(短編集)

人質カノン



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 3件

5.63pt (10max) / 16件

Amazon平均点

3.90pt ( 5max) / 49件

楽天平均点

3.54pt ( 5max) / 219件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []C
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1996年01月
分類

短編集

閲覧回数3,780回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数41

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

人質カノン (文春文庫)

2001年09月01日 人質カノン (文春文庫)

「動くな」。終電帰りに寄ったコンビニで遭遇したピストル強盗は、尻ポケットから赤ちゃんの玩具、ガラガラを落として去った。事件の背後に都会人の孤独な人間模様を浮かび上がらせた表題作、タクシーの女性ドライバーが遠大な殺人計画を語る「十年計画」など、街の片隅、日常に潜むよりすぐりのミステリー七篇を収録。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

人質カノンの総合評価:7.69/10点レビュー 52件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

軽めの人情ものとミステリー

1993年から95年にかけて発表された7作品を収めた短編集。軽く読める作品ばかりだが、それぞれのテーマや構成に創意工夫があり読者を飽きさせない佳作ぞろいである。
7作品中、3作品でいじめがテーマになっているのは、時代性を象徴しているが、他の作品も現代の都会では誰でも遭遇する可能性があるような出来事で、そこから問題点を発見し、物語を紡いでいく作者の上手さにはいつもながら感心するしか無い。
宮部みゆきファンはもちろん、軽めのミステリー、人情ものファンに安心してオススメできる。

iisan
927253Y1
No.2:
(6pt)

手数の多さ

短篇集。都会の希薄化した人間関係が一冊を貫くテーマとなっている。
宮部さんの手数の多さが現れてます。こんな展開もあるのかー、と。
ただ、ちょっと落ちが弱いかな?

たろじゅん
545PYLEP
No.1:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

人質カノンの感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

宮部先生の大ファン
SHZEA47S
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.49:
(2pt)

人質カノン

7作の短編集。
一番良かったのは『過去のない手紙』。
祖父の死後遺書が見つかった。
しかも2.26事件直後に書かれたものでそうたいして重要な中身ではない。
祖父の友人を探し出し2.26事件のにかかわった祖父の真相を少年と老人のかかわりに安らぎを感じる。
一般文学通算2348作品目の感想。2019/11/26 14:10
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.48:
(5pt)

「八月の雪」が本当に素晴らしい

収録されている「八月の雪」には本当に感動した。
今現在、自身の生活や将来に息苦しさや行き詰まりを感じている人に、ぜひ読んでいただきたい作品。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.47:
(4pt)

宮部みゆきらしい、ていねいに紡がれた作品集

7編の短編が納められた作品集です。
 読んでみると、子どものイジメや男に捨てられた女性を題材にした作品が多いなど、人生の理不尽や、やるせなさが息苦しいほどに迫ってくる先品集であり、どの作品も重苦しくほの暗いイメージがします。
 しかし、その中にも、宮部みゆきさんの、弱者である子どもや女性に寄り添った気持ちが感じられ、多くの作品でラストは生きることの希望を見出す作品が多いです。なので、暗いわりに読後感はけっして悪くはありません。

 宮部みゆき作品らしい、ていねいに紡がれた作品ばかりであり、私は、1日1~2話づつ丁寧に読ませていただきました。読む価値の十分にある短編集と思います。
 なお、私は文庫本ではなく、ハードカバーの単行本(1996年1月30日発刊)で読んだのですが、カバーの絵のデザインや色合い、紙質は不思議に印象に残ります。装画は井筒啓之、装幀は木本百子の各氏となっており、作品のほの暗い静けさとていねいな作風と相まって、この本の空気感を形作っています。作品だけでなく、本としての作りもていねいさを感じる、良い本と思います。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.46:
(5pt)

単調な予定調和に終わらず味わい深い一級品の好短編集

あまり関連のない短編集に思えるが、本来あまり関りのない、違う世代の人間が関りを持つことによって、人間性を回復する、と言った話が多いと思った。中でも良かったのは「八月の雪」。それも含めていじめの問題が多く取り上げられているが、同じ世代同士では解決の糸口がつかめない問題が、違う世代との関わりの中で何らかの突破口が見つかることもある、と言うのは説得力がある。
 どの話も単調な予定調和に終わらず味わい深いのは、さすがのストーリーテリングである。宮部みゆきは力の入った長編も良いが、短編を書かせても一級品だと再確認。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701
No.45:
(4pt)

ふつうの人の話だが普通の出来事でもない。

宮部みゆき氏の得意とする、市井の人に起きるちょっとした出来事を集めた短編集。でも、普通には起きないこと、が起きるので読まされます。浅田次郎氏の短編集のような、感情の起伏が激しい?ものではないですが、一話ずつそれぞれ趣があり楽しく読みました。
人質カノンAmazon書評・レビュー:人質カノンより
4163160701



その他、Amazon書評・レビューが 49件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク