逆転裁判 時間旅行者の逆転



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初公開日(参考)2017年09月
分類

長編小説

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逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)

2017年09月26日 逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)

2016年10月、新米弁護士・成歩堂龍一のもとに助手の真宵が依頼人――尾根紡優子を連れてくる。彼女は2001年に起きた事件から逃れるため、タイムトラベルしたと主張する。やがて明らかになる、優子が被告とされた15年前の密室殺人事件。25年間無敗の検事・狩魔豪と敏腕弁護士・御剣信が激突したその裁判は、被告逃亡のため判決が凍結されていた。時空を超え、成歩堂が手にする真実とは?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

逆転裁判 時間旅行者の逆転の総合評価:5.83/10点レビュー 12件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

逆転裁判 時間旅行者の逆転の感想

ゲーム『逆転裁判』のオリジナルストーリー。著者は討論が魅力のルヴォワールシリーズを手掛けた円居挽。小説を過去に読んだ事があるので、言い争う逆転裁判の小説化の担当としては面白そうな組み合わせだと思いました。ゲームは逆転裁判1~4をプレイ済み。『逆転検事シリーズ』はプレイしていません。
その上での感想としては、とても逆転裁判を再現していて文句なしです。読んでいて画やBGMが浮かびました。シナリオの進行の仕方、敵役の証拠の隠し方とその暴き方の展開、セリフ回しなど、逆転裁判が好きな人は納得の出来だと思います。キャラ物として面白かったです。
一方、逆転裁判を知らない人が、ミステリや小説単品として見るとどうか?と思うと、非常に厳しい作品かもしれません。法廷ミステリでもあるのですが、展開はゲーム的なノリそのままなので、シリーズが好きな人は楽しめ、知らない人は何だこのふざけている裁判は?となるかと思います。

大きな主軸となる謎はタイムマシンが存在するのかどうか?
密室内に被害者と共にいた被告人。タイムトラベルをしたとしか思えない状況の数々。この非現実的な内容を謎として捉えられるかどうかがポイントです。
原作はゲーム作品だから、霊媒やらタイムマシンの存在もアリなんじゃないかと思えてくるわけで、違和感なく楽しめたかどうかが評価に繋がると思います。
個人的にはミステリも然ることながら、ファンサービスが強い印象でした。懐かしいキャラクターが多く登場したのが楽しかったです。

何故、被害者は死の寸前、密室内に閉じこもり助けを呼ばなかったのか?この解法は本書ならではの理由で唸りました。
タイムマシンネタも、一般ミステリでは扱い辛いので、逆転裁判と結びつけたのはある意味巧いなと思います。

点数について。
ゲームだと相手の証言を崩すべき、おかしな所を試行錯誤して論破するのが楽しい魅力ですが、小説だと解答への一本道な為、おかしな証言はそのままおかしいまま読まされるだけなので、検察側の理不尽な証拠隠しが目立ち、なんだこのふざけた裁判は?という印象でした。文章は正に逆転裁判なのですが、小説の一本道だと違和感がありますね。同じ文章や雰囲気でもゲームと小説での印象は大分違う難しさを感じました。手放しで面白いと言えない難しさが残った感想です。シナリオそのまま、本書をゲームとしてプレイしてみたいと思いました。

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T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(1pt)

肩透かしでした

原作ゲームのような、一見不可思議な出来事がロジカルに解体されていくカタルシスはありません。
原作では、霊媒など非現実的な要素が事件に絡む場合は必ず作中世界でのルールが事前に示された上で話が進みますし、逆にルールが示されていない不可思議現象は(事件の本筋に関わらないものを除き)必ず嘘として暴かれ否定される展開が待っていますが、それと同じものを期待して本作を読むと後悔します。
逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312915
No.10:
(2pt)

危ないストーリー

ダジャレのような名前の人物が、次々と登城してくる。
それはいいとしても、「コールドスリープ」と「タイム
マシン」というSF小説まがいのキワモノがないと成り
立たない、危ないストーリだ。
 また、裁判の杜撰さや、検事の高圧的過ぎる態度が
何とも不快だった。
逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312915
No.9:
(2pt)

逆転検事が完全に無視されている点で全て台無しにしている

内容は十分よくできていると思うが、逆転検事2のDL6号前の事件の内容を完全に無視(というか恐らく未プレイなのだろう)されているのが本当に痛い。要するに謎のパラレル時空でしかなくなっている。それが一気に「この小説を読む必要性」を下げている。
なぜここまでムジュンした小説を2017年に発売しようと思ったのか甚だ疑問。
逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312915
No.8:
(4pt)

未経験者or映画のみ経験者orレイトンコラボのみ経験者なら楽しめるのでは?

著者が推理小説を多数執筆している方なので、書き方は読みやすく想像しやすく、それでいて程よく逆転要素が入っていて良いと思う。
時代が初代の時系列なので未だ御剣検事はツンツンしてるけど成歩堂くんの法廷での調子はどちらかというと3や5に近いかも(尤も、後者については地文にもある通りあるキャラのタッグが意外と強敵で苦戦している描写もあるので半々か)。

他の方が言っているように、逆転検事2を完全に無視した展開で疑問符。他にも多々初代以降の作品ネタがあるが、著者としては原作網羅ファンに向けたファンサービスのつもりでも読者からすると過去作無視と捉えかねない。
あと、6のDLCで似たような題材を取り扱っているので、ネタ被り感が否めない(厳密には別物だが)。

小説の内容自体は面白いので星4つ。タイトルにも書いた通り、逆転未経験者や実写映画・レイトンとのコラボゲーム経験者といった比較的逆転歴が浅い人なら星5つの楽しみができるだろう。
時系列や関連人物の関係上、5DLC直後~5本編開始前の時系列なら問題無く差し込むことができたのでは…
逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312915
No.7:
(4pt)

旧作との矛盾がなければ星5つ

まずストーリー面に関しては非常に面白く、最後まで目が離せない展開。
御剣信から成歩堂龍一に事件がバトンタッチされるという原作でも見られなかった熱い展開。
一般的な推理小説として見ても、文章面も悪くない。逆転裁判を知らない層が読んでも違和感はないだろう。

問題なのは、逆転裁判全体のストーリー中でもかなり重要な位置付けとなる『逆転検事2』のシナリオが丸々無視されている点。
『逆転裁判』第一作における過去の事件を補完した『逆転検事2』の事件が完全に無かったことにされているため、パラレルとして考えるしかなくなっている。

タイムマシーンで書き換えられたとでも思うしかないか。
逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:逆転裁判 時間旅行者の逆転 (ハヤカワ文庫JA)より
4150312915



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