りら荘事件

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種別
長編
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30
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160
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あらすじ

2015年06月20日 リラ荘殺人事件 (角川文庫)

埼玉県と長野県の境近く、かつては個人の別荘であった寮「リラ荘」を、日本芸術大学の学生七名が訪れた。その夜、橘と紗絽女の婚約発表に、学生たちは心のざわめきを抑えられなかった。翌日、リラ荘そばの崖下で屍体が発見される。横には死を意味する札、スペードのAが。そしてスペードの2が郵便受けから見つかり、第二の殺人が起こる。事件は連続殺人の様相を呈し、第三、第四の殺人が―。本格ミステリの金子塔を復刊!(「BOOK」データベースより)

評判

りら荘事件の評価:

7.06/10点 レビュー 18件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.06pt

りら荘事件の総合評価:

7.46/10点 レビュー 68件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全18件 1〜18 1/1ページ
No.18
(7pt)

警察の無能っぷりが目立つ連続殺人

ミステリにおいて、探偵を引き立てなくてはならないので、多少、刑事が役立たずになるのは仕方ないにせよ、本作はかなりそれが目立つ作品でした。なにしろ、殺人が起こっているのに容疑者の動きを制限せず、呑気にお茶を飲んでいるのですから。
本書は、かなり異色の作品だと思います。外部と交通が遮断されず、常に現場には刑事やら監察医が出入りするなかで起こる連続殺人。犯人の大胆さに驚かされます。また、中盤で探偵役らしき人物が登場するも、意外な展開を見せたりと、なかなか常識外れの作品でした。
現実味を欠いているのはエンタメなのであまり気にせず楽しむと良いと思います。なぜ、犯人は連続殺人の屍体近くにトランプを置いていくのか、なぜ、殺害方法に一貫性がないかなど、散逸した疑問が綺麗に回収されていくのはお見事と思いました。
登場人物が多いので、できれば最初に登場人物一覧を載せてほしかったです。

bamboo
NU17PFML
No.17
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

りら荘事件の感想

他の方も書いている通り、あまりに警察がアホすぎてイライラしました。でもそのお陰で連続殺人がすんなり行われ、ミステリーとしては楽しくなっています。
古い作品のせいかいろいろと納得できない部分や違和感部分がたくさんあります。それでもミステリー部分はちゃんと楽しめます。かなりご都合主義的なところはありますが、そういうものだと思えばなんてことはありません。

しん
WCNZKBHI
No.16
(5pt)

りら荘事件の感想

世間的評価の高い作品なのだが、私には少し合わなかった。

登場人物の大学生とは思えない余りに幼稚過ぎる性格。偶然性に頼ったもので再現度の低いトリック。謎解き部分のあっけなさ。

古い作品だから仕方ないのかもしれないが、過度な期待をしていたのかも。

テルテル
9638XNHX
No.15
(7pt)

逆に新鮮

古い本だったので、文章、セリフが読みにくかったです。
ほんと使えない刑事さん、
何人 人が死ねばいいの?
と、イライラ。
途中で出て来る 探偵らしい二条さん。
やっと探偵が出てきたかと思っていたら、意外な展開に。

結局、刑事さん役立たずで、もう探偵に頼ろう。となるのが、
本の最後の方。
このタイミングで新たに探偵を登場させ、解決。
展開の仕方が、逆に斬新に感じました。
そんなんあり?と。

でも、最後のトリックの展開は、想像つきませんでした。
謎解きの部分はすごく面白かったです。


halhi
II1T2RT1
No.14
(8pt)

本格のお手本のような作品ですね

約50年前の作品ですが凄く読みやすく、本格好きの自分にとっては大変好みで面白かったです。
全体を通して一つ一つは小粒ながら非常に多くのトリックや謎解きロジックが盛り込まれていて、本格推理小説のお手本、教科書のような作品だと思いました。

舞台はクローズドサークルというわけではないのですが、作中の警察があまりに無能なので人が次から次へと殺されていって、実質クローズドサークル作品として楽しめました。折角のクローズドサークルシチュなのに、1,2人しか殺されない作品に見習って欲しいです(笑)

作中に出てくる20代の若者達は、現在生きていれば80歳過ぎのご年配になるのですが、作中で「最近の若者はみんな字が下手」などと言われているのになんか笑いました。
あと現在でもごく普通に使われている「不倫」という言葉が作中で逆に「古い言葉」と表現されていたのが興味深かったです。
こういう現代とのギャップを楽しむのも古い作品を読む際の醍醐味の一つですね。


▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.13
(7pt)

りら荘事件の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.12
(7pt)

連続殺人事件の典型です

突然登場する探偵など海外のミステリーの模倣ですけど、それなりに楽しめました。

わたろう
0BCEGGR4
No.11
(3pt)

りら荘事件の感想

古い作品を今読んで、評価するのも失礼だが
申し訳ないが おもしろくない

警察の無能
探偵はすぐに結論が出せる。
たいして捜査もしてないのに。
偶然と知識のなさ
唐突の殺人
人物が書けてないので、つまらないのだろう。




jethro tull
1MWR4UH4
No.10
(9pt)

りら荘事件の感想

非常にしっかりと作りこまれた、エネルギーの満ち溢れた一冊。
本格が好きな人ならぜひ読むべき。

▼以下、ネタバレ感想

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みたらし
S9NVQ4H1
No.9
(7pt)

警察がダメ…でもそれがいい???

他の方も書かれていますが、警察がマヌケ。
取り返しのつかないうっかりミスが多過ぎる。
読んでいて「おい!!」とか「何やってんだよ!?」と、心の中で何度叫んでしまった事か 笑

しかしそれは逆に言うなら、それだけ犯人が自由に動き回り、どんどん事件を展開してくれるという事。
目まぐるしいとも言えるスピードで事件が何度も発生する為、ハラハラドキドキが止まりません。

50年以上前の作品ですが、「不連続殺人事件」と同様、現在でも読み応えがあるミステリ作品だと思いました。

青鳥の如き囀るもの
QV33BIU3
No.8
(8pt)

結構おもしろかった

表現や設定が古臭いとか、刑事が余りにステレオタイプで馬鹿だとかはあるけど、プロットや伏線の回収は、皆さんの言うとおり見事で、本格好きとしては満足。

▼以下、ネタバレ感想

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TeppinJP
27KEZ347
No.7
(5pt)

りら荘事件の感想

性格に一癖も二癖もある7人の男女学生が、避暑をかねてりら荘へ訪れる。
年頃の男女、青春の悩みや思惑が蠢く中、その内の二人が婚約発表。
祝福する者、恋破れた者と悲喜様々。
しかしこの発表が悲劇の始まりへ。
連続殺人に意味深に置かれるスペードのカード。
殺人はいつまで続くのか?
いったい誰が犯人なのか?
といった感じの展開です。

50年以上前の作品ということで、時代にそわない面はあります。
科学的な面や、男女の価値観・結婚観など。

伏線は割りと丁寧かつしっかりと提示され、回収されます。
正直中にはそんなんあり?というのもありますが、かなりフェアなのではないかと思います。
作中どこがおかしいのか、着目すべきとこがどこかヒントも出てます。

ただ、最後の名探偵の活躍のためか物語の構成上か、警察が無能すぎるのが気になりました。
あまりにも手落ちや第一印象のきめつけが多いです。
また、心理描写があまりないので、いまいち感情移入ができません。
被害者の心理も加害者の心理もないので、さらっと流れてしまうというか、少し物足りなさを感じました。

しかし、ミステリとしてはしっかり伏線を提示・回収してまとめていて、とてもスタンダードなものなのだと思います。
伏線もそんなんあり?と思うのも確かにありますが、なるほどと思わされるまのも多いです。
心理描写などは好みがありそうですが、アンフェア気味のミステリよりすっといいという人も多いと思います。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.6
(7pt)

りら荘事件の感想

綾辻さん、有栖川さんなどの新本格の原点はこれだったんだなと納得。緻密な伏線と謎解きの回収が丁寧に練られており、かつ新本格の原点を思わせる青春ミステリとしての出来にも好感を持てた秀作!

ジャム
RXFFIEA1
No.5
(7pt)

りら荘事件の感想

50年以上も前の作品です。
大量の殺人が起こるのですが、今読むと取り立てて驚かされるようなトリックはなく、何れも小技といえる程度のものです。
しかも親切なことに「その時**は**に気付かなかったが、後になって考えてみると**だったのだ」のように、時々「天の声」が伏線の在処を教えてくれたりします。
昨今読者を驚かせる事ばかりを念頭に置き、どこに書いてあったかも思い出せないような些細な伏線を伏線とする作品が多い中、間違いなくフェアな作品です。
ラスト近くにいきなり名探偵が登場してドタバタと一気に伏線を回収していくのですが、張られた数多くの伏線に対して、強く印象に残っているので、混乱する事がありません。
伏線を、読者が納得行くように、分かりやすく、きっちりと回収してきれているという点で、本格推理モノとして高い評価を受けて当然の作品だと思います。
ただ探偵の登場が遅く、余りに名探偵過ぎる上に、人間的な描写も少なかったので、鮎川作品初読の自分は若干戸惑いましたが・・・
そしてこの探偵を引き立てるためなのか、私がこれまで読了した本の中で、警察の無能さは群を抜いています(笑

そして、やはりこれは仕方のない事かも知れませんが、何せ50年以上も前の作品ですので、どうしても古めかしさを感じずにいられませんでした。
特に、男女間の恋愛及び結婚の在り方やそれに対する考え方が現在とは大きく違っています。
これが、犯行の動機へと繋がる訳ですが、現在人には到底理解し難いですね。
あと視点が一定しない事も凄く気になりました。
ころころと変わるため、深い心理描写がなく、表面的なものにとどまり、連続殺人が起こっている割に、現場の緊張感、恐怖感、焦燥感などが伝わってこなかったのが残念です。

ただ、もやもやしたものも残らず、後読感も悪くありません。
テンポもよく非常に読みやすい作品です。
50年前の「本格」作品。 読む価値ありだと思います。 お薦めします。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.4
(9pt)

りら荘事件の感想

一人、また一人と犠牲者が減っていく中でトランプが添えられている。直球勝負の本格物ですね。
確かに古さを感じ今となっては新しさを感じないかも知れません。
あまりにも連続する事件の中、緊張感のない人々もどうかと思います。
それでもパズルのように組みあげ真犯人を特定していく推理は面白いです。
黒いトランクよりもこちらの方が大分好みでした。

jom
GUZPXBJJ
No.3
(9pt)

りら荘事件の感想

「やられた」。どんどん登場人物が殺されていく本格らしい雰囲気がたまらない。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
No.2
(8pt)

古臭さは感じるが完成度は高い

日本古典の名作。アリバイ崩しが得意な著者だが本作はロジックを楽しむ作品に仕上がっている。
事件の連続性と傍らに置かれたトランプの謎など、本書は推理小説を味合うのに適している。

Ariroba78
5M53WTS6
No.1
(8pt)

本格の王道を感じる作品。

学生サークルの面々が合宿先のりら荘で
刺殺、射殺、水死、毒殺、絞殺と手順を変えて殺され、
死体の傍らにはスペードのトランプが置かれる。

ミステリ心をくすぐります。
久々にわくわくしながら読みました。

登場人物を把握するまでもなく、
バタバタ死んでいき、謎が提示されるのでパズル小説を読んだ印象です。

警察が介入するので、完全なクローズドサークルではないですが、
それに近い面白さがありました。

egut
T4OQ1KM0

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