鏡の中は日曜日



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初公開日(参考)2001年12月
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長編小説

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鏡の中は日曜日 (講談社文庫)

2005年06月15日 鏡の中は日曜日 (講談社文庫)

梵貝荘と呼ばれる法螺貝様の異形の館。マラルメを研究する館の主・瑞門龍司郎が主催する「火曜会」の夜、奇妙な殺人事件が発生する。事件は、名探偵の活躍により解決するが、年を経た後、再調査が現代の名探偵・石動戯作に持ち込まれる。時間を超え交錯する謎。まさに完璧な本格ミステリ。続編「樒/榁」を同時収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.79pt

鏡の中は日曜日の総合評価:7.84/10点レビュー 44件。Bランク


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全14件 1~14 1/1ページ
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想


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氣學師
S90TRJAH
No.13:
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想

なかなか面白かったです.

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マー君
S2HJR096
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鏡の中は日曜日の感想

凄い❗です。初心者は手を出さない方が…。
まだ初心者の域を出ない私ですが、「あれ?」「もしかして?」「まさか?」愉悦のオンパレードでした。もっと読経験があれは、悔しいてす。修行してまた挑みます。
オマージュ?パロディ?そんなことどうでもよく、作家殊能氏の脳内世界に魅せられました。「ハサミ男」で満足していたことを後悔。これから石動戯作を追いかけます。
講談社文庫で読みました。同時収録の「櫁」「榁」で倍楽しめ、法月綸太郎氏の解説も魅力的。お読みいただきたい。
殊能氏は夭逝しなさったんですよね…黙祷

はつえ
L7BVQMDY
No.11:
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想


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りーり
9EDFH0HC
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

『三大奇書』あるいは『館シリーズ』を全部合わせたような、アンチミステリ作品の究極系?

梵貝荘と呼ばれる法螺貝のように螺旋構造に作られた奇妙な館で起こった殺人事件。
その事件は名探偵によりすでに解決され、『梵貝荘事件』として小説にもまとめられたが、十五年の時を経て現代の名探偵により事件の再検証が行われる……

本格ミステリというジャンルや名探偵という存在に対する皮肉や問題提示、過去の有名作を思い起こさせるパロディやメタネタ、作中作という特殊形式。
まさにこれでもかというアンチミステリ的な要素が詰め込まれており、所謂『三大奇書』の要素を全部合わせながらも、短く読みやすくまとめたような作品という印象です。
また参考・引用文献に、当時までに発表されていた綾辻氏の『館シリーズ』が全部並んでいるなど、同シリーズを連想させるネタも随所に仕込まれており、まさに「新本格」を象徴するような作品です。
しかし個人的にこの作品そのものは本格ミステリではなく「本格ミステリ」というジャンルを題材とした、サスペンス、あるいは独自ジャンルの作品だと思いました。

盛りだくさんの仕掛けに何度も驚かされ、楽しませてもらえましたが、惜しいと思うのは作中作となる『梵貝荘事件』が単独の作品として見たら、駄作としか思えなそうな所です。
あれでは、作者が解決部分まで書き上げながら発表しなかった理由は「駄作すぎて世に出すのが恥ずかしくなったからだろ」とみんな判断するでしょう。
(もし『梵貝荘事件』が独立した作品として存在して私がレビューしていたら、★2つぐらいで「トリックも人物描写もショボすぎ!真相も納得できない。内容もボリュームも薄っぺらな割に衒学趣味だけは過剰で辟易」とか酷評してるでしょうね)
作中作に、それだけをそのまま出してもいいクオリティを求めるのは酷かとは思いますが、ここは「それだけを単独で読んでも面白い」と言わせてほしかったです。

余談ですが私は『樒/榁』が同時収録の文庫版を読んだため、てっきり500ページ超の作品のつもりで読んでいたら400ページほどで終わってしまい
「あれ?終わっちゃった」と最初面食らってしまいました。


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マリオネットK
UIU36MHZ
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)
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鏡の中は日曜日の感想

とりあえず記録のみ。

りゅかさん
DSQDHULA
No.8:
(9pt)

鏡の中は日曜日の感想

久しぶりの本格ミステリー楽しめました。
最後の2編は必要ないかも。

anotokinoinoki
4B79947F
No.7:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

鏡の中は日曜日の感想

話が現在と過去。話し手が変わる。
最後にうまくまとまっているこの本は
面白い。
最後にちょっとホッコリさせられた。

jethro tull
1MWR4UH4
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

頭の中は日曜日

読み始めは何だか分かりにくかったのですが、中盤辺りからじわじわきましたね。


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アントンリブ
J9QWGWDO
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

鏡の中は日曜日の感想

どんでん返しではこの人の右に出る人はいないでしょう!!
面白かったです。


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ぺこりん12
M5MH63SF
No.4:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

鏡の中は日曜日の感想

この作品をわかりやすく表現すると、
作者「ほ~ら、ほら、騙すぞ~、騙すぞ~」
読者「そう簡単に騙せると思うなよー。俺はハサミ男も読んでるんだぞ(キリッ)」
「ドーン」 ←穴ぼこに気をつけながら慎重に進んでいたが、当たり一面の床がまんま抜けた感じ。(ドリフのコント風)
読者「そりゃないだろ(涙)」
これを味わいたい人には是非お薦め。

名探偵石動戯作シリーズの3作目らしい。
しかし登場人物一覧を見ても石動の名はない。過去シリーズを読んでいない私にとってまずこの人誰?なのだ。
しかも、名探偵?と首を傾げたくなるくらい何もしていない。
そして唯一の推理は、思い切り外してるというか当事者に一瞬で覆されているし。
あの「ハサミ男」の作者でもあり、何か意図的なものを疑ってしまった。のっけから完全に本質とはズレたところへ嵌り込んでしまった感じだ。

過去シリーズを読んでおくにこした事はないのだが、それでもこの作品が強烈な作品である事は理解できる。問題作だ。
参考文献に綾辻館シリーズがずらっと並んでいる。こういうのも余り見た事がない。
あぁそう言えばと頭をよぎったのが「黒猫館」と「迷路館」
オマージュという事らしいが、私には作者の「俺ならこう料理する」的な遊び心とちょっとした自信のようなものを感じました。

「ハサミ男」のレビューを書いた時に、「ちょっと偶然にも程がある」点があるとして星1つ落とした経緯があったのですが、だったらこの作品はいったい星を何個落とさなければならないのか(笑)
まぁ「ハサミ男」を超えるインパクトをという作者の意気込みは十分汲み取ることは出来る。
正直無茶苦茶だと思うが嫌いではない。

「アンフェアにも程がある」のですが、それをわざわざ補強するミスリードの数々。
ただ、アホにでも気付くようにプンプンと臭いを垂れ流し状態にしている、あの構成。
で、これだけ警戒していても騙される。
「登場人物全員グルでした(実際は違いますよ)」・・・的なちょっと衝撃的な騙され方でした。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

鏡の中は日曜日の感想

殊能将之追悼第2弾!名探偵石動戯作は、14年前鎌倉の異業の館「梵貝荘」で起きた殺人事件の再調査を依頼される!その事件は名探偵水城優臣最後の事件として見事に解決されたはずだったのだが。 本格ミステリの徹底的なアンチテーゼに溢れた傑作で、本作で主に描かれるのは事件後の関係者のその後である。そして、隠されていたある真実は本格ミステリが孕む根本的な矛盾を鋭くついたもので正に殊能にしか描き得ないといっても過言ではない。しかし、そこに存在するのは絶望ではなく希望であり、殊能は本作で一度本格を終わらせまた始めたのだ。

ジャム
RXFFIEA1
No.2:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

面白い!

昔の事件に探偵石動が挑むと言う内容の小説です。
まず昔の謎解きを知ってビックリし、そして石動の推理にもビックリ、そして最後のどんでん返し。
最初から最後まで驚かされっぱなしの作品でした。ラストでは少しほっこりして、とてもいい読後感でした。

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夜光虫
OS94C33E
No.1:
(8pt)

鏡の中は日曜日の感想

確かに「やられた!」面白かった。しかし、名探偵・石動戯作シリーズの3作目らしく、これ以外を読んでいない点(これから読む人は『美濃牛』から読むべし)と、ハサミ男に比べると・・・、と言うことでマイナス2点。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
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