猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数
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猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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一見頼りなさげな女探偵「猫柳十一弦」は、実は誰よりも正義感が強く情に脆い優秀な名探偵だった!探偵助手学部の二人の青年とともに研修で訪れた孤島で起こる連続殺人を彼女は止めることができるのか?探偵と助手の関連性に踏み込んだ著者の新境地で、多分これがシリーズの第1弾だと思うので人間っぽい魅力に溢れた猫柳探偵と二人の助手たちの活躍がこれからも楽しみになってきましたね!震災後にこういった本格ミステリが出てきたことは(連載の単行本化なので書かれたのはその前ですが)、一種の希望ではないかと読んでいて思いましたね! | ||||
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20111年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 「猫柳十一弦」シリーズの第一作。 大学に探偵助手を目指す学部があり、そのゼミ合宿で孤島に渡ったところ、連続殺人が起きるという設定だ。 「探偵助手学部」というアイデアが楽しい。 ミステリとしても、気の利いたトリックがいくつも使われており、満足できる一冊だった。 名探偵役が独特の造形となっている。ここはかなり好みが分かれるかも。 | ||||
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新しい探偵のカタチの模索。探偵ってのは、事件が起きてから偉そうに事件解決するだけじゃないんじゃ無いの?ってのが良かった。楽しめた。 | ||||
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カバーにつられて手に取りましたが、読んでみるとイメージの違いにやや戸惑いを感じました。 でも猫柳先生のキャラクターには好感が持てます。身を挺して頑張る姿が健気でよかった。探偵のありかたに一石を投じる作品となっています。 動機については全く予想ができず、そういうものか…と思いながら読みましたが、この世界観の中でなら成立するのかもしれません。 | ||||
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北山氏の幻想的な城シリーズとは打って変わってライトなライトノベルっぽいキャラ先行型のどちらかというとユーモアミステリーですかね。 勿論、殺人方法は残酷で本格推理ものとしての骨格は十分なのですが、それほど連続殺人の緊張感は伝わってこないです。 閉ざされた孤島という王道の展開で、はっきり言って真相を知ってもそこまでして人殺すか・・という必然性のなさも、いわゆる’新本格’しています。 物理トリックが今回は予想の範疇内なので衝撃性とかはないが、安心して読める出来ではあります。 北山氏の作品の中では一番読みやすいのでこれからこの著者の作品を読みたいという人には・・・・やはりこれではなく城シリーズのどれかの方がいいかな・・・。 | ||||
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『メフィスト』にて10-11年に連載された作品で,書籍化にあたり加筆と改題が行われています. 扱われる事件や謎は,孤島の館で学生たちが…と極めて王道かつシンプルなミステリで, そんな題材ながら,同系統の作品には珍しい演出も見られるなどなかなか読み応えがあり, それでいてライトなキャラクタ設定は入りやすく,テンポのいい流れも読みやすい印象です. 反面,そのトリックや裏側は,読み手が作中から得られる情報だけでは推理がしづらく思え, どちらかと言えば,起きる出来事や巻き込まれていく人たちの様子を眺めているのに近い感覚. そのためか,加筆部分にあたる『解決編』が長く説明的で,ちょっと疲れてしまうのが残念です. また探偵の立ち振る舞いには,著者の別シリーズを連想させられてしまうのが引っ掛かり, 他にもタイトルにも見える奇抜な人名や,カバーイラストはいささか『狙いすぎ』の感も…. 同じく助手の甘ったるい(?)呼び名や,時折ある『ラブコメ臭』にも好みが分かれそうです. | ||||
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