(短編集)

我らが隣人の犯罪



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初公開日(参考)1990年01月
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短編集

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我らが隣人の犯罪 (宮部みゆきアーリーコレクション)

2008年01月01日 我らが隣人の犯罪 (宮部みゆきアーリーコレクション)

念願の新居に引っ越した僕たち家族は、いきなり隣家の犬・ミリーの鳴き声に悩まされることになった。僕と妹は、仲良しの叔父さんと手を組んで、ミリーを誘拐することにしたのだが―。宮部ミステリのエッセンスをぎゅっと詰め込んだ、デビュー短編、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞した表題作を含む、第一作品集。 (「BOOK」データベースより)




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我らが隣人の犯罪の総合評価:7.84/10点レビュー 43件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
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(7pt)

宮部みゆきの「芽」がしっかり見える

1987年のオール読物推理小説新人賞を受賞した表題作を始め、5作品を納めた初期短編集。どれも荒削りながら、のちの宮部みゆき作品に通じる「芽」を感じる個性的な作品揃いである。
5本の中では、表題作の「我らが隣人の犯罪」がミステリーとしての完成度が一番高くて面白い。他の4作品も、それぞれにアイデアや構成の妙があり、新人離れした巧さを感じさせる作品ばかりである。

iisan
927253Y1
No.5:
(6pt)

宮部みゆきの懐の深さを感じます

どの短編もユーモアと優しさにあふれています。「気分は自殺志願」だけはちょっと無理があるんじゃないかなという展開でした。

わたろう
0BCEGGR4
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(8pt)

ミステリ初心者にうってつけの短編集

宮部氏はデビュー当時、出版各社の開催する新人賞を複数受賞しており、一体どれが実質的なデビューなのか迷うところがある。
いわゆる一作家として作品が単独で刊行されたのは『パーフェクト・ブルー』が最初であるが、それ以前にオール読物新人賞の短編部門を本書に収められている表題作にて受賞しており、実質的なデビューはこの作品と云われている。
しかしその後『魔術はささやく』で当時新潮社が開催していた日本推理サスペンス大賞を受賞して、これが世間的認知度が高かったことから、『魔術~』をデビュー作だと思っている人が多いくらいだ。実力のある人というのはこのようにあらゆる賞を獲得する物だから非常にややこしくなっている。
とまあ、好事家的な詮索はこれくらいにして、本書の話題に移ろう。

本書には5編の短編が収録されている。
受賞作である表題作が最も長く、個人的にはそれほど評価は高くない。世間の評判どおり、私もこの短編集でベストなのは『サボテンの花』。
いやあ、学校物に弱いのもあるが、実に教科書的な本格ミステリ的物語に加え、最後にホロリとさせる人情話がマッチして、今でも強く印象に残っている。ちなみに私は某雑誌の投稿欄に宮部氏の最も好きな作品でこの短編を取り上げ、一行感想を書いて送って採用されたことがある。
その他の作品で印象に残ったのは『気分は自殺志願』くらいか。これはストーリーやプロットそのものよりも味覚障害という残酷な症状に冒された登場人物が鮮烈に記憶に残っている。私自身、おいしい物を食べることに目がなく、なんと恐ろしい病気だろうと恐怖に震えたものだ。
その他「その子誰の子」は当時ちょっと話題になった社会問題を反映した内容。
「祝・殺人」は最後のバラバラ殺人の意図がちょっと面白いとは感じたが、普通のミステリか。この理由に使われているあるシステムは当時精力的に導入され始めていたのだろう。そういう観点から読むと、当時の世相を反映していてなかなか興味深い。

当時私は事ある毎にこの本を勧めていた。しかし推薦する対象は読書好きの人ではなく、普段本を読まなくて、読書でも始めようかと思っている人たちだ。
「暇だから本でも読もうと思うんだけど、何か面白い本ない?」
と聞かれるたびにこの本を勧めていた。中には一緒に書店に行って買ってやった人もいる。それくらいミステリの布教活動に勤しんでいた時期があったのだ。
この本はそういう読書初心者、ミステリ初心者には入門書として内容の軽さといい、読みやすさといい、まさにうってつけの作品だった。今振り返って見ると、なんと刊行は1990年、文庫版は1993年だからもう20年近く前の作品だから、今では勧めるには古さを感じるかもしれない。
あ、ちなみに勧めた人たちは全部女性です、念のため。

Tetchy
WHOKS60S
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(6pt)

我らが隣人の犯罪の感想

個人的ベスト3は、この子誰の子・サボテンの花・気分は自殺志願です。

水生
89I2I7TQ
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(8pt)

我らが隣人の犯罪の感想

心がほっと温まる短編集。人が死なないお話は安心して読めます。

Umosuke
R5IJL8HR
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(6pt)

我らが隣人の犯罪の感想

表題の「我らが隣人の犯罪」と「サボテンの花」が面白い。
特にインパクトに残る話はなく、さらっと読める本だった。
少年の気持ちが良く感じ取れる。

Ariroba78
5M53WTS6
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