(短編集)

おそろし 三島屋変調百物語事始



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おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)

2012年04月25日 おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)

17歳のおちかは、ある事件を境に、ぴたりと他人に心を閉ざした。ふさぎ込む日々を、叔父夫婦が江戸で営む袋物屋「三島屋」に身を寄せ、黙々と働くことでやり過ごしている。ある日、叔父の伊兵衛はおちかに、これから訪ねてくるという客の応対を任せると告げ、出かけてしまう。客と会ったおちかは、次第にその話に引き込まれていき、いつしか次々に訪れる客のふしぎ話は、おちかの心を溶かし始める。三島屋百物語、ここに開幕。(「BOOK」データベースより)




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おそろし 三島屋変調百物語事始の総合評価:8.37/10点レビュー 136件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(10pt)

おそろしの感想

おちかは旧い旅籠の娘であった。
17歳で器量よしなのだが、ある事件を境に心を閉ざし、他人とのふれあいを避けるようになってしまった。
そのため、江戸で袋物屋『三島屋』を営む叔父夫婦のもとへ一度身を寄せることとした。
おちかは主人の姪という立場ながらも、忙しい方が気がまぎれると女中同様に働いた。
ある日、叔父・伊兵衛はおちかに頼んだ。
得意先で大事のこしらえができた。
そういう次第なので、これから来る客の対応を任せた。
おちかは気が重いながらも、客に対し約束を反故にする非礼を詫びた。
しかし、どういうわけかそれで終わらず、客の不思議な話を聞くことに。
それを機に、おちかは自身の事件を改めて考えた。
そんなおちかを見た伊兵衛は、ある“荒療治”を思いついた―・・・

全5話の連作短編集です。
ミステリというより、江戸人情物です。
解説の「やさしい怪談」という言葉が非常にしっくりきます。
百物語ということで、奇怪な話ではあります。
しかし、そこで語られるものは妖や呪いの恐ろしさばかりではありません。
人間の弱さ故の咎が、時に恐ろしく、哀しく、そして切なく語られています。
人間誰しも大小後ろめたいことや不幸があります。
それにどう向き合い、時に割り切るか。
読者はおちかと共に話を聞き、考えます。

初歴史物でしたが、堅苦しさなどは感じず楽しめました。
ワクワクドキドキといったことはないのですが、何となく続きが気になり、いつの間にか読了していました。
まさに話に引き込まれる一冊でした。

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あんみつ
QVSFG7MB
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.135:
(5pt)

安定感

作品の安定感が一番、
おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)より
4041002818
No.134:
(5pt)

遠出のお供に丁度よさそう

宮部みゆきはハズれないなぁ。
時代物は初めて読んだけれど、これも面白い。
どうしても先が気になるという作りでも無く、9巻まであるので 、遠出の時に1巻ずつ進めるのに丁度良い。
おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)より
4041002818
No.133:
(5pt)

彼岸花と手鏡をしばらく見たくなくなる恐い作品

暗い過去の経験を忘れようとひたすら女中奉公に励む少女の主人公が、不幸な人達の話を聞きながら、我が身の心を成長させ、悪の心に立ち向かい克服する江戸情緒あふれる物語。ラストのストーリーは、いつ現実の世界に戻れるのかと、宮部な世界にはまりました。
おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)より
4041002818
No.132:
(3pt)

ファンタジーのような”こわい話“

こわい話を物語る、ことが展開のメインのストーリーであるが、ファンタジー的要素を多分に感じさせる。
ストーリーテラーであるが故の丁寧な描写であるが、個人的にはややくどさを感じる。それを味わうことができれば、好きになるシリーズであろう。
おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)より
4041002818
No.131:
(5pt)

面白い

商品はきれいに配送していただきました。
内容も面白く、購入してよかったです。
おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:おそろし 三島屋変調百物語事始 (角川文庫)より
4041002818



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