クロスファイア
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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〜まず最初に、クロスファイアを楽しむためには | ||||
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スリリングな展開の中人物描写が非常によく描かれているので、長いですが楽しく読めました。 | ||||
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宮部さんの超常現象モノは自分に合っているのかもしれない。 | ||||
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超能力を持つ主人公が織り成す物語。サイコな激情や葛藤の描写など、ただの作品で終わらないところはさすが宮部さん。ただ、少し話が長いのでしょうか。中弛みを感じてしまうシーンもありました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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これを現実に起きたら大変だ。 これを思い出した瞬間 後ろから自転車で突っ込んで来る。ラーメン屋の男を思い出す。 後ろを向けば、ムッとした顔、、、怪我が無かったので無視。 この様な嫌がらせ行為は、弁償して金を払って欲しい思い。 嫌な思い出を忘れる作品 作品の内容、、、主人公の女性が最後に民間人の守ろうして、警察官に銃で撃たれる。 銃で撃った警察官は、炎に包まれて他界 | ||||
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「10日に一回くらいしか帰宅しない」はずのちか子の夫が帰ってきたときに驚く素振りもなかったり、テーマは面白いが作者が全体を把握しきれていないのでは?という印象を受ける。 | ||||
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上巻を読み終えた時点で、モヤモヤした消化不良感を覚えていたが、やはり良識派宮部みゆきの作品だな、と納得がいった。 この作品、設定が思い切りジュブナイル向け。警察では対処出来ない極悪人に、超能力で正義の鉄槌を下す、スーパーヒロイン。そんな超能力者を集めた、謎の秘密組織。組織で出会った男性との、生まれて初めての恋の行方は? と書いていて恥ずかしくなりそうなストーリーで、宮部みゆきの手掛ける作品とは思えない。 ところが、宮部みゆきの豪腕は、この設定で大人の鑑賞に足るエンタメ作を、無理矢理仕上げてしまうのだから驚いた。子供向けなら問題なくても、大人が読んだら突っ込まれそうな箇所を、周到に書き込んでフォローしているので、分量が増える。例えば、自分と同じ能力を持つ少女を、組織で引き取って教育しようとしたヒロイン。そりゃあないよ、と思ったら、クライマックスの後日談で説明されており納得した。 クライマックスは、迫力十分で感動的に描かれており、なかなかの出来栄え。リアリティーの希薄な秘密組織の存在など、マイナス要素は多いが、それでもこれだけの作品に仕上げてしまう宮部みゆきに脱帽である。 | ||||
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エンタメ作として面白いのは確か。法の目をかいくぐり、のうのうと生きている極悪非道な悪人達に、天誅を加える爽快感が味わえるし、石津刑事を始め、キャラも生きていると思う。 しかしながら、上巻を読んだ段階では、かなりモヤモヤが残ってしまった。まず肝心の主人公のキャラが一番定かでなく、感情移入し肩入れして読む事が出来ない。そのため、彼女自体がかなり極悪非道で、勝手に私刑を加える危険人物のように感じてしまった。まだ謎の組織? との関係など書かれておらず、彼女の事が判明するに従って、好感を持てるのではないかと思っているが。 下巻に期待。 | ||||
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主人公格の青木淳子は、念力放火能力。念じるだけで、あらゆる物体。鋼鉄をも溶かすほどの炎を発生されることができる能力の持ち主である。彼女はかつて、自分の能力を使って、凶悪で残忍な犯罪者でありながら、未成年であるというだけで罪をまぬがれている人間たちを「処刑」したことがあった。本書のなかでは、少年グループによる凶悪犯罪の現場を、淳子が偶然に目撃するところから始まる。そのグループにひとりの女性が拉致されていることを知った淳子は、少年グループの追跡と「処刑」を開始するが、もう少しというところで、その女性は射殺されてしまう。そして、失意にくれる淳子のもとに、「ガーディアン」と名乗る組織から電話がかかってくる……。 なにより、本書に出てくる登場人物たちが魅力的だ。主人公格の淳子はもちろんだが、他にも、子育てを終えた中年女性を、そのまま刑事にした感じの石津ちか子が、意外にも鋭い観察眼で真相を見抜いていく様子や、 幼い頃に弟を念力放火能力で焼き殺された牧原刑事や、人を思いのままに操ることができる能力を持つ木戸浩一、また淳子と同じ能力を持ちながら、それをコントロールできずにいる倉田かおりの存在など、どの登場人 物をとってみても、ひとくせもふたくせもあり、それに著者の巧みな文章力がまじりあって、確かに物語のなかで息づいているのを感じることができるのだ。 そして、強力な力を持つ自分の存在に疑問を覚えながらも殺人をつづける淳子と、それを追うちか子と牧原のふたり。このふたつの線が、どこで交差することになるのか、というストーリー展開は、その結末がだいた い予想できたとしても、やはり読者を引きつけてしまう。そういう意味で言うなら、宮部みゆきは確かに、すばらしいストーリーテラーであると言えよう。 だが、それにも増して重要なのは、本書が超能力という、およそSF的な要素を扱いながらも、その真のテーマは、人を殺して何とも思わない、世の中で増加している凶悪犯罪に向けられている。という点だ。淳子は、そういったどうしようもない悪人が確かに存在すると主張する木戸浩一のことばを認めつつ、それでもこんな疑問に悩まされつづける。 | ||||
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