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逆転裁判 時間旅行者の逆転
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逆転裁判 時間旅行者の逆転の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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原作ゲームのような、一見不可思議な出来事がロジカルに解体されていくカタルシスはありません。 原作では、霊媒など非現実的な要素が事件に絡む場合は必ず作中世界でのルールが事前に示された上で話が進みますし、逆にルールが示されていない不可思議現象は(事件の本筋に関わらないものを除き)必ず嘘として暴かれ否定される展開が待っていますが、それと同じものを期待して本作を読むと後悔します。 | ||||
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ダジャレのような名前の人物が、次々と登城してくる。 それはいいとしても、「コールドスリープ」と「タイム マシン」というSF小説まがいのキワモノがないと成り 立たない、危ないストーリだ。 また、裁判の杜撰さや、検事の高圧的過ぎる態度が 何とも不快だった。 | ||||
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内容は十分よくできていると思うが、逆転検事2のDL6号前の事件の内容を完全に無視(というか恐らく未プレイなのだろう)されているのが本当に痛い。要するに謎のパラレル時空でしかなくなっている。それが一気に「この小説を読む必要性」を下げている。 なぜここまでムジュンした小説を2017年に発売しようと思ったのか甚だ疑問。 | ||||
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著者が推理小説を多数執筆している方なので、書き方は読みやすく想像しやすく、それでいて程よく逆転要素が入っていて良いと思う。 時代が初代の時系列なので未だ御剣検事はツンツンしてるけど成歩堂くんの法廷での調子はどちらかというと3や5に近いかも(尤も、後者については地文にもある通りあるキャラのタッグが意外と強敵で苦戦している描写もあるので半々か)。 他の方が言っているように、逆転検事2を完全に無視した展開で疑問符。他にも多々初代以降の作品ネタがあるが、著者としては原作網羅ファンに向けたファンサービスのつもりでも読者からすると過去作無視と捉えかねない。 あと、6のDLCで似たような題材を取り扱っているので、ネタ被り感が否めない(厳密には別物だが)。 小説の内容自体は面白いので星4つ。タイトルにも書いた通り、逆転未経験者や実写映画・レイトンとのコラボゲーム経験者といった比較的逆転歴が浅い人なら星5つの楽しみができるだろう。 時系列や関連人物の関係上、5DLC直後~5本編開始前の時系列なら問題無く差し込むことができたのでは… | ||||
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まずストーリー面に関しては非常に面白く、最後まで目が離せない展開。 御剣信から成歩堂龍一に事件がバトンタッチされるという原作でも見られなかった熱い展開。 一般的な推理小説として見ても、文章面も悪くない。逆転裁判を知らない層が読んでも違和感はないだろう。 問題なのは、逆転裁判全体のストーリー中でもかなり重要な位置付けとなる『逆転検事2』のシナリオが丸々無視されている点。 『逆転裁判』第一作における過去の事件を補完した『逆転検事2』の事件が完全に無かったことにされているため、パラレルとして考えるしかなくなっている。 タイムマシーンで書き換えられたとでも思うしかないか。 | ||||
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店頭で買いました。タイムトラベルという奇想天外な展開や、ネーミングセンス、登場人物の台詞まで、ゲームをやりこんでいても書けない作者の愛を感じました。名前は出ないけど、あのキャラだな。と想像させる場面もあり。ゲームファンとして、楽しく、違和感なく読めました。もう一回読み返したいです。 | ||||
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筆者らしいスリリングな展開と結末。タイムマシーンものは、今までも散見されるが本作は秀逸。 | ||||
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ゲーム作品のノヴェライズとのことですが,そちらを知らなくてもまずまずは楽しめ, 遊んだことがないため,その世界やキャラクタたちの『再現度』まではわかりませんが, 裁判を扱う作品を多く手掛けるこの著者ならではで,ベターな人選だったように思います. ミステリに目を向けると,『時間旅行者』の存在が事件と物語への関心を煽り立て, 読む側を惹き付けたり,戸惑わせたりと,面白さに大きな影響を与えているのは確か. ただ,二つの時代で事件と人々が入り交じる展開は,この題材を活かしたものでしたが, その解決は『逆転』にはほど遠く,ねつ造や偽証まで見逃されることにも不満が残ります. また,法廷でのやり取りは,同じ著者の『』と比べると物足りず, このほか,避けては通れない後先の問題や,改変される歴史への解釈にも都合の良さが…. 15周年記念を謳いながら,関係者らのコメントがないのもファンの方には残念だと思います. | ||||
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逆転裁判シリーズの原作で取り扱われた事件を小説化したものではなく、内容は新規ストーリーです。 なので原作既プレイでも一から楽しめますし、登場人物や設定の背景についても程よい説明、描写があるので原作未プレイでも特に問題はありません。ただ、原作と主要登場人物は同じなので、原作(特に1作目)をプレイしたことのある方はよりイメージしやすいと思います。 もともと原作が文章を読み進んでいくタイプのゲームなので、ノベライズとの相性はとても良いと感じました。 逆転裁判の肝とも言える法廷シーンでの応酬ですが、弁護側が窮地のうちに推理で切り抜け、検察側が新たな証拠を提出してさらに状況が逆転する……といった流れが丁寧に描写されており、臨場感も十分です。法廷シーンと調査シーン(原作でいう探偵パート)がうまく織り交ぜられており、緊張し続けることなく読み進められます。 前半の事件はハウザニット、後半はフーザニットですが、どちらの事件も作中で真相は示唆されています。全てが一度に、地の文で説明されているわけではないので、はっきりしないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、真相は登場人物が断片的に話していますし、前後を統合すればちゃんと全ての事件、謎の全貌は明らかになります。 後半の事件はややシリアスに寄っており、逆転裁判シリーズのアクの強さ、軽妙さには欠けますが、前半の事件は逆転裁判らしい珍奇で奇妙な人物たちが登場します。ゲームと違ってビジュアルが無い分、変人たちを出しすぎるといちいち詳細な描写が必要になってテンポを損ねかねないので、これはこれで小説として良い塩梅に収まっているかと思います。 IS-7号事件がなかったことになっている(というより別の事件があったことになっている)という原作との不一致はありますが、全体的に原作への敬意のこもった良作にまとまっていると思います。 タイムマシンなどのSF要素はありますが、トリックや法廷バトルにおいてSF要素が全てを解決してくれる、という使い方ではなく、あくまで人間の憎愛が全ての理由でありキッカケである、という熱いこだわりを感じました。 原作と少しでも事実関係が違うと嫌だ、という方にはオススメしませんが、繰り広げられる人間ドラマは間違いなく逆転裁判シリーズそのものです。良い読後感でした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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逆転裁判の小説だったので期待していたのですが、正直期待外れでした。 そもそも内容は、ゲームの逆転裁判シリーズのパラレル的なもので、ゲームシリーズのストーリーとはずれていました。 特別なトリックや逆転劇があるわけでもなく、結末も有耶無耶に終わっていてしまっていて、逆転裁判の味である爽快感が全くなく、後味も最悪でした。 個性豊かなキャラクターもいず、逆転裁判定番の面白さや可笑しさがなく、終始陰鬱な人物しか登場しません。 ストーリーもタイムトラベルやらコールドスリープを結局認めてしまっているあたりミステリーや謎解きというより、SF小説に近いものを感じました。 ゲームの逆転裁判のいいところをすべてつぶしており、なぜこれをわざわざ逆転裁判を元ネタとして書かれたのか分かりません。 逆転裁判シリーズファンの方なら、コレよりも児童小説のほうを買うことをおススメします。 | ||||
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