先生、大事なものが盗まれました
- 怪盗 (98)
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凪島に出没する怪盗たちを描いた短編集で、全3話が収められている。 怪盗の設定がユニークだ。なにしろ、感情だったり記憶だったりを盗んでいくのだから。ただ、その突拍子もなさが上手く働いているかというと、それには疑問を感じる。 ミステリの新しい可能性を追求した点は評価できるが……。 どうも講談社タイガはミステリ作家に無茶をさせすぎるような。 | ||||
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『誰が』や『なぜ』ではなく,『何が盗まれたか』を解くという発想は斬新なのですが, SFやファンタジ寄りの真相を,そういうものと押し通せるだけの『勢い』には欠けており, その中でまじめにミステリをやろうとするため,解決をしてもスッキリとまではいきません. 一方,最初の二話で優しく,切ない事件を描いたかと思えば,最後の三話目では一転, サスペンスにオーソドックスなトリックを絡め,『先生』の背景に迫っていく話運びは, 正体自体が早々に明かされる流れの中,その特殊な設定を巧く広げたように感じられます. ただ,三つの派閥がにらみ合う(?)変わった島や,中途半端に終わった脇役たちなど, 舞台や人を活かし切れているとは言えず,終わってみればいかにも顔見せの巻という印象. 終盤で示された今後の展望を含め,次からなのでしょうが,それでも物足りなさは残ります. | ||||
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