『アリス・ミラー城』殺人事件



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『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)

2008年10月15日 『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む―『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。誰が、なぜ、どうやって?全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは…。古典名作に挑むミステリ。 (「BOOK」データベースより)




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『アリス・ミラー城』殺人事件の総合評価:6.60/10点レビュー 73件。Bランク


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全16件 1~16 1/1ページ
No.16:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想


 冬、海に浮かぶ密室「アリス・ミラー城」に招待された探偵たちの目的は館に伝わるアリスミラーの捜索。 最後まで生き残った者が手に入れられるという条件の下で探偵たちを嘲笑うような奇々怪々な惨劇の幕が上がった・・・。

 非常に面白い点とそうでない点がはっきり。 ★6つ。
 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.15:
(4pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

わからなかった、、、

自分の読解力の無さのせいだと思いますが、
最後の1行みてもポカーンと。
ネタバレみるまで、意味がわからなかった。。。
途中まで面白かっただけに、すごく残念。

ストーリーは面白いと思います。
探偵が集まる&クローズドサークル。
さらに、そして誰もいなくなった と アリスの物語
二つをモチーフにしていて、雰囲気は出ています。

halhi
II1T2RT1
No.14:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

クローズド・サークス好きのためにあるかのような一作!

これまでの同作者の『城シリーズ』は才能は感じさせたものの、正直独りよがりで物語として破綻してるようなお世辞にも出来がいいと言いがたい作品だったのですが、今作は見事作者の持ち味を残したまま、わかりやすく面白い、完成度の高い作品として仕上がっていると思います。

雪の降り積もる孤島の古城に集められた探偵たちという、もう最初からいかにも『そして誰もいなくなった』的な展開になりそうな設定で、そのことを登場人物たちすら予感するシチュエーションの中、案の定起こる連続殺人事件。
登場人物個々のキャラが非常に立っており10人以上の人物が集まっても混乱することなく非常に覚えやすいです。
また長編推理小説としては決して多いページ数ではない中で、凄い勢いで人が殺されていくハイテンポな展開はまさに『そして誰もいなくなった』的です。

その読みやすさ、分かりやすい面白さという面では間違いなく初心者向きなのですが、集められた人間たちが最初から探偵ということで、当然のようにミステリ議論が始まり、殺人が起こればやはり当然のように推理合戦が起こり、推理小説のお約束を時に皮肉り、時に裏切り、時に忠実になぞるようなメタミステリ的な側面もあるのに加え、『そして誰もいなくなった』は言うに及ばず、『十角館の殺人』や『殺しの双曲線』をはじめ、無数の東西のミステリの名作の小ネタやオマージュが仕込まれており、「クローズドサークルもの」や「館もの」を中心とした過去の名作をある程度読み終えてから読んだほうが楽しめるのは間違いない作品だと思います。
(個人的にホラー映画の『スクリーム』の推理小説版という印象を受けました)

とにかくクローズド・サークルミステリが好きな人には無条件で面白い作品ではないかと思います。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.13:
(9pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

『アリス・ミラー』を探すため、集められた探偵たち。
そこで殺人が起こり、次々と犠牲者が増えていく。

クローズドサークル好きには是非オススメしたい作品。
叙述トリックは好きではないが、この作品は素直に許せた。
ただ、どうしても「現場の探偵たち気付けよ」と思ってしまうのが・・・

エーカー
NWKWLAAY
No.12:
(7pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

読みやすく非常に面白い作品です。
『そして誰もいなくなった』『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』これらの古典名作のオマージュでありながら、
大胆なトリックはかなりの驚愕でした。
ただ…動機が残念すぎて評価を下げてしまいました。
正直動機無しの無差別殺人ホラーにした方が良かったのでは?と思う程でした。
賛否は分かれそうな作品ですが個人的には好きなタイプな作品だけに本当に惜しい気がしました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.11:
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想


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氣學師
S90TRJAH
No.10:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

この作品はクローズドサークルものではとても異例で、よくできた作品だと思います。
他の小説にはありえないぐらい登場人物達が個々に好き勝手に動いたり、誰が主人公かもよくわからなかったり、まさに「アリス・ミラー」にふさわしい錯覚で、読者を惑わせています。
(詳しくはネタバレで)

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フレディ
3M4Y9ZHL
No.9:
(7pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

物理の北山の評価の高い作品という予備知識だけを持って読みラストで驚愕。動機はかなりぶっ飛んでますが、読みやすく緊張感もあって全体としてはかなり面白かったです

ほっと
2XKXV6EI
No.8:
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

「城シリーズ」第3作にして、最高傑作!「そして誰もいなくなった」と「不思議の国のアリス」、「鏡の国のアリス」のオマージュ。最後まで目が離せないところといい、大満足の1冊!

ジャム
RXFFIEA1
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

まぁ、次々と殺されますね。探偵どもしっかりしろよと云いたいですが・・・。クローズド・サークルの定番メニューのストーリーで、読む方としては楽しみながら読み進むわけですが。根底にあるのは壮大なイデオロギーでこれがアリかそうでないかは別として、トリックの使い方が普通とは逆の理由で使われているなどある意味新鮮で面白く感じました。限定された人数でストーリーが始まるので犯人を予感させる部分があり、そのあたり微妙なところがあったのですが、うまく話をすり替えて誤魔化してました。誰が犯人か話し合っていて当然話題にしなければいけない問題をまったくしないのは不自然ではありますが、そう感じさせない巧妙さがあるのでその辺には目をつぶりましよう。島に10人いて、全員殺害されれば残った人物が自動的に犯人となるわけですが、その辺のところの着地はどうするのかと思いながら読んでましたが。フム、一応納得させられましたので良しとしましよう。探偵たちも個性豊で最後の二人のキャラの設定など中々凝った登場人物を創造していて、この辺も物語に奥行きを与えていて好感が持てました。ミステリーのトリックとかのウンチク話や泡坂妻夫の本のことなども出てきてニヤリとさせられました。事件そのものは残酷ですがクローズド・サークルものとしては及第点の出来でしよう。他は好みの問題でポイントが高くなるかそうでないかの違いと思います。ずっと未読で気になっていたのですがやっと宿題を終えた気分です。

ニコラス刑事
25MT9OHA
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

前情報は罪である

これは推理小説であり、読んでみたいと思ったら本屋に直行し、早急に読むべきである。

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Amantes
QJU3J6IJ
No.5:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

8.7位の評価。すごく面白かった。
文章も読みやすかったし、登場人物の個性もしっかりしていた。
この作品で自分は、物理トリックもの?が苦手だと認識した。それは
途中、図面でトリック解説がでてきて、「まさかこっち系!?」と嫌悪感を抱いたから。
でも、そうじゃなかった。ミステリで大好きな騙され方。ラストのたたみかけ方も
旨くて一気に読ませる。最後の最後あーいうページの使い方も好きです。
ただ、犯人の動機は、無いな、と感じた。作品の値打ち下げてるような気がする。
『不思議の国のアリス』や『そして誰もいなくなった』をモチーフにしてたのも違和感なく
凄く活かしてたと思う。
どうしてあの動機なんだろう。あの動機じゃなきゃいけなかったのか?
なんにしても印象深い、良い作品でした。満足!

sumerujyakohu
QQ9OT9RU
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

雪の孤島に集められた8人の探偵。目的は「アリス・ミラー」を探す事だが、手に入れられるのは最後まで生き残った者のみ。そして一人づつ殺害され始め、その犯人は?密室、犯人消失の謎は?と言うお話です。
「アリス・ミラー」とは何か?なぜ命懸けでこの島へ来たのか?とにかくおかしな事ばかりで、普通に言えば、話す事は何も無いバカバカしい作品です。設定に無理があり、登場人物にリアリティが無く、何とも言えない。特に動機が一番酷い。ただ、最後まで真相には全く気付きませんでしたので、本格パズルと考え、人物を駒として深く考えなければいいと思います。そういう意味では不快感は感じませんでした。

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なおひろ
R1UV05YV
No.3:6人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

定番とも言える孤島、城に、密室殺人、バラバラ殺人。
最後の数十ページまではよくある本格物ミステリーです。

私がこの作品を読んだのは、ミステリーを読み出して初期の頃でして、当時この手のトリックに全く免疫がなかったため、最初読み終えた時には何が何だかさっぱり分からず、まさに「はぁ?」状態で、ネタバレサイトのお世話になった後は、暫く「怒り笑い」が止まりませんでした。
しかし、更にえげつない同系のトリックを使った作品に数多く出会うにつれ、現在では評価が変わっています。
限りなくアンフェアに近いんだけど、まぎれもなくフェアですね。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(9pt)

チェックメイト!

雪のクローズド・サークルでの連続殺人。
そして意外な結末!
うあー何これー?って思った。

えんじ
VGV1LYIG
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

読んでて面白いし、意外な仕掛けもよい

作品の雰囲気や緊迫感は前2作と比べて、抜群に良くなっている。
と言うか好みの問題かもしれない。
連続殺人+トリックが満載。ミスリードの妙も良かった。

Ariroba78
5M53WTS6
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