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クロスファイア



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クロスファイアの評価: 4.15/5点 レビュー 118件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.15pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全118件 21~40 2/6ページ
No.98:
(5pt)

私達は物語の力を必要としている

2015年も残忍な殺人事件が多発している。
現在の司法制度のもとでは、とくに未成年者が加害者の場合、圧倒的に量刑が軽くなり、法に従えば、被害者及び被害者の家族が泣き寝入りせざるをえない
「念じただけで人や物を焼き尽くしてしまう超能力を持って生まれてた女性が主人公」と聞いただけで、そんな荒唐無稽な話など読んでも時間の無駄だと拒否感を感じる人がほとんどだと思う。しかし、一度読んでみてほしい。
物語の中では、罪の償いをせず、のうのうと生きる凶悪犯罪人を処刑する、念力放火能力をもつ女性青木順子と、同じ目的を有する組織ガーディアンが登場する。
凶悪犯罪者に命を奪われる被害者の絶望と無念、残された被害者家族の塗炭の苦しみが丁寧に描写され、読む者の心にひびく。
読者はガーディアンの存在や青木純子の殺戮の行為に喝采を送る心境になる。
一方、いかに正義のためとはいえ、加害者を殺害するという一線を越えることはけして許容しない中年のおばさん刑事が登場する。ヒロインではないが、彼女が非常に魅力的に描かれている。彼女の存在が、われわれが「ガーディアンの存在は必要悪である」という、ひとつのわかりやすい結論に流れることを許さない。
名人宮部みゆきの筆が冴えている。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.97:
(5pt)

姪っ子もハマりました

大好きな小説なので、小学6年生の姪っ子に贈りました。
姪っ子もかなりハマってます!
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.96:
(5pt)

超能力を扱って読者を飽きさせない

超能力を扱うのはかなり難題じゃないの、と言うのが第一印象。
だが稀代のストーリーテラーが語ると現実味を帯びながら読む者を飽きさせずに展開させることができるのだから凄い。
やはり人物描写だからでしょうか。
それぞれの登場人物の心の襞まで感じられる。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.95:
(4pt)

良いですねえ!

元々映像化された<主人公>のファンだった事もあって・・・。
一気に読み終わってしまいました。
今の<映像技術>でリメイクして欲しいです!!
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.94:
(4pt)

面白かったですー!

テレビで見て、どうしても文庫を読みたくなって購入しました。
発想がただの<超能力仕立て>でないのが良いです!!
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.93:
(4pt)

映画では味わえない宮部みゆきらしい描写が伝わってきます

映画を見て購入しましたが、ハリーポッターのように短い映画の中では表現できない部分が多く、作者の独特な表現が何とも言えず引き込まれて行きます。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.92:
(4pt)

映画では味わえない宮部みゆきらしい描写が伝わってきます

映画を見て購入しましたが、ハリーポッターのように短い映画の中では表現できない部分が多く、作者の独特な表現が何とも言えず引き込まれて行きます。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.91:
(5pt)

今回は4作品を求めました。

クリスマスの自分へのプレゼントです。
お正月にかけて暇なときに読みたいです。
古本で良いんです。今どきの古本はきれいですから、とにかくお金の
使い道が助かります。今回はちょっと間が合いたのですが、4作品を頂きました。
しばらくはみやべワールドにはまります。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.90:
(5pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.89:
(5pt)

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。

想像した通りとてもよかった。また次の商品も購入したいと考えている。
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.88:
(4pt)

やや斜め上

超能力者とそれを追う刑事という話なのかと思いきや、突如秘密結社が現れ
能力者は他にも一杯いるという斜め上な展開になり、
二人の主人公もあまり絡むことなく終わるというやや拍子抜けのラスト
ガッカリ感は否めないが、勢いはありスラスラ読むことはできる
その辺を考慮すると全体的な評価はそれなりといったところだろう
クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア (下) (カッパ・ノベルス)より
433407314X
No.87:
(1pt)

ファイアスターター

私が愛してやまないスティーヴン・キングの作品、ファイアスターターに酷似しているこの作品。
宮部氏は自らが認めるキングファンらしい。
そしてこの作品はキングへの「オマージュ」といっていたが…オマージュってのはさ。
キング本人が宮部氏を知っていて、さらにキングの活動本拠地であるアメリカで宮部氏が同程度有名でないと(マキャモン、クーンツレベルか?)
オマージュって言えないと思うんだよね。
キングの知らないところでアイデアを頂いたものは、いわゆる「ぱくり」じゃないんですかね?
この作者はブレイブなんたらといい、かなり文章に難がある。
キングには遠く及びませんよ。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.86:
(4pt)

宮部ワールド全開!

独特の宮部ワールドが全開の世界。途中読んでいて止められなくなる位だったが、最後が・・・ちょっと残念。私的にはハッピーエンド的な終わり方が良かったのだが。もしかしてそうすると続編の期待が出てくるのを恐れたのか??
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.85:
(5pt)

宮部さんファン

本作に登場する、主人公や非行少年たちは自分より年下ですが、
刑事さんの非行少年に対する表現が、ぐさりと突き刺さりました。

とても読みやすいし、是非とも、若い人に読んでほしい作品です。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.84:
(3pt)

超能力を持ったゆえの悲しみ・・・

超能力をもつ女・・・それも火炎放射器の数倍ものすごい武器を持つ・・・主人公の青木淳子。
体から湧き上がるエネルギー・・・それは悪に対する怒り・・・
社会が裁くことのできなかった犯罪を次々に制裁していく。
それもたった一人で・・・

孤独な毎日・・・
でもそんな中ガーディアンと名乗る組織が近づいてくる。
そこで、自分と共鳴できる人と出会う。心が癒されていく・・・でもそれも束の間・・・

話の着地点が想像できるだけに
時間を作ってでも先を読みたいという楽しみはなかったかな〜。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.83:
(3pt)

長くて、だれます。

漫画や映画になりそうな題材。
 この人の作品は冒頭の掴みのシーンは最高なのに、次第にダレてきて
面倒くさくなる。
 ”ガーディアン”という組織が登場した時点で急に冷めてきた。しかし、
何とか読み進めていく内に、8割過ぎあたりからようやく面白くなってくる。
やっぱりスピード感のなさでしょうか。ページ数は半分でいいでしょう。
長すぎる。


クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.82:
(5pt)

キャラクターの魅力

もともと宮部さんの作品は好きだった。(特に90年代に書かれたものは)作者の(おそらく)まっすぐできちんと筋を通せる人柄がにじみ出ているようで、読んでいて気持ちがよかったから。この作品ももちろん例外ではない。なにより主人公・青木淳子の人物造詣がすばらしい。寂しそうで、いたいたしくて、りりしくて・・・。「あたしは装填された銃だ」と言って無法な若者たちを粛清して回りながらも、次第に自身の正義に疑問を感じて揺らぎ始める孤高のヒロインは、もしかしたら宮部作品の中でも一番好きなキャラクターかもしれない。淳子の対極にあるような女性刑事・石津ちか子の、男の同僚のいやみもさらりと流す安定した人柄も好きだ。ちか子が出てくる場面になるとどこかほっとする。冒頭の廃工場での戦闘シーンから迫力に引き込まれて一気に読んでしまった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
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No.81:
(5pt)

●クロスファイア●

この作品に巡り会えたことを、本当に幸運だと思っています。上下巻、徹夜で最後まで読み走った!という感じでした。宮部さんの作品は幾つも読んだことがありますが、その作品の中でも何度も読み返してしまうのは、この作品だけです。念力放火能力というSF的な設定が、実にリアルに、現実的に感じられ、主人公・淳子の持つ非現実的な力に さほど違和感を感じませんでした。「自分は一体何の為に生まれてきたのか?」「正義とは何か?」自分の存在意義を模索し、自分の信じた答えを貫こうとする淳子の姿勢には、かっこいいと思いました。淳子が主人公ではあるのですが、もう一人の主人公ではないかと思ってしまう石津ちか子も、この作品をより魅力的なものにしてくれているなぁと思いました。文章的にも、最後まで無駄なところがなく、スマートかつ綺麗にまとまっていると思います。冒頭では「兵器」として、ラストには「人」として生きた淳子の最後には、感動です。涙が出る感動ではなく、ぼうっと暫く余韻に浸って抜けられなくなるような読後感。文章の技術がどうだとか、ストーリー展開がどうだとか、そんな難しいことは分かりませんが、宮部さんの作品のなかでは三本の指に入る素晴らしい作品だと思います。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.80:
(5pt)

主人公の信念

「どっちにしろ、つまんない地味な一生だよね働いて食べて寝てまた働いて。なーんにもパッとしたことなくってさ。金持ちにもなれないし。世の中もっと面白いこともあるし、うまくやっているヤツだっていっぱいいるのにさ」と言う女の子に、主人公は「そうは思わないけどね」と切り返すのだった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131
No.79:
(4pt)

誠実な伏線

遅まきながら読んだ。既に多数のレビューがあり、論点は尽くされているように思うけれども、私の感想としてそこに付け加えたいことがあるとすれば、ある人物が登場する際の伏線のはり方についてである。その伏線はかなりあからさまに記され、再度のこの人物が登場する際には、さほど注意深く読んでいない場合でも明らかに付合するものがあるだろう。それは未熟な筆法というよりは、作者の敢えてすることなのであろう。クリスティが『アクロイド殺し』で見せた誠実さと似たものを感じ(ただし『アクロイド殺し』の場合よりも明白)、私は悪く感じなかった。
クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:クロスファイア〈上〉 (カッパ・ノベルス)より
4334073131

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