樒/榁



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初公開日(参考)2002年06月
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長編小説

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樒・榁 (講談社ノベルス)

2002年06月06日 樒・榁 (講談社ノベルス)

天狗を目撃したという宮司がいる荒廃した寺で、御神体の石斧が盗まれた。問題の“天狗の斧”が発見されたのは完全な密室の中。おびただしい数の武具を飾る旅館の部屋の扉を破ると、頭を割られた死体と脅迫状が。悲運の天皇、崇徳院を巡る旅の果てに事件と出遭ったかの名探偵の推理は。(「BOOK」データベースより)




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樒/榁の総合評価:5.45/10点レビュー 11件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

『鏡の中は日曜日』のおまけみたいなもん

『鏡の中は日曜日』に登場した名探偵・水城優臣が登場する番外編。
それゆえに『鏡の中は日曜日』より先に読んでしまうと重大なネタバレをくらうことになります。
現在は『鏡の中は日曜日』の文庫版に同時収録されているのでこちらの単体本はあまり出回ってないとは思いますが。

試みは面白いですけど、トリックもプロットもしょぼいです。
まさにおまけって感じでした。

マリオネットK
UIU36MHZ
No.2:
(3pt)

樒/榁の感想

「しきみ」/「むろ」と読み、どちらも植物の名前なのですが、木偏を取り除けば「密/室」って事ですね。
「樒」は「鏡の中は日曜日」が文庫化された時に併録された作品です。
「鏡のー」に登場人物である作家・鮎井郁介の「名探偵・水城優臣シリーズ」の1つとされており、内容も「鏡のー」のおまけ的なものです。
一方「榁」の方は、「樒」から16年の時を越えて、同じ場所で似たような密室殺人が発生し、別の探偵が挑み、全く同じシチュエーションに対し、異なる解答を示すというもの。
こう聞くと「ほぅ」と思うかもしれませんが、期待するだけ損をする脱力系バカミスです。
ノベルズ化された際に「榁」が追加されているとは言え、「樒」は「鏡のー」を読んでいてナンボの作品ですので、この作品単独で評価するのは難しいと思います。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(7pt)

樒/榁の感想

殊能将之追悼第3弾!天狗伝説が残る鄙びた温泉宿で神社から盗まれた「天狗の斧」で頭を割られた死体が密室状態で発見される「樒」と、その16年後に同じ宿で起きた犠牲者のいない不可解な密室事件を描いた「榁」!短いながらも二つの短編で「本格ミステリの密室」を解体する手際が見事!前者が水城、後者は石動が解決するという構成も良かったです!それにしても、石動さんが過去にあんなことをしていたとは(笑)

ジャム
RXFFIEA1
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No.8:
(5pt)

良かったです。コナン・ドイルになれたかもしれない人です

軽いタッチの内容ですが、表現や文章が非常に上手いです。連作中篇の二話ですが、このような話を50ほど書いていれば、コナン・ドイルになれていたのではないでしょうか。
樒・榁 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:樒・榁 (講談社ノベルス)より
406182256X
No.7:
(3pt)

あくまで余興レベル

密室本は袋とじになっているため、ページ数が少ないが、それでもノベルス版で120ページというのは講談社ノベルズで最も薄い作品ではないだろうか。
2部構成になっていて、時代が変わっての視点がなかなか面白いが、肝心の密室トリックと事件の真相はアマチュアの同人誌レベルである。
密室本という企画だから通ったのであり、普通に短編として発表できたかどうか微妙なくらいの緩い作品だ。
あまり期待せず読むのがいいだろう。
樒・榁 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:樒・榁 (講談社ノベルス)より
406182256X
No.6:
(1pt)

鏡の中は日曜日が前提

これ単独で評価するのは難しい作品。
鏡の中は日曜日を読んでなければ面白くないし、
鏡の中は日曜日のオマケとして読めば、それなりに楽しい。
鏡の中は日曜日の文庫に収録されたので、そっちを買うべし。
樒・榁 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:樒・榁 (講談社ノベルス)より
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No.5:
(4pt)

『鏡の中は日曜日』の続編

講談社ノベルス創刊20周年記念の“密室本”。
「樒」と「榁」のふたつの短篇で構成され、「樒」のほうは『鏡の中は日曜日』に
登場した作家・鮎井郁介の《名探偵・水城優臣》シリーズの一編という設定。
そして、「榁」のほうは、「樒」の十六年後に同じ温泉旅館、同じシュチュエーションで
起きた密室事件の真相を、名探偵・石動戯作が解明するという趣向になっています。
まあ、いわゆるバカミスなのですが、そのおかしみを十分味わうため
には、前作にあたる『鏡の中は日曜日』を読んでおく必要があります。
「榁」の結末で炸裂する、脱力必至の落語オチに、怒るか笑うかは、あなた次第。
樒・榁 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:樒・榁 (講談社ノベルス)より
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No.4:
(2pt)

駄作

 とんでもない駄作だった。殊能将之を読むのは初めてだったが、これはつらい。
 2つの短編が収録されている。122頁という薄さだ。2編は有機的なつながりを持っており、細かな仕掛けも施されている。二人の名探偵がそれぞれに活躍する点にも工夫がある。
 しかし、ミステリとしては下らない限り。どこかで見たようなトリックだし、事件そのものの存在意義が分からない。2編を重ねることによるメタ・ミステリ的などんでん返しがあるのかと思ったが、そんなこともないし。
 救いようのない一冊だと思う。
樒・榁 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:樒・榁 (講談社ノベルス)より
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