シャーロック・ノートII: 試験と古典と探偵殺し
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思わず購入しましたが,この本は第2巻です. タイトルに惹かれましたが,探偵に特化した学園を舞台にした学園もののようです. 推理もの的要素もありますので,内容に関しては触れません. 登場人物もある程度整理されており,読みやすい本です. 以降への展開も想像させる,今後の展開が楽しみな本です. 第一巻も購入済ですので,これから読もうと思います. | ||||
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既発を含む全三篇の連作形式となり,前半の二篇にはやや物足りなさもありましたが, それらを拾い上げる最後の三篇目でガラリ,評価も上がったというのが率直な印象です. また,学園外での展開が多かった前巻から一転,全ての篇が学園内で繰り広げられ, カンニング騒動といったいかにもなものから,刃傷沙汰にまで広がり掛けたものまで, こちらも弱かった『探偵養成学校』を活かすやり取りが見られたことにも概ね満足です. 何より,事件の解決もそうですが,探偵として生きる道,正義を説かれた主人公が, その『答え』にわずかながらも近づく,一・二篇目から三篇目への話の運びが見事で, このほか,たびたびの回想は少し面倒でしたが,クラスメイトたちを掘り下げたことは, 主人公とヒロインの二人だけではなく,彼らを加えたこれからの活躍も予感させられます. 終盤を盛り上げる学園裁判では,どうしても著者の別のシリーズがチラつきますが, あちらほどの外連味はないとはいえ,見事な論理からのどんでん返しには引き込まれ, 敵が味方に,味方が敵にと,それぞれの関係まで裏返してしまったことには驚きの一言. そこから『シャーロック・ノート』へと触れ,対抗組織の存在も匂わせる後日談には, 本作がただの学園ミステリではないことを窺わせ,一気に深みと広がりが出てきました. | ||||
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