ミステリオーソ
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ジャズ関連の本を検索していて出てきた一冊。著者はハードボイルド・ミステリー作家。 彼の第1作は読んで、それほど感銘を受けなかった。なので彼の小説の良き読者ではない。 しかし著者は、ジャズピアニストという一面を持っていて、それで興味を持ち、手に取った。 読んでみると、彼の生い立ちや生涯の中に、音楽や文学、映画の話が織り交ぜられていて、 なかなか楽しく読める。 著者のひとつの傾向として、何かに興味を持つと、徹底してそれに突き進む、ということがある。 モーツァルトに興味を持つと、1ヶ月くらいの間に500枚くらいのレコードを買い、モーツァルトを 聴きまくる。小林秀雄に興味を持つと、全集を読破する。 ユニークな個性が世を渡っていく様が、こなれた文章で綴られていく。最後に著者の高校時代の 友人との対談が掲載されている。友人の名前は中村哲氏。パキスタンやアフガニスタンで 医療活動に従事し、亡くなられた、あの中村さんだった。 | ||||
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ハードボイルドと並ぶ著者の随筆集です。ファンなら必読です。 | ||||
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小説だけでなく、著者の文章が好きなので入手しました。先日アフガニスタンで亡くなった中村哲医師との同級生対談も味わい深かったです。 | ||||
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寡作のハードボイルド作家の原尞が、映画、ジャズ、小説などについて、自分の若い頃の人生を絡めて、自由に語っている。俳優ではハンフリー・ボガード、ジャン・ギャバン、アラン・ドロンなどについて、ジャズは自分がフリージャズプレーヤーだった頃の話にパド・パウエル、セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンなどの話、小説についてはドストエフスキー、ニーチェ、山本周五郎などについてや自分の小説の流儀など、多岐に渡って述べている。いろいろ難しいことも語っているけど、気楽に読ませてもらった。レイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」の中で、探偵マーロウが「背が高いのね」と横柄な態度で声を掛けられた場面を取り上げ、現実だとにやにやするか腹を立てるかぐらいだが、そんなふうに書くとハードボイルド小説では失格で、小説では「僕のせいじゃない」という洒落た切り返しだったという。これを読んで、なるほどハードボイルドとはそういうものなんだと合点した。 | ||||
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保存版にします! 図書館から借りた次の日 新宿ピットインへ 『ニュー・ジャズ・ホールって何だ?』 のライブイベントを観に行ったら スライド上映の中に著者 原尞 が・・・ ミュージシャン時代のことをなにも知らず ハードボイルドミステリ作家がまあピアノ弾いてた?くらいに思っていたら なんとまぁ ゴリゴリのフリージャズメン!? それもニュー・ジャズ・シンジケートの創始者とな … ジャズの話もすごいけど 最近ぼちぼち昔のを見直しているフランス映画 これに関してもすごい蘊蓄で とにかく読んでる本、聞いてるレコード、観てる映画の数が夥しい! 驚愕の博学で斜めで辛くて真摯で紳士で美しい 教科書代わりに買います | ||||
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