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クロスファイア
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【この小説が収録されている参考書籍】
クロスファイアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 1~20 1/6ページ
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これを現実に起きたら大変だ。 これを思い出した瞬間 後ろから自転車で突っ込んで来る。ラーメン屋の男を思い出す。 後ろを向けば、ムッとした顔、、、怪我が無かったので無視。 この様な嫌がらせ行為は、弁償して金を払って欲しい思い。 嫌な思い出を忘れる作品 作品の内容、、、主人公の女性が最後に民間人の守ろうして、警察官に銃で撃たれる。 銃で撃った警察官は、炎に包まれて他界 | ||||
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「10日に一回くらいしか帰宅しない」はずのちか子の夫が帰ってきたときに驚く素振りもなかったり、テーマは面白いが作者が全体を把握しきれていないのでは?という印象を受ける。 | ||||
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上巻を読み終えた時点で、モヤモヤした消化不良感を覚えていたが、やはり良識派宮部みゆきの作品だな、と納得がいった。 この作品、設定が思い切りジュブナイル向け。警察では対処出来ない極悪人に、超能力で正義の鉄槌を下す、スーパーヒロイン。そんな超能力者を集めた、謎の秘密組織。組織で出会った男性との、生まれて初めての恋の行方は? と書いていて恥ずかしくなりそうなストーリーで、宮部みゆきの手掛ける作品とは思えない。 ところが、宮部みゆきの豪腕は、この設定で大人の鑑賞に足るエンタメ作を、無理矢理仕上げてしまうのだから驚いた。子供向けなら問題なくても、大人が読んだら突っ込まれそうな箇所を、周到に書き込んでフォローしているので、分量が増える。例えば、自分と同じ能力を持つ少女を、組織で引き取って教育しようとしたヒロイン。そりゃあないよ、と思ったら、クライマックスの後日談で説明されており納得した。 クライマックスは、迫力十分で感動的に描かれており、なかなかの出来栄え。リアリティーの希薄な秘密組織の存在など、マイナス要素は多いが、それでもこれだけの作品に仕上げてしまう宮部みゆきに脱帽である。 | ||||
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エンタメ作として面白いのは確か。法の目をかいくぐり、のうのうと生きている極悪非道な悪人達に、天誅を加える爽快感が味わえるし、石津刑事を始め、キャラも生きていると思う。 しかしながら、上巻を読んだ段階では、かなりモヤモヤが残ってしまった。まず肝心の主人公のキャラが一番定かでなく、感情移入し肩入れして読む事が出来ない。そのため、彼女自体がかなり極悪非道で、勝手に私刑を加える危険人物のように感じてしまった。まだ謎の組織? との関係など書かれておらず、彼女の事が判明するに従って、好感を持てるのではないかと思っているが。 下巻に期待。 | ||||
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主人公格の青木淳子は、念力放火能力。念じるだけで、あらゆる物体。鋼鉄をも溶かすほどの炎を発生されることができる能力の持ち主である。彼女はかつて、自分の能力を使って、凶悪で残忍な犯罪者でありながら、未成年であるというだけで罪をまぬがれている人間たちを「処刑」したことがあった。本書のなかでは、少年グループによる凶悪犯罪の現場を、淳子が偶然に目撃するところから始まる。そのグループにひとりの女性が拉致されていることを知った淳子は、少年グループの追跡と「処刑」を開始するが、もう少しというところで、その女性は射殺されてしまう。そして、失意にくれる淳子のもとに、「ガーディアン」と名乗る組織から電話がかかってくる……。 なにより、本書に出てくる登場人物たちが魅力的だ。主人公格の淳子はもちろんだが、他にも、子育てを終えた中年女性を、そのまま刑事にした感じの石津ちか子が、意外にも鋭い観察眼で真相を見抜いていく様子や、 幼い頃に弟を念力放火能力で焼き殺された牧原刑事や、人を思いのままに操ることができる能力を持つ木戸浩一、また淳子と同じ能力を持ちながら、それをコントロールできずにいる倉田かおりの存在など、どの登場人 物をとってみても、ひとくせもふたくせもあり、それに著者の巧みな文章力がまじりあって、確かに物語のなかで息づいているのを感じることができるのだ。 そして、強力な力を持つ自分の存在に疑問を覚えながらも殺人をつづける淳子と、それを追うちか子と牧原のふたり。このふたつの線が、どこで交差することになるのか、というストーリー展開は、その結末がだいた い予想できたとしても、やはり読者を引きつけてしまう。そういう意味で言うなら、宮部みゆきは確かに、すばらしいストーリーテラーであると言えよう。 だが、それにも増して重要なのは、本書が超能力という、およそSF的な要素を扱いながらも、その真のテーマは、人を殺して何とも思わない、世の中で増加している凶悪犯罪に向けられている。という点だ。淳子は、そういったどうしようもない悪人が確かに存在すると主張する木戸浩一のことばを認めつつ、それでもこんな疑問に悩まされつづける。 | ||||
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特殊能力物の小説は、「そんなことはありえない」とは思わず 肩の力を抜いて、作者の作った流れに身を任せて読み進める 事が大事だと思います。 上巻は主人公の「向かうところ敵なし」的な圧巻の強さと感の良さ が冴える、スピード感満載のストーリーである。 下巻は少し雰囲気が変わって、主人公に刑事がたどり着いていく様を 描いたスリルあるストーリーだ。 どちらも手に汗握る仕上がりに私は大変満足しています。 上巻を読んでいて、夜中に人が燃える夢を見て目が覚めたことがありました。 | ||||
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特殊能力物の小説は、「そんなことはありえない」とは思わず 肩の力を抜いて、作者の作った流れに身を任せて読み進める 事が大事だと思います。 上巻は主人公の「向かうところ敵なし」的な圧巻の強さと感の良さ が冴える、スピード感満載のストーリーである。 下巻は少し雰囲気が変わって、主人公に刑事がたどり着いていく様を 描いたスリルあるストーリーだ。 どちらも手に汗握る仕上がりに私は大変満足しています。 上巻を読んでいて、夜中に人が燃える夢を見て目が覚めたことがありました。 | ||||
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RPGを先に購入していたのでこれを読む前にクロスファイアを読んだ次第です。 このお話しの前に更また、お話しがあるので順番としては鳩笛草から読んだ方がいいかもしれない 超能力者の悲しい話しだった 心に残る作品だった | ||||
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パイロキネシス(念力放火能力)。 聞きなれない言葉である。 この能力を持ち合わせた女性による複数連続殺人。 単なる私刑なのか、復讐なのか極めて残忍な犯罪は警察で解決できるのかが注目される。 一般文学通算2373作品目の感想。2020/01/30 16:15 | ||||
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上巻は大変良かった。 念力放火能力持った女の殺人事件を警察はどのように犯罪を立証し事件を解決するかと思ったが全く方向が違っていた。 下巻に入り事件はどんどん発散し解決どこらかガーディアン組織の登場で本題がずれ始める。 最後は警察組織内部に蔓延る腐敗にまで及び事件解決は頓挫してしまう。 こんな結末作品は読みたくなかった。 一般文学通算2373作品目の感想。2020/02/01 19:55 | ||||
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読み終わって駄作過ぎて驚いた。プロットが稚拙だし、キャラに魅力がない。 | ||||
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高評価がわからない。展開が遅いし、無駄な人物描写が多過ぎる。上巻の半分までは我慢したが、それ以降は読めなくなった。展開が遅くて、出し惜しみしすぎてる。文学的表現云々よりも退屈した。下巻は知らないが、続きを読もうとは思わない。 | ||||
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悲しいお話でした。 上巻はすっきりするアクションが多く下巻は人間模様中心です。 | ||||
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楽しく読んでますが、必須事項はそちらの条件もう評価しません。。。。。。。 | ||||
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なんともすばらしい作品でした。 異能力者のお話です。こういうジャンル好きなんです。 ストーリー展開がおもしろくて一気に読んでしまいました。 結末はなんとも切なく、それでいて最高でした! 神とはなんなのか、命の尊さ、周りから理解されない孤独。 色々なことを考えさせられる作品であったと思います。 ただ、解説の部分で淳子と一樹を取り上げた別の作品があると書かれており、それならそうとそちらから読みたかったなあ、という気持ちになりました。。。 それで少し盛り下がったので、星4つです。 | ||||
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念力放火能力を操り、自身の信じる正義のために悪を裁いていく主人公の一人、青木淳子をメインに据えた上巻から大きくストーリーは変わり、下巻ではいわゆる超能力で法では裁けない悪を秘密裏に裁く組織と、それらの事件を追跡する警察が主軸となっている。 もちろん淳子も物語を進める上で重要不可欠な存在ではあるのだが、彼女一人が主人公という描かれ方はされておらず、いい意味でストーリーを彩る要素のひとつといったところが特徴的である。 とは言えやはり最後は淳子が魅せてくれるシーンもあり、まさにクライマックスにふさわしい展開であると感じるとともに、この表現力は残念ながら映像ではなかなか伝えられないのだと強く思う。だからこそ映像化が成功した例は多くないのだろうが。 後から知ったのだが、本作品はこれより前の作品「幡祭」の続編であるとのこと。読んでなかったから面白さが減った、とかいうわけではないが、本作品を読み終えたからこそ、「幡祭」を手にとってもそれはそれで面白いと思う。 | ||||
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似たようなお話でスティーヴン・キングの「ファイアスターター」が挙げられると思うが、モチーフが似ていてもその実、この作品は発火能力にスポットを当てていない。 能力者である青木淳子が自らの正義の執行のために使用する手段でしかなく、ストーリーはそこにまつわる事件が主軸となっている。 とは言え手段である能力やそれを行使する淳子の心理などの描写に一切の手抜きはなく、そのあたりはさすがと言ったところだと感じる。 「ファイアスターター」のような、いかにもなSF小説の展開を期待されると正直物足りないと思うが、淳子と彼女を取り巻く事件の加害者、被害者はもとより、事件を捜査する刑事に至るまで人物配置に無駄がない。 章立ては淳子パートと刑事パートが入れ替わる構成になっているものの、かと言って思考の切り替えを強いられるといったこともなく、むしろうまい具合に筋道が繋がって難なく読み進めることができる。 上巻はほとんど淳子無双の体で描かれており、下巻もこの調子で進んでいくのかと期待を持たせる終わり方をしているあたりも評価できるポイントである。 …しかしこの手のジャンルは総じて女性が多い…普通のおっさんとかじゃドラマ性がないんだろうな。 | ||||
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驚きの連続、どんどん引き込まれ夢中になって読み続け下巻に突入という感じでした。 | ||||
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結末がなんとも悲しいが、ひきこまれるようにいっきに読んでしまった。 | ||||
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本書の時代設定は執筆時と同じく99年から2000年頃。 つまり ポケベルが絶滅する寸前であり、ケータイは社会人に普及しており インターネットが一般家庭に普及する少し前だ。 当然防犯カメラも今ほど一般的ではない。 防犯カメラが至る所に設置され、誰もがスマホを持ち歩いている現在(2015年)だと こうも大っぴらな犯行は、フィクションの中でも無理になるだろう。ミステリーの先生方は 時代に即したあたらしい舞台設定と小道具で、また新しいお話をつむぎだすのだろうが それは困難な作業になるのではないかなと感じた。時代の変化はめまぐるしい。 「必殺仕事人」的なダークヒーローのお話、そして 異能の少女のお話も古今東西書かれ尽くしているはずなのに この要素の組み合わせで最後まで一気に読むことが出来たのは、やはり本書が面白いからだろう。 特に、小さなヒロインが登場するあたりから加速度的に面白さが増し、ラストへと 読者の脳みそを引っ張っていく。結末は予想を超えるものではないが調和していて 読後感は良いほうだと思えた。 『神の守人』『魔性の子』それからスティーブンキングのアレコレを 読んでいて思い出した。 | ||||
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