孤宿の人



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    初公開日(参考)2005年06月
    分類

    長編小説

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    孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)

    2009年11月28日 孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)

    加賀様は悪霊だ。丸海に災厄を運んでくる。妻子と側近を惨殺した咎で涸滝の屋敷に幽閉された加賀殿の崇りを領民は恐れていた。井上家を出たほうは、引手見習いの宇佐と姉妹のように暮らしていた。やがて、涸滝に下女として入ったほうは、頑なに心を閉ざす加賀殿といつしか気持ちを通わせていく。水面下では、藩の存亡を賭した秘策が粛々と進んでいた。著者の時代小説最高峰、感涙の傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

    孤宿の人の総合評価:8.49/10点レビュー 170件。Aランク


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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    悪霊より恐いのは、ひと

    宮部みゆきの時代物を初めて読んだ。歴史や時代考証を巧みに生かしながらミステリー要素もきちんと押さえていて、宮部みゆきの構成力、筆力に改めて感心させられた。
    金比羅山への入口にある小藩・丸海藩に、妻子と側近を惨殺した悪霊と恐れられている加賀様が流罪となって預けられることになった。それを機に、穏やかな丸海の暮らしに暗雲が立ちこめ、不吉な出来事が次々に起きてきた。「加賀様の祟り」が重くのしかかった丸海藩では、武士同士の権力争い、領民間の不信による軋轢が頂点に達し、ついに爆発することになる・・・。
    物語の本筋は、「加賀様」という「悪霊のシンボル」を軸に様々な争いを起こしていく人間の業の深さを、「ほう」という9歳の無垢な少女と「宇佐」という勝ち気で純情な若い女性の二人の視点を通して描いたもの。この二人を始め、善人悪人を問わず登場人物が非常に生き生きと描かれていて、読み進むうちに感情移入しないではいられなくなり、読後には深い感動が残されることになる。
    時代ミステリーというより、人間の善と悪を追求した人情傑作としてオススメだ。

    iisan
    927253Y1
    No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    孤宿の人の感想


    ▼以下、ネタバレ感想

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    松千代
    5ZZMYCZT
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    孤宿の人の感想

    宮部みゆきさんの作品は現代物ばかり読んでいたのですが、何を書いても本当にはずれのないすごい作家さんだなあと思います。
    最後はホントに泣けました。
    権力に翻弄される中でけなげに生きる人々が、とてもいとおしく感じられます。
    でもちょっと人が死にすぎ?


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    たこやき
    VQDQXTP1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.167:
    (5pt)

    健気

    全ては「ほう」の健気さに尽きる。
    本当に「宝」である。

    特に下巻は、読み返したい部分が幾つもあって
    19年前に購入した単行本を時々開いては、目頭を熱くしている。
    孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
    4101369321
    No.166:
    (2pt)

    より引き締まった作品にして欲しい

    文庫下巻155ページ辺りから、語りの流れがよくなり、読み手を引き付け止まない。残念ですが、それより前は、冗長過ぎないか。下巻155までの間に、そこまでを密度高く描き切れなかったか。
    孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
    4101369313
    No.165:
    (5pt)

    面白かった!

    時代小説もおもしろいですね~。。 この本の後も宮部みゆきの時代小説を読んでます。
    孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)より
    4101369321
    No.164:
    (5pt)

    最高傑作のひとつ

    江戸時代の四国の藩を舞台に流刑された罪人と藩に生きる少女を中心に人々を巻き込んだ物語。歴史ミステリーとして素晴らしい娯楽小説。
    孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
    4101369313
    No.163:
    (5pt)

    面白かった

    大好きな宮部みゆきの時代作品です。可哀想なところが多々あって悶々とする場面もありましたが、面白かったです。
    孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)より
    4101369313



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