レベル7



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初公開日(参考)1993年09月
分類

長編小説

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レベル7(セブン) (新潮文庫)

1993年09月29日 レベル7(セブン) (新潮文庫)

レベル7まで行ったら戻れない―。謎の言葉を残して失踪した女子高生。記憶を全て失って目覚めた若い男女の腕に浮かび上がった「Level7」の文字。少女の行方を探すカウンセラーと自分たちが何者なのかを調べる二人。二つの追跡行はやがて交錯し、思いもかけない凶悪な殺人事件へと導いていく。ツイストに次ぐツイスト、緊迫の四日間。気鋭のミステリー作家が放つ力作長編。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.31pt

レベル7の総合評価:7.05/10点レビュー 148件。Bランク


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全16件 1~16 1/1ページ
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

レベル7の感想

ストーリーは2つの物語が交互に進行する。
時間軸が同じかどうかは分からない。
一つは記憶を失った若い男女の二人が、怪しそうな中年男性とともに記憶を手繰り寄せていこうとするお話。何らかの裏に隠された不穏な事件を想像させる。
もう一つは、カウンセラー的仕事をしているシングルマザーの女性が、失踪した相談人の女子高生を見つけ出そうとするお話。

本書は著者の初期作で、600ページを超える長編サスペンスミステリーである。
いずれこの2つの物語が、どこかで絡みあい収斂していくであろうことが予見されるが、中盤近くまでなかなか正体が見えない。
怪しそうな中年男性の正体は?
物語の所々に出てくる「レベル」という用語。
これは何なのか?「レベル」がどういう事象の段階を意味しているのか?
タイトルにも付けられているように、本書の肝となる重要なキーワードであろうことは推測されるが、、、

本書の読みどころは、まさにこの2つのお話の関係といくつかの疑問を推測することである。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.15:
(6pt)

まあまあでした

結末が帳尻合わせのような。

わたろう
0BCEGGR4
No.14:
(6pt)

レベル7の感想

杉村三郎シリーズや社会問題を扱った作品がとても良かったので、遡って初期の作品を読んでみました。
人間が描ききれていない、サスペンスとうたわれている割にはドキドキ感あまりない、文章も洗練されていない、こんな理由で少々期待外れでした。
作家はこんな風に成長していくのだ…。長く多くの良作を産み出している作家さんだから、その過程を辿ってみるのもいいかな…途中途中で、内容よりこんなこと勝手に思ってたのしんだりもしました。
それでもやはり宮部みゆきさんです。一定レベル以上であることは間近いないと思います。

はつえ
L7BVQMDY
No.13:
(2pt)

レベル7の感想

やたら、無理やり長編小説にしたような感じがする
この内容なら、もっと短く出来たのでは

mick
M6JVTZ3L
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

レベル7の感想

「記憶をなくしたカップル」の物語と
「失踪した女子高生」の物語が同時進行し、
結末で繋がる王道の展開。

大好きでした、この作品。

中だるみするとか、途中で飽きるとか意見がありましたが、全くそんなことない!むしろ続きが気になって読む手が止まらない!

最後の最後まで、ワクワクさせてくれました。

▼以下、ネタバレ感想

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ぷぅちゃん
76W3CGEW
No.11:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

まさに竜頭蛇尾だなぁ

1990年に発表された、宮部みゆきの第4長編ミステリー。文庫本で777ページという大作である。
謎の男がある使命を確認するハードボイルド風のプロローグから始まって、記憶を失った若い男女が同じ部屋で目覚め、自分たちが何者なのかを追求するストーリーと、失踪した女子高校生の行方を捜すストーリーが並行して進んで行く。やがて「レベル7」というキーワードとある男を媒介にして、二つのストーリーが合わさり、巨悪を倒すことになる。
全体の構成は良くできていて、謎が多い前半は非常にサスペンスが盛り上がる。しかし、時間にして4日間の物語を700ページを越える作品にしたせいもあるかもしれないが、中盤から後半は中だるみで、終盤は読者レビューにあるように「2時間ドラマ」的な平板さで、一気に盛り下がってしまう。事件の背景や犯罪動機も物足りない。それでも最後まで読み通せたのは、作中に生き生きしたエピソードをからめられる文章力が抜群だからと言える。
宮部みゆき作品としては物足りないが、それなりに楽しめる作品であることは間違いない。

iisan
927253Y1
No.10:
(5pt)

レベル7の感想


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カミーテル
MCFS6K6O
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

この題名が秀逸でしょう!

一瞬ゲーム小説かと思われる本書は実に意欲的な作品だ。
どこの書評欄や文庫の背表紙の梗概にも書かれている「レベル7まで行ったら戻れない」という一文がまず印象的だ。人の記憶に残る秀逸なCMコピーのごとく、思わず手にとってしまいたくなる蠱惑的な魅力を備えている。
2人の記憶喪失の男女がわずかな手がかりを基に自分の正体を探る話と、行方不明の家出少女を探す話の2つの軸が交互に語られながら、「レベル7」という謎めいた言葉に隠された意味が明かされていく物語だ。
まず記憶喪失の2人の男女の腕に刻印された「レベル7」という文字がなんともミステリアスだ。SF的でもあり、当然のことながらTVゲームをも想起させる。

本書が発表された90年当時といえば、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーといったRPGが全盛であり(とはいえ、現代でもなお人気が高い)、発売日の行列は社会現象にまでなったことは記憶に鮮明に残っていることだろう。ゲーム好きで名高い宮部氏が本書を書くに至り、これからインスピレーションを受けたのは恐らく間違いないだろう。
とはいえ、舞台は現代であり、当然のことながら、モンスターも魔法も出てこない。物語の進め方はRPG的だと感じた。周辺に散りばめられた手がかり、例えばメモやマッチなどを端緒として、捜索の旅に出る。そして旅の目的はもちろん世界を支配する魔王といった類いではなく、一方は失った記憶、すなわち「自分」であり、他方は家出した少女だ。このもつれた糸が徐々にほぐれていくようにわずかな手がかりから物語が判明していく様相はRPGに似ているなぁと思ったものだ。多数の小説、特にハードボイルドなどの私立探偵小説を読んだ今となってはこの手法はありふれたものであるのは解っているが、読んだ当初はこの手のいわゆる「失踪人捜し」系の小説を読んだ経験は浅く、また特徴的な題名からこのような連想が生まれ、今に至っている。

物語は並行して語られる2つの話が漸近していくに従い、ある巨悪の存在も浮かんでくる。この辺の構成は非常に巧みなのだが、やはり「レベル7」という魅力的なキーワードに対する期待値が大きかったせいか、最終的に小さくまとまったなというのが正直な感想だ。非常に無難に手堅く纏められているが、最初の謎の魅力が大きすぎて、色んなことが解っていくごとにそれが徐々にしぼんでいくというような錯覚に陥るのだ。この評価は私のみだけでないようで、ブログやHPでの感想もそういった内容の感想が多く、また当時我孫子武丸氏が「なんてすげぇ物語だと最初は思った」といったようなコメントを残している。
あとやたらと分厚いのもまたそれを助長したようだ。今となってはこのくらいの分量の小説はゴマンとあるので別段珍しくも無いが、当時としてはかなりの分量であり、恐らく作者本人もその段階における集大成的な作品という意欲を持って著したのかもしれない。しかしやはり冗長すぎると認めざるを得ないだろう。なかなか接近しない2つの物語にじれったさを覚える人はけっこういると思う。
また別のパートで語られる共通するある人物の描写が別人かのように語られるのも非常に気になった。ストーリーの構成上、恐らくこのAはこっちのBなのだろうと推測するのだが、どうも一致するような人物のように思えず、この辺の違和感と最後にやっぱり一致した時に感じた叙述に関するアンフェア感がどうしても拭えなかった。

とはいえ、この本を読んで15年以上は経っているのに、未だに最後の一行は覚えているのだから、やはり自分の中では案外鮮明に印象に残った本なのだろうなとは思う。そういったことからも着想の面白さを十分に活かしきれなかったことが非常に悔やまれてならないと思う1冊である。


Tetchy
WHOKS60S
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

レベル7の感想

前半の記憶のない男女や、それに関わってきた隣人のパート、それから別の行方不明の少女を探すパート、それぞれ2つのパートが1つに収束するまではスピード感も緊張感もあり、非常に面白いです。
しかし、後半の犯人を追いつめる辺りは推理とも言い難く、最後の最後でありきたりな印象になってしまいました。
また、タイトルは「レベル7」でしたが、そんなに「レベル7」も関係がない気がしました。
インパクトのあるタイトルにはなったんでしょうが。
前半が面白いだけに、後半が残念な作品でした。



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あんみつ
QVSFG7MB
No.7:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

レベル7の感想

ちょっと長くて、ちょっと分かりにくい所もあったけど、後半は流石に一気に読ませられました。

アリです!

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marebear
FLDW4YE1
No.6:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

レベル7の感想

これだけのページ数の本で、しかもいきなり誰が誰だか分かりもしない難しいプロローグから始まる作品。
読み続ける推進力を与えてくれるのが、その印象的な作品タイトルと、「レベル7になったら戻れない」という裏表紙の何とも興味をそそられる紹介文。
そして、プロローグが終わって、本編開始直後からの謎だらけで先の読めない展開。
そしてサイト内ランクS。
否応なしに期待が高まったのですが・・・

プロローグは、読後読み直してみるのがいいかも知れませんね。


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梁山泊
MTNH2G0O
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(7pt)

レベル7の感想


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kazoo
EMXD4KLV
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

レベル7の感想

途中までの展開は、ハラハラドキドキで、スムーズに読めるが、最後の落ちがよくある感じなので、ちょっと、、、

ビッケ
K1LY4PU3
No.3:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

レベル7の感想

タイトルが面白そうで以前から目をつけていた小説。先日、たまたま書店で見かけて衝動的に買ってしまいました。宮部さんの作品はふだんあまり読みませんが今まで僕が読んできた中でもかなり面白い部類に入ります。ラストには本当にびっくりさせられます!ぜひ手に取ってみてはいかがですか??

ゆ~yaa
W1KCPSBF
No.2:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

ハ-ドルの上がりすぎた佳作小説

Level7までいったら戻れない、ツイストに次ぐツイスト、緊迫の4日間など帯や裏表紙のあらすじに書いてある事で期待感を上げ過ぎてしまい実際読み終えてみると期待した分何かがっかりする。
別に、つまらない訳ではなく逆に文体や構成がうまく、一気読みしてしまう。
結局スト-リ-が前半は良いものの中盤、後半は良くあるトリックミステリ-の範囲で収まってしまい期待していたような突き抜けた展開がなかった。
初心者には丁度いいのではないでしょうか。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

一気に読んじゃいました。

ちょっと厚めの本でしたが読み出したら止まらなかったです。
スリル満点でスピード感も満点です。

むーちゃ
LD7P75LY
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