(短編集)
天使たちの探偵
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全1件 1~1 1/1ページ
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回りくどい言い回しにはすでに免疫ができていると思いましたが、そうでもなかったです。やはり鬱陶しかったです。この作家はチャンドラーの本を繰り返し読んでいればいいんじゃないでしょうか。文章に体温を感じられないのは致命的です。 | ||||
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古さを感じさせない、年齢にせいもあるけど、携帯電話のないころのストーリー、人間の考え方がきちんと描かれている。 | ||||
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受け取っています。ありがとうございました。 | ||||
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著者唯一の短篇集。6編のタイトルには、いずれも「少年の見た男」「歩道橋の男」など、「~男」として統一してある。いずれの短篇の一行目にも「梅雨」「残暑」「春先」「五月中旬」「冬」「四月」と必ず季語のような符牒が打たれている。いや、符牒はそれだけにとどまらない。主人公はいずれも沢崎という私立探偵。探偵は依頼される側なので、いつも受動態であるにもかかわらず、沢崎はいつも依頼の範囲を超えたところまで踏み込んでしまう。ハードボイルドを貫けないというよりも、ハードボイルド気質が、彼をそこまで導いてしまうようだ。それは、彼にとって探偵というものが、職業の域を超えて彼の生き方そのものになってしまっていることと関係があるだろう。 <十八年生きても、芸大で絵を学んでも、二百万円ゆすり取っても、恋人をバー勤めに出しても、それだけでは大人になれない。自分の恐怖を自分ひとりで始末できなければ、いくつ年を重ねても大人とは言えなかった。>というような警句めいた言辞はハードボイルドものの常套であるかもしれないが、所を得て放たれると、けっこう後を引くものだ。また、長篇、短篇関係なく、最後の最後まで息をもつけない―サスペンスというのとも違う、作者自身を納得させるため、とでもいうしかない―終わりそうで終らない落としどころを決めかねているようなエンディングも符牒と言っていいかもしれない。いずれにせよ、原尞という“頑固な趣味人”と言うだけでは足りない、繊細とも大胆とも判別し難い、名手ともアマチュアともにわかには決めかねない男の紡ぎだす、少なくとも巧緻や完成された定型からはほど遠い、破れ目から見え隠れしている何かまではあえて説明しない、不親切で往生際のわるい、そのくせその後姿をずーっと見ていたくなるような独特の文体が奏でる作品たちから眼をそらすのは至難の業だ。 | ||||
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チャンドラーのフィリップ・マーロウシリーズを模した文体で書かれた、一人称のハードボイルドです。 著者は割と子どもを登場させるのが好きな人のようで、本書の短編も全て子ども(未成年者)が登場します。 ただ、個人的に子ども相手にハードボイルド探偵が偉そうな態度をとるのが、なんとなくダサいな感じでしまいます。 ワイズクラック(減らず口)の相手は、ヤクザと警察に限定した方がベターかなと思いました。 | ||||
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60年ほど生きてきて、いまだに「・・・したまえ」「・・・なのだ」という生の声を聞いたことがない。沢崎は作中で41歳だが、たばこをくわえて斜に構えて「帰りたまえ」なんて言われたら、吹き出す自信がある。そんなことを思いながら、ずっと沢崎ものを読んでいる。これは全体としてひとつのパロディーなのだ。・・・許し給え。 | ||||
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