人魚姫 探偵グリムの手稿



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 1件

6.00pt (10max) / 5件

Amazon平均点

3.50pt ( 5max) / 4件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
1pt
サイト内ランク []C総合:1732位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

10.00pt

80.00pt

20.00pt

20.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年03月
分類

長編小説

閲覧回数2,842回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数11

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

人魚姫  探偵グリムの手稿

2013年03月27日 人魚姫 探偵グリムの手稿

王子と結婚した日、人魚姫は、自らに剣を刺し、泡となって消えた。その翌日、王子が殺される。 王宮が動揺するなか、王子の側近くにいて、消えた人魚姫に疑いがかかるが……。同じ頃、宮廷に出入りしていた少年アンデルセンは、海辺で人魚姫の妹に出会った。そして、アンデルセンと人魚の少女は、グリムの協力を得て、事件の真相を追及することに……。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

人魚姫 探偵グリムの手稿の総合評価:7.00/10点レビュー 5件。Cランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

人魚姫 探偵グリムの手稿の感想

中世デンマークの少年「アンデルセン」は、父を亡くした直後に放浪の画家「グリム」と出会う!やがて、海で倒れていた人魚姫セレナを救出した二人は、彼女から半年前に起きた王子殺害事件に王子に片想いしたまま泡となって消えた妹に容疑がかかっているという話を聞かされ-。 「物理の北山」らしい物理トリックも用意されていますが、何より「人魚姫」の存在を上手く歴史的背景に取り入れたストーリーテラーぶりが上手かったです!それと、画家である探偵グリムが絵を描いて事件を整理するというやり方も新鮮でしたね!



ジャム
RXFFIEA1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(3pt)

人魚姫のような読後感

どうしても名探偵三途川理シリーズと比べてしまいます。あちらよりミステリとしての完成度は低いと思います。しかし主人公に好感が持てるという点ではこちらが優っています。
人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)より
419894055X
No.3:
(3pt)

ミステリとしては弱く,話の畳み方にも違和感が

グリム童話でおなじみの『人魚姫』をベースに,『その後』に起きる事件を描く一冊.
ただ,元の話や歴史をよく知らず,アンデルセン少年やグリム青年の実際の繋がりなど,
そちら側の楽しみや,話の膨らませ方についてはよくわからないというのが正直なところ.

また,殺人事件の謎を解くミステリの体ではあるものの,全体的にはストーリ寄りで,
その分,著者の代名詞とも言える物理トリックについては,ややおとなしめに感じられ,
明かされたらそこで終わってしまうなど,それがその後に影響を与えることはありません.

事件の真相にしても,幕間から漂う不自然さに早いうちから「もしかして」が浮かび,
実際,おおよそがその予想通りとなるなど,ミステリとしての物足りなさは否めません.
このほか,画家で探偵役のグリム氏が,絵を並べて推理をする様子は面白かったのですが,
それで答えが『描かれる』ことはなく,こちらも少し中途半端に終わってしまった印象です.

ラストも,人魚の哀しみを見せたかと思えば,一転,コミカルで笑顔と『収まり』が悪く,
童話とミステリの融合自体は良かったものの,ところどころで抱く違和感が気になりました.
人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)より
419894055X
No.2:
(4pt)

誰が王子様を殺したの

有名な「人魚姫」がミステリーに!ということで読んでみました。原典があくまで人間側の視点で締めくくられているのに対して、こちらは人魚姫の家族側の視点(プラス第三者の探偵役・グリム氏)を主軸に展開するのが新鮮です。ただ、読んだあと感動できるかというとちょっと微妙。あくまでスピンオフとして」気楽に楽しむのが正解かも。
人魚姫  探偵グリムの手稿Amazon書評・レビュー:人魚姫 探偵グリムの手稿より
4198635722
No.1:
(4pt)

新たな「人魚姫」の童話。

童話「人魚姫」を読んで、
「こんな不条理な話があるか」と苛立ったことのあるひとには
小気味いい一作。
あの童話を新解釈でミステリにしてしまう北山氏の手腕はさすが。
もともとファンタジックな作風の彼に童話をリメイクさせたら
こんな風になるのだな、こりゃ誰も敵わないなあと感心させられた。
もちろん北山ファンお待ちかねの物理トリックも出てきます。
ただ、いつもの「城」シリーズに比べるとその仕掛けはごくシンプルだけど。

本作はタイトルがそのまま「人魚姫」なので、
「この童話面白いよ」とか言いつつそのへんの本好きな小学生に
読ませてみたい気がする。
本物の童話に触れる前に、その子供が一番に触れる「人魚姫」を本作にしてみたい。
それはそれで面白いんじゃないかと思った。

ちなみに童話「人魚姫」の原作者は、言うまでもなくアンデルセンです。
人魚姫  探偵グリムの手稿Amazon書評・レビュー:人魚姫 探偵グリムの手稿より
4198635722



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク