樒/榁
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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『鏡の中は日曜日』に登場した名探偵・水城優臣が登場する番外編。 | ||||
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「しきみ」/「むろ」と読み、どちらも植物の名前なのですが、木偏を取り除けば「密/室」って事ですね。 | ||||
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殊能将之追悼第3弾!天狗伝説が残る鄙びた温泉宿で神社から盗まれた「天狗の斧」で頭を割られた死体が密室状態で発見される「樒」と、その16年後に同じ宿で起きた犠牲者のいない不可解な密室事件を描いた「榁」!短いながらも二つの短編で「本格ミステリの密室」を解体する手際が見事!前者が水城、後者は石動が解決するという構成も良かったです!それにしても、石動さんが過去にあんなことをしていたとは(笑) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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軽いタッチの内容ですが、表現や文章が非常に上手いです。連作中篇の二話ですが、このような話を50ほど書いていれば、コナン・ドイルになれていたのではないでしょうか。 | ||||
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密室本は袋とじになっているため、ページ数が少ないが、それでもノベルス版で120ページというのは講談社ノベルズで最も薄い作品ではないだろうか。 2部構成になっていて、時代が変わっての視点がなかなか面白いが、肝心の密室トリックと事件の真相はアマチュアの同人誌レベルである。 密室本という企画だから通ったのであり、普通に短編として発表できたかどうか微妙なくらいの緩い作品だ。 あまり期待せず読むのがいいだろう。 | ||||
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これ単独で評価するのは難しい作品。 鏡の中は日曜日を読んでなければ面白くないし、 鏡の中は日曜日のオマケとして読めば、それなりに楽しい。 鏡の中は日曜日の文庫に収録されたので、そっちを買うべし。 | ||||
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講談社ノベルス創刊20周年記念の“密室本”。 「樒」と「榁」のふたつの短篇で構成され、「樒」のほうは『鏡の中は日曜日』に 登場した作家・鮎井郁介の《名探偵・水城優臣》シリーズの一編という設定。 そして、「榁」のほうは、「樒」の十六年後に同じ温泉旅館、同じシュチュエーションで 起きた密室事件の真相を、名探偵・石動戯作が解明するという趣向になっています。 まあ、いわゆるバカミスなのですが、そのおかしみを十分味わうため には、前作にあたる『鏡の中は日曜日』を読んでおく必要があります。 「榁」の結末で炸裂する、脱力必至の落語オチに、怒るか笑うかは、あなた次第。 | ||||
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とんでもない駄作だった。殊能将之を読むのは初めてだったが、これはつらい。 2つの短編が収録されている。122頁という薄さだ。2編は有機的なつながりを持っており、細かな仕掛けも施されている。二人の名探偵がそれぞれに活躍する点にも工夫がある。 しかし、ミステリとしては下らない限り。どこかで見たようなトリックだし、事件そのものの存在意義が分からない。2編を重ねることによるメタ・ミステリ的などんでん返しがあるのかと思ったが、そんなこともないし。 救いようのない一冊だと思う。 | ||||
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