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クロスファイア
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【この小説が収録されている参考書籍】
クロスファイアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全118件 101~118 6/6ページ
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以前矢田亜希子主演の映画を見てまぁまぁの評価だったので原作は気になりつつも避けてきました。読み終わった感想ははっきり言って最高! 中だるみもなく一気に読めます。宮部さんの作品の中でベスト3には入りますよ。なんとも切ないところとか強いけど弱い相反する気持ちが涙を誘います。「龍は眠る」同様これは超越したラブストーリーだと思います。宮部さんの頭の中と感性は無限です!さらに好きになってしまいました。 | ||||
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超能力なんぞが出てくるとミステリは成り立ちません。当たり前ですよね、密室もアリバイも警察も関係なくなります。しかし本作品はそれを合理的に現実的によくまとめたと思います。さすがの著者の力量でしょう。超能力だけで敬遠している方は読むことをお勧めします。最後は主人公に感情移入しすぎてしまい泣いてしまいました。星4つの理由は同著者の「理由」が星五つだからこれが4つです。 | ||||
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超能力なんぞが出てくるとミステリは成り立ちません。当たり前ですよね、密室もアリバイも警察も関係なくなります。しかし本作品はそれを合理的に現実的によくまとめたと思います。さすがの著者の力量でしょう。超能力だけで敬遠している方は読むことをお勧めします。最後は主人公に感情移入しすぎてしまい泣いてしまいました。星4つの理由は同著者の「理由」が星五つだからこれが4つです。 | ||||
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何の知識も無く読み始めた私は、まず主人公の異能力に唖然。次々と社会の悪を処刑していく若き青木淳子のすさまじさに恐怖を感じながらも、心のどこかでその処刑に同感する自分を見つけ、さらに唖然。宮部さんの筆力のなせるわざでしょうか。まったくこのような異端的なことがここまで迫真に、そして真摯に描ける作家がどこにいましょう。 やがて彼女を追い詰める2つの組織が動き始めます。公と私と。彼女の運命に引き込まれていく怒涛のような上巻です。 | ||||
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ためらうことなく社会悪に処刑を施す若い青木淳子にも、ついに追い詰められる日がやってきます。12月24日、クリスマスイブの悲劇。彼女に幼い弟を殺害され彼女を追うことに生涯を費やす男刑事と、善に悪に等しくまなざしを注ぐ中年女性刑事。異能者を世の中から探し、これを使って社会悪に立ち向う謎の組織。2つが交錯するとき、彼女の運命が決まります。・・彼女の「人間」としての苦しみ、業の深さ、人間愛の素晴らしさと残酷さ、それらをすべて読み手の心に投げ込んで、壮大なドラマは終結します。このすさまじくも悲しい処刑者、青木淳子に、私は涙を1滴手向けました。名作です。 | ||||
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理不尽に人を殺す、痛めつける人の気持ちなんか正直言って知りたくないのである。そんな人の気持ちは一生分かりたくないし、分からない自分でいたい。と思っている私に理解は絶対に出来ないにせよ、そういうことなの?と思わせる本なのだ。「不公平だ」という感情が、そして自分が何者でもないという恐怖が人を鬼畜にする。恐い、本当に恐い。そしてそれをここまで分析して書いてしまう宮部みゆきが私は本当に恐い。ますます虜になってしまいそうです。 | ||||
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10月の連休のために上下巻をセットで買いました。感想は・・・いやいや、充実した連休になりました。ご飯を食べながら、音楽を聴きながら、ずっと読みつづけました。長い長編の映画を観つづけた感じがします。場面、場面での情景が目に浮かぶのが宮部作品のすごいところですよね。ぽっかり予定がない連休をどう過ごそうかなあ、とお考えの方、オススメですよ♪ | ||||
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主人公の青木淳子の切ない生き方に最後は涙が出ました。やっと見つけた心許せる人に…悲しすぎました。特殊な能力を持ったが故の不幸。正義感。あなたも青木淳子と一緒に考えてみてください。 | ||||
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主人公の青木淳子の切ない生き方に最後は涙が出ました。 やっと見つけた心許せる人に…悲しすぎました。 特殊な能力を持ったが故の不幸。正義感。 あなたも青木淳子と一緒に考えてみてください。 | ||||
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読み始めはそれほどでもありませんが、途中からは止まらなくなりますよ。気がつくと夜中になっちゃってます。読み終わるまで寝不足が続きます。要注意です。 | ||||
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宮部みゆき自身が認めているように本書は同じ題材を扱ったS・キングの『Fire Starter』の影響が大なので、本書の評価には両者の比較が欠かせないと思います。<描写>というレベルでの比較は、<印象付け>というワンランク上のレベルに余裕で達しているキングに比べると、細々した事物を描写するので手一杯の宮部みゆきは明らかに劣勢だと言わなければなりません。しかし、最大の相違が現れたのは結末のつけ方です。別次元での戦いを暗示するキングの作品と、<愛>という抽象概念で全てを片付けてしまう本作のどちらを良しとするか、この点こそ読者それぞれの判断が試される部分だと思います。 | ||||
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大人のファンタジーである。念力放火能力という超能力を望まずして得てしまったヒロインが、悪に対する憎悪を放つ。現実的な背景に、あり得ない超能力。この組み合わせは、現実的な日本人にはフィットしないが、私は楽しく読めた。宮部みゆきはすばらしいヒロインを誕生させた。美しく強くそして哀しい大人の女性。超能力をもつがゆえの孤独。宮部作品の良さは何かしらこの世的なものからの「逃避」であろう。 | ||||
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大人のファンタジーである。念力放火能力という超能力を望まずして得てしまったヒロインが、悪に対する憎悪を放つ。現実的な背景に、あり得ない超能力。この組み合わせは、現実的な日本人にはフィットしないが、私は楽しく読めた。宮部みゆきはすばらしいヒロインを誕生させた。美しく強くそして哀しい大人の女性。超能力をもつがゆえの孤独。宮部作品の良さは何かしらこの世的なものからの「逃避」であろう。 | ||||
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主人公は普通に生きることをとっくにあきらめてどうにか自分の生きる道を探ってきた。人を焼き殺すということはかなり残酷な殺害方法だと思う。彼女が処刑した人々は果たしてそれに値するようなことをしたのかどうか・・・。一方で生きていて許されるのか・・・。 僕にはわかりませんでした。自分にできることを自分なりに受け止めて生きる主人公がよかった。 | ||||
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主人公の青木淳子の生き方に惚れました。 特殊な能力を持ってるが故に、 普通の人達とは比べ物にならないくらい いろんな体験をしたと思うのです。上手く言えないのだけど 「青木淳子」という人に 私は深く感銘を受けました。 | ||||
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主人公の青木淳子の生き方に惚れました。 特殊な能力を持ってるが故に、 普通の人達とは比べ物にならないくらい いろんな体験をしたと思うのです。上手く言えないのだけど 「青木淳子」という人に 私は深く感銘を受けました。 | ||||
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宮部みゆきの長編はともかく仕掛けがある、というのが特徴であった。犬に物語を語らせたと思えば、三つの物語がクライマックスで交差する、というのもあった。しかし、この物語には仕掛けがない。章立てもない。だからいつものように、「終章」として、事件が終わった後に、改めて物語の本質が現れるような構成にもなっていない。上巻の最初にクライマックスがあって、そのあとはラストに向かって、作者最長の長編を駆け下りていったという感がする。その意味で、これはじつは長編の体を借りた短編小説だったというのが私の解釈である。(おっ、やはり仕掛けがあるじゃないか^_^;)全てはラスト近く、主人公青木淳子にあのセリフを言わせるために……。 | ||||
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念力法化能力(パイロキネシス)を持つ青木淳子が最初に裁かれぬ犯罪者を「成敗」するまでの物語『燔祭』の続編である。ちゃちな発火能力ではない。超特大の火焔放射器を頭の中に持っている一人の二十歳そこそこの少女に果たして幸せはくるのだろうか。基本的に人を殺すぐらいしか使い道がない能力なのに……。宮部みゆきは、その一点にテーマを絞り、豊かな人物描写と圧倒的な超能力描写で、上下巻を一気に読ませる。その力技は他のSF作家、推理小説家の追随を許さないところまで来ているのではないか、と思える。 | ||||
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