの問題 有なのでしょうが
ミステリとしては疑問

あらためて 他の宮部作品を読みたくなる
ことはなかった。


jethro tull
1MWR4UH4
No.35:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(1pt)

火車の感想

高評価だったので、読んでみましたが、あまりにもくだらない。引き裂いて、ゴミ箱に…
紙資源の無駄です。テレビのワイドショーでも見ていた方が、まだ良かった。おかげで、彼女以降の作家の作品を読むのをためらう様になってしまいました。

板野いつら
49HU567D
No.34:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

世間の評価の割りに面白いとは思えませんでした

これが世間では宮部みゆきさんの最高傑作とされてるっぽいですが、個人的には面白いとは思えませんでした。
自分は所謂「社会派ミステリ」というのがあまり好みではないというのもあるかもしれません。

ただ自己破産が世間の目では自業自得の自己責任とされることが多いが、問題視すべきは社会のシステムという点は考えさせられました。
この問題に限らず日本という国は、本人に僅かでも落ち度があれば自業自得、自己責任と苦境にある人をさらに平気で叩くという悪しき風潮があるなぁと常々思う所です。

▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.33:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火車の感想

第6回山本周五郎賞受賞作。20数年振りの再読です。とても素晴らしい文章とリーダビリティで、明らかになって行く真相が気になり一気に読み終えました。それぞれの人物が持つ背景の重さと、カードによる破産、親の借金、と言う社会派テーマの為、やり切れない(救いが無い)気持ちにもなりました。ラストシーンの後はどうなったんだろうか、このエンディングを書ける所が作者の才能なんでしょうね。さて、作中の本間は当時42歳、まだお元気なら現在67歳です。自分も同じだけ歳を取った訳で、それを突き付けられたのが一番の衝撃だったかもね。

なおひろ
R1UV05YV
No.32:
(5pt)

火車の感想

長編ですが続きが気になり、どんどん読めました。

長編あるあるですが、登場人物が多くなると、読書再開のタイミングで誰が誰だわからなくなる作品って多いですよね。
そこはさすが宮部みゆき!
登場人物の個性をまるで映像のように表現できる描写力!

落ちに関しては賛否両論分かれるでしょう。


▼以下、ネタバレ感想

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ぷぅちゃん
76W3CGEW
No.31:
(8pt)

おもしろかった

普通に面白かったです。
今まで読んできたものよりも少しページ数が多いので読むのに時間がかかりましたが、
途中からはもういつ辞めればいいのかわからないという感じですね。
宮部みゆき先生の作品、ほかにも読んでみたいと思いました。

マビノギオン
ETOPY8N1
No.30:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火車の感想


▼以下、ネタバレ感想

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カミーテル
MCFS6K6O
No.29:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

火車の感想

長編小説。最初、読めるかなと思っていたけど、終盤にかけてドキドキしながら読んでしまった。
今まで読んだ宮部みゆき作品の中でも、一番!!

ピエール
E1EAN37L
No.28:
(9pt)

火車の感想

変わった切り口で始まるな〜と思って読んでたら最後のページまで来てた、というような感覚でどんどん続きが気になって仕様がないという感じでした!ボリュームがあって、心情描写が多いためテンポはゆっくり目かもしれないですが、とにかく物語に引き込まれていきました。

失踪した婚約者はいったい何者であるかということに重点を置いている社会派ミステリーですが、なるほど!と思えるような本格派ミステリーにあるワクワク感も兼ね備えているように感じました。

クレジットカードによる借金をテーマとして扱っているため、少し理解が難しい内容も含まれていると思います。社会人になってから読んだらより一層感情移入できる作品ではないでしょうか。

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陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.27:
(6pt)

火車の感想

前評判が高かったのでハードル高く読んでしまった
カード社会の点などよく描けている
最後の場面はちょっとあっさりしすぎか

mick
M6JVTZ3L
No.26:
(8pt)

さすが宮部

グイグイ引き込まれました。

わたろう
0BCEGGR4
No.25:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

火車/クレジット社会の闇を知る

休職中の刑事のもとへ、親戚の青年が失踪した婚約者を探して欲しいと訪ねてくる。彼女に自己破産経験があると判明してすぐに、家も仕事も捨てて消え去ってしまったのだ。なぜそこまで徹底的に逃げるのだろうか……

初めて読んだのは中学生の頃で、そのときも面白く感じてはいたものの、やはり登場人物の設定やそれぞれの場面での感情など、よく捉えられていなかったように思う。
ふと、結末は覚えているけれど、途中経過を忘れたなあと思って、読み返してみた。

20年以上前に書かれた話なのでピンとこない描写もあるが、それでもクレジットカードやローンの怖さをリアルに感じられる。
刑事ドラマっぽさがあるストーリーで、主人公が地道な調査と推理を重ね、少しずつ真実が明らかになっていく。派手さはなく、良くも悪くも堅実な展開と言えるだろう。ぱっと盛り上がる展開が好きな人には物足りないかもしれない。

テーマになっているのはクレジットカード、ローンなどの「消費者金融」。
この「消費者金融」については、本当は誰もがきちんと学び、正しい知識を身につけなければならないだろう。
とは言え、実際には有名なタレントがカッコよくカードを使うCMがあったり、支払いは分割が当たり前かのような売り方をしていたりと、「借金」であることが直接的に感じられない世の中になっているようにも思う。
学校の授業で取り入れるという方向にも動いているようだが、やはり勉強となると堅苦しく感じてしまうものだ。

そう考えると、この『火車』ならば、ミステリとして楽しみながら、消費者金融の闇を知る良いきっかけになるのではないだろうか。
学べるミステリとしてオススメしたい作品だ。

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とかげ
0VAVVYPQ
No.24:
(7pt)

悲しい現実

昨日読了。
内容は重いが、面白かった。
若干最後の方でバタバタと展開が動き出すが、ページ数の割には読みやすい。

▼以下、ネタバレ感想

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レッダーン
JX3FQ5JY
No.23:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

バブルの本質を喝破した作品

1993年の山本周五郎賞を受賞した作品。時代状況や作中に登場する道具立てなどに古めかしさを感じるのは仕方ないが、カード社会の問題点を鋭く指摘したテーマが今なおずっしりと重い現実感を持って読めるところがすばらしい。
怪我とリハビリのために休職中の刑事・本間は、遠縁の男から「突然姿を消した婚約者を探して欲しい」と頼まれた。ごく普通のOLだったはずの彼女は、自らの痕跡を徹底的に消して失踪していた。なぜ、そこまでして姿を隠さなければいけないのか? 調査を進めるうちに明らかになったのは、庶民のカード破産の凄惨な実情だった。
本筋である人探しはスリリングだし、カード社会の問題点をえぐり出した事件の背景もリアリティにあふれていて非常に読み応えがある。
さらに、佐高信氏の「解説」にもあるように、人情の機微に分け入って行く描写もすばらしく、「面白いミステリーを読んだ」という以上の満足感を与えてくれる。多くの人にオススメしたい。

iisan
927253Y1
No.22:
(8pt)

火車の感想

好みは分かれると思うが私は好きです。

Ralph
YYNH4PU8
No.21:
(7pt)

火車の感想

きっと、これが王道のミステリー小説なんでしょう。
少し前の作品なので、ちょっと時代背景がずれてきちゃって、また表現も少し古い感じがしました。
若い人には、ちょっと合わないかも。
長かったけど、火曜サスベンスを見ているみたいで面白かったです。

Hidezo
GX0TU62Y
No.20:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

火車の感想

大ヒット作品だけに高水準の良い作品だと思います。
かなり昔の作品ながらカード破産の話題など現在でも充分起こりうる問題なので違和感なく読めました。
特に登場人物の微妙な心理描写は読み応え十分です。
ただやはり話が長すぎると思います。
似た展開が多いので本編に影響を与えない程度にエピソードのいくつかを無くしても良かったような気がします。
中だるみをしてしまったため面白かったものの少し評価を下げました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.19:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

火車の感想

上からな意見のようで申し訳ないですが、宮部みゆきって凄い作家だ!と思える作品でした。
ミステリーとしても、社会風刺としても素晴らしい作品です。
私はまだ宮部みゆき先生の作品は「火車」の他には「理由」と「レベル7」しか読んでいませんが、その二作に比べ、登場人物の個性が強すぎず、嫌みがない点も良かったです。
事件が二転三転し、被害者加害者の事情が明らかになる過程で浮かびあがる社会的問題。
社会的問題についても深く調べられ、丁寧に記されており、わかりやすく、そして恐ろしくもありました。
ミステリーとしても社会風刺としても、本当に素晴らしい作品です。



▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.18:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火車の感想

模倣犯を読んで以来の宮部みゆき作品でしたが面白かったし勉強にもなりました
カード破産を取り扱った社会派ミステリーというのはあまり類を見ないですし、それをこれだけの大作に仕上げているあたりさすがだなと思いました
含みを持たせたラストは評価の分かれるポイントだと思いますが、個人的には良い意味での余韻を楽しめたので良かったです

最終列車
KU3TJU3C
No.17:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

火車

途中の展開はドキドキして、早く早くたどり着いて!という気持ちでページをめくる手を止められませんでした。
ラストはやはり宮部みゆき。という感じで、個人的にはあんまり好きではないです。

ほそやん
IYPDLT89
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